スペーシア旧型のカラーバリエーションが展開されているのか興味があるという方も多いのではないでしょうか。
スペーシアは女性にも車への親しみを持って欲しいと言うコンセプトからデザインが行われており、定番カラーからポップなカラーまで様々なボディーカラーが展開されている車種でもあります。
そこで今回は、旧型スペーシアのカラーラインナップや人気の高いボディーカラーの紹介などを中心に、旧型スペーシアとボディーカラーについて解説していきます。
目次
スペーシア 旧型 カラー:新旧スペーシアの違い
スペーシアは2008年に販売が開始されたスズキ・パレットの後継車種として2013年に初代モデルがデビューをし、現在では2代目となるモデルが販売されています。
旧型スペーシアは、パレットのコンセプトをそのまま引き継ぐ形でデザインが行われているため、ぱっと見では両車の違いが分からないほど似た外観をしていることが特徴です。
また、カラーバリエーションもパレットから引き継ぐ形で設定されており、定番カラーであるホワイト系やブラック系に加えて、女性を販売のターゲットにした薄ピンク色やオレンジ系などポップなカラーが設定されていた事も大きな特徴となっています。
2017年にフルモデルチェンジが行われた2代目新型スペーシアは、旧型モデルから大きくデザインが変更されており、旅行などで使用するキャリーケースをモチーフとしたデザインが特徴です。
また、新型はウインドガラスやヘッドライトなどに丸みを持たせ、旧型モデル以上に女性の購入者を意識したデザインとなっている事も大きな特徴ですが、旧型の様なオレンジ系や薄ピンク系などのカラーは廃止されグリーン系やブルー系のカラーが主体となっています。
スペーシア 旧型 カラー:旧型スペーシアのカラーラインナップ
旧型スペーシアは、2013年の販売開始から2017年のフルモデルチェンジまでの間、マイナーチェンジや年次改良が3回行われ、その都度ボディーカラーの追加や廃止を行ってきたことから以下の15種類前後のカラーがラインナップされています。
- クリスタルホワイトパール
- ブルーイッシュブラックパール3
- シルキーシルバーメタリック
- フレンチミントパールメタリック
- イノセントピンクパールメタリック
- フィズブルーパールメタリック
- キャンドルオレンジメタリック
- シフォンアイボリーメタリック
- フォレストアクアメタリック
- クールカーキパールメタリック
- アーバンブラウンパールメタリック
- スチールシルバーメタリック
- ムーンライトバイオレットパールメタリック
- ブリスクブルーメタリック
- フェニックスレッドパール
この中でも、ムーンライトバイオレットパールメタリックやスチールシルバーメタリックは、年次改良時に販売された特別仕様車限定のカラーとなっており、普段はスペーシアカスタム専用のカラー設定となっている事から流通している車両が少なく、希少価値の高いカラーとなっています。
また、ブリスクブルーメタリックやフェニックスレッドパールは、2016年12月~2017年12月までの短期間に設定されていたカラー展開となっており、旧型スペーシアの中でも非常に流通台数の少ない車両です。
スペーシア 旧型 カラー:旧型スペーシアの人気カラー・その1
ここまでは、新旧スペーシアの違いやカラーラインナップなどについて説明をしてきましたが、ここからは実際に旧型スペーシアで人気の高いボディーカラーを紹介していきます。
1つ目の旧型スペーシアで人気の高いボディーカラーは「クリスタルホワイトパール」と「ブルーイッシュブラックパール3」です。
ホワイト系やブラック系カラーは、他の車種でも人気の高いボディーカラーですが旧型スペーシアの場合でも例に漏れることなく人気の高いボディーカラーとなっており、購入者の半数近くがクリスタルホワイトパールまたはブルーイッシュブラックパール3を選んでいます。
また、ホワイト系やブラック系カラーは、その人気の高さからリセール時の価格が高額になるというメリットも併せ持っており、中古車市場において流通台数が多いことから購入候補車両が豊富である事も大きな特徴と言えます。
スペーシア 旧型 カラー:旧型スペーシアの人気カラー・その2
2つ目の旧型スペーシアで人気の高いボディーカラーは「キャンドルオレンジメタリック」と「フィズブルーパールメタリック」です。
この2種類のボディーカラーは、パレットでも採用されていたポップな明るいカラーとなっており旧型スペーシアが後継車種として引き継ぐ形でカラーラインナップに設定された色でもあります。
実際のカタログでも定番カラーのホワイト系やブラック系に加えて、旧型スペーシアのイメージカラーとして掲載されたこともあり、認知度の高さから人気を得ているボディーカラーとなっているようです。
2013年の販売開始以来、試乗車にも採用されるなど旧型スペーシアの顔として人気の高かったボディーカラーである事から、中古車市場でも流通台数が多くこの2種類のカラーは定番カラーに次ぐ人気の色となっています。
スペーシア 旧型 カラー:旧型スペーシアの人気カラー・その3
3つ目の旧型スペーシアで人気の高いボディーカラーは「イノセントピンクパールメタリック」と「アーバンブラウンパールメタリック」です。
前述した通りスペーシアは女性にも車への親しみを持って欲しいと言うコンセプトを引き継いだ車種ですが、その代表として販売開始当初から設定されていたのがイノセントピンクパールメタリックというカラーです。
カタログやメディアへの掲載は少なかったものの、落ち着いた雰囲気とさりげないポップ感が高評価を受け2016年12月のマイナーチェンジまで長期にわたって人気を得ていたカラーとなります。
また、このイノセントピンクパールメタリックの廃止に伴って新たに設定されたのがアーバンブラウンパールメタリックですが、こちらはシックな濃いめのブラウン系カラーとなっており、マイナーチェンジ後に設定されたボディーカラーとしては最も人気の高い色なっていることから、男女を問わず多くのユーザーから高評価を得たカラーでもあります。
スペーシア 旧型 カラー:まとめ
今回は、旧型スペーシアのカラーラインナップや人気の高いボディーカラーの紹介などを中心に、旧型スペーシアとボディーカラーについて解説してきましたが、ボディーカラーは旧型モデルが製造されていた全期間を合わせると、15種類以上ものカラーラインナップがある事が分かったと思います。
その中でもホワイト系やブラック系は定番カラーとして人気が高く、旧型スペーシアのイメージカラーでもあったオレンジ系やライトブルー系、女性をターゲットとした薄ピンク系やブラウン系の人気が高い傾向にあります。
これらのボディーカラーは中古車市場でも人気が高く流通台数も多いため、旧型スペーシアの購入を検討している場合には参考にすると良いでしょう。