スペーシア 全方位モニターの口コミを紹介

スペーシアの全方位モニターの口コミはどの様なものなのでしょうか。

現在スペーシアの購入を検討している方の中には、全方位モニターの口コミが気になっており、詳しい性能や実際のユーザー評価を知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

全方位モニターの導入は、決して安い買い物ではありませんので本当に必要か否かなど、購入検討者の方は詳しい概要を把握しておく必要があります。

そこで今回はスペーシアに装着される全方位モニターの概要や、全方位モニターを実際に装着しているユーザーの口コミや評価の紹介などを中心に、スペーシアと全方位モニターについて解説をしていきます。

スペーシア 全方位モニター 口コミ：全方位モニターとは？

昨今では、スペーシアをはじめとした軽自動車の安全装備強化が進んでおり、全方位モニターもその中の1つと言えますが、具体的にはどの様な装備なのでしょうか。

全方位モニターとは、フロントグリル・サイドミラー付近・リヤゲートの3カ所に4台のカメラを装着し、徐行や駐車時に車の周囲をモニターで確認することのできる機能を指します。

通常のバックモニターやサイドカメラ映像の場合には、接触物までの距離や目安となる誘導線などが平面画像として表示されますが、全方位モニターの場合には上空部分から車を見下ろす俯瞰映像（ふかんえいぞう）と呼ばれるハイカメラアングルを使い、立体的に車両の周囲を見渡せることが大きな特徴です。

それぞれの位置に設置されたカメラが、ミラーやボンネット部分に存在する死角部分を映し出すため、駐車やすれ違い時の接触事故を大きく減らすことのできる機能として重宝されています。

日本では2010年代前半から導入された技術で、各メーカーによってアラウンドビューモニターやパノラミックビューモニターなどと名称が異なりますが、機能としては同じ物となります。

スペーシア 全方位モニター 口コミ：全方位モニターは後付けできる？

全方位モニターは、スズキ純正オプション品として販売が行われていますが、納車後や中古車としてスペーシアを購入した場合でも、装着する事ができるのでしょうか。

結論としては、納車後や中古車の車両に後付けオプションとして全方位モニターを装着させることはできません。

これは、オプションの種類が関係しており全方位モニターの場合には、新車注文時のみに発注を行うことが出来るメーカーオプション品に設定されているためで、自動車の組み立て時のみ装着する事のできる装備品になっているからです。

ただし、メーカーオプションとなっているのは全方位モニターの主要部品であるカメラ部分のみで、実際に映像を映し出すために必要なナビゲーションは、ディーラーオプションナビとなり、こちらは納車後でも後付けを行うことが可能です。

そのため、全方位モニター機能を使用するには新車注文時に発注を行わなければなりませんので、注意をしてください。

スペーシア 全方位モニター 口コミ：全方位モニターに対応している純正ナビは？

前述した通り、全方位モニターのカメラ部分はメーカーオプションとなっているため新車注文時のみの発注となりますが、映像を映し出すナビゲーションは後付けが可能な純正ディーラーオプションとなります。

では、どの純正ナビゲーションが全方位モニターに対応している物なのでしょうか。

スペーシアにはパナソニック、パイオニア、ケンウッド、アルパインと4メーカーから9種類の純正ナビゲーションが設定されていますが、このうち全方位モニターに対応しているのは、パナソニック製スタンダードプラスモデルとエントリーモデル、パイオニア製スタンダードモデルの計6機種となっています。

ケンウッド製エントリーモデルや、名称にハイグレードモデルと記載されているアルパイン製純正ナビゲーションは、全方位モニターが装着されていても機能を使用することはできませんので注意をしてください。

スペーシア 全方位モニター 口コミ：社外ナビには対応している？

全方位モニターは、純正ナビゲーションであっても機能を使用する事ができない機種も販売されていますが、全方位モニターに対応している社外ナビゲーションはあるでしょうか。

結論から先に言ってしまうと、社外ナビゲーション本体のみで全方位モニターに対応した機種は販売されていないのが現状です。

これは、純正ナビゲーションと社外ナビゲーションで製造するメーカーが同じであっても、ケーブルを接続するカプラー部分の形状や全方位モニターを動作させるためのプログラムが社外ナビゲーションには備わっていないという事が、要因となっているためです。

ただし、社外ナビゲーションの一部の機種では別メーカーによって製造された全方位モニター映像変換アダプターを、社外ナビゲーションと全方位モニターの間に導入することで全方位モニターの機能を使用できる商品も販売されており、社外ナビの全てが対応していないという訳ではありません。

そのため、純正ナビゲーションが故障してしまった場合でも、変換アダプターが交換する社外ナビに対応している場合であれば、社外ナビでも全方位モニター機能を使用する事が可能ですが、全ての場合において純正ナビと同等に動作をするという訳ではありませんので覚えておくと良いでしょう。

スペーシア 全方位モニター 口コミ：全方位モニターの実際の口コミや評価は？

全方モニターの大まかな概要が分かったところで、ここからは実際の口コミや評価を紹介していきます。

実際に良い口コミや評価としては

• 都心部など狭い道路事情の場合に、接触を避けられるので重宝している
• 最近の駐車場は車の大きさに関係なく敷地面積を目一杯使い、スペースが狭めの所が多いため、死角を補ってくれるのは助かる
• 初期投資としては高いが、ぶつけて修理に出す費用を考えるとコストパフォーマンスは高い
• スペーシアは側面後方部分の死角が多く、事故を起こしてからでは遅いので着けたがミラーでは確認できない部分も把握する事ができるため便利

と言う口コミや評価が多くなっています。

反対にあまり良くない口コミや評価としては

• 映像がナビに分割して映し出されるため小さくて見づらい
• ハイアングル映像は仮想化した映像なので、本来の駐車線よりも曲がって表示される場合が多く、頼りにしすぎると真っ直ぐに駐車する事ができない
• あれば便利だけれども、スペーシアのような軽自動車クラスの大きさでは恩恵を受けるケースが少ない
• 道幅や駐車スペースが広い地域では、思っていた以上に活躍の場が少ない

などの意見が多く聞かれました。

全体としては、安全面の強化などから高評価を得ていますが、走行する環境によってはあまり必要では無いというケースもあるため、参考にすると良いでしょう。

スペーシア 全方位モニター 口コミ：まとめ

今回は、スペーシアと全方位モニターについて解説をしてきましたが、全方位モニターは車両の死角部分をカメラで映像化しナビゲーションの画面に映し出す機能である事が分かったと思います。

また、全方位モニターは新車注文時のみ装着が可能なメーカーオプション品と言うこともあり、納車後や中古車両への後付けを行うことは出来ませんので注意が必要です。

全体的な口コミや評価としては、安全性が向上するため高評価を得ていますが運転を行う環境によっては、使用する場面が少なく必ずしも必要という訳では無いなどの口コミもある事から、導入を検討している場合には参考にすると良いでしょう。