スペーシアのスピーカーでおすすめの物はどれなのでしょうか。
現在スペーシアを購入やカスタムを検討している方の中には、スピーカーの交換を行いたいけれども、種類が多くどの商品が良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
スピーカーの善し悪しは、価格に比例すると言われていますが中にはコストを抑えた物でも十分に高性能な物も販売されているため、概要を知っておきたいところです。
そこで今回は、スペーシアに取り付けるスピーカーの選び方や、実際に評価の高い商品の紹介などを中心に、スペーシアとおすすめのスピーカーについて解説していきます。
目次
スペーシア スピーカー おすすめ:スピーカーの選び方は?
スペーシアには、標準装着品としてフロントドアの左右にスピーカーが1台ずつ設置されていますが、どの様な事を基準として交換するスピーカーを選べば良いのでしょうか。
車に装着するスピーカーは主に2種類あり、高音と中音域を出力するツィーター部分と低音域を出力するウーファー部分が分かれた構造となっているセパレート型スピーカーと、これらが1つのユニットとなっている一体型(コアキシャル型)スピーカーに分けられます。
セパレート型の場合
タッシュボード上などにツィーターを設置するため耳に音が届きやすく、立体的な音を楽しめるという点が特徴です。
ただし、ウーファー部分はドアスピーカー部分に装着を行うため設置の手間が掛かり、配線が複雑化することやコストが高くなると言うデメリットも併せ持っています。
一体型の場合
ウーファー部分の中央にツィーター設置されている事から、取り付けの手間や配線が簡略されコストが抑えられている点が特徴です。
ただし、ウーファー部分とツィーターが一体化しているため、音の立体感を感じづらくデッドニングなどの防音処理を行わなければ、交換した効果を十分に得られないなどのデメリットも存在します。
そのため、スピーカーを交換する場合にはコストや設置の手間、スピーカーの構造などを基準として選ぶ事が基本となります。
スペーシア スピーカー おすすめ:リヤスピーカーは追加できる?
スペーシアは、グレードを問わず全ての車両でフロントのみスピーカーが装着されているため、リヤ部分にはスピーカーが装着されていません。
そのため、後部座席では音が聞き取りづらくどうにかして欲しいと言われるケースも多いのが現状ですが、実際にリヤ部分にスピーカーを追加することは可能なのでしょうか。
結論から先に言ってしまうと、リヤ部分にスピーカーを追加することは可能です。
スペーシアのスピーカーは、フロントのみ標準装着されていますがリヤドアに配置されているスピーカーホールには、スピーカーを装着するための配線が通っていますので、このカプラー部分とスピーカーを結合すれば、簡単にスピーカーを増設することが可能となります。
ナビゲーションやオーディオ機器が4チャンネルスピーカーに対応している場合には、新たにスピーカー増設用のアンプを導入する必要もありません。
ただし、スピーカーに配置されている取り付け用のねじ穴とドア部分に配置されているねじ穴の位置が異なるため、設置を行う場合にはインナーバッフルと呼ばれるブラケットを用意する必要がありますので注意をしてください。
スペーシア スピーカー おすすめ:スペーシアにおすすめのスピーカー・その1
スピーカーの選び方や増設可能なことが分かった所で、ここからはスペーシアに取り付けられる物の中でも評価の高いおすすめスピーカーを紹介していきます。
carrozzeria TS-C1730S
このスピーカーは、カーナビゲーションやカーオーディオの老舗でもあるパイオニア・カロッツェリアから販売されているスピーカーです。
スピーカーの構造はセパレート型となっており、カロッツェリア製のスピーカーとしては中級グレードに位置するスピーカーとなります。
高音・中音域を出力するツィーター部には、アルミニウム合金が使用され緻密な音を描写する事ができ、ウーファー部分のフレームにはアルミダイキャストを使用している事から不要な共振を防止するなど、ハイグレードモデルに迫る品質が特徴です。
低音の出が良く、サブウーファーを導入しなくても様々なジャンルの音楽を楽しめることから、コストパフォーマンスと音質の高さが高評価を得ています。
スペーシア スピーカー おすすめ:スペーシアにおすすめのスピーカー・その2
KENWOOD KFC-RS173
こちらのスピーカーは、家電分野のコンポ製品でも定評のあるケンウッドから販売されているスピーカーとなります。
スピーカーの構造は、ツィーター部分とウーファー部分が1つのユニットとなった一体型となっており、ケンウッド製スピーカーとしてはエントリーグレードに位置するスピーカーです。
ケンウッド製スピーカーは、低価格であるにも関わらず高音の低音の表現が豊かであることが特徴となっており、エントリーグレードのスピーカーでも十分に音質を向上させることができるため高評価を得ています。
一体型のスピーカーとなるため、音の立体感に欠ける部分はありますが配線や設置に手間が掛からず、手ごろな価格でシステムアップを図れることからスペーシアの場合には、納車後の1台目の交換用スピーカーとして用いられるケースが多いスピーカーでもあります。
スペーシア スピーカー おすすめ:スペーシアにおすすめのスピーカー・その3
Claion SRT1633
このスピーカーは、様々な自動車メーカーの純正ナビゲーションやバスの音声設備などを設計している、クラリオンから販売されているエントリーグレードの一体型スピーカーとなります。
クラリオン製のスピーカーは、角が丸い自然体な音作りが特徴のスピーカーとなっており、他社スピーカーに見られる高音寄り・低音寄りと言った、音の偏りが少ないスピーカーでもあります。
スペーシアの場合には、リヤ部分の追加用スピーカーとして導入されるケースが多く、アンプなどを使用しなくても、十分に満足がいく音を手に入れることができる点から高評価を得ています。
また、スピーカーを取り付ける際に必要なインナーバッフルと呼ばれるブラケットも付属しており、別途で器具などを用意する必要がないなどコストパフォーマンスが高い事も評価が高い理由の1つのようです。
スペーシア スピーカー おすすめ:まとめ
今回は、スペーシアとおすすめのスピーカーについて解説してきましたが、スピーカーにはセパレート型と一体型の2種類がありコストや音の臨場感が異なる事が分かったと思います。
それぞれのスピーカー構造で、メリットとデメリットを併せ持っていますので特性を理解した上でスピーカー選びを行うと良いでしょう。
また、スペーシアは標準でフロント部分のみスピーカーが設置されていますが、リヤ部分にはスピーカーを設置するための場所やケーブルが配線されていますので、音場に不満がある場合には、スピーカーの追加をおすすめします。