オデッセイ マイナーチェンジの評価をご存知でしょうか。
1994年に発売開始されたホンダのオデッセイ。
すでに5世代に突入しているミニバンを代表する車ですが、2017年にマイナーチェンジが行われました。
多くのオデッセイファンの注目を集めることになったのですが、その評価はどんなものなのでしょうか?
オデッセイ マイナーチェンジの評価|安全性
今回のマイナーチェンジで特質すべき点は、Honda SENSINGが全車標準装備となったことでしょう。
オデッセイクラスの車のことを考えると待ちに待っていた装備と言えるでしょう。
ハイブリッドモデルでは、全車速ACCと電動パーキングが採用されますが、ガソリンモデルには採用が見送られた点は、オデッセイファンのよくないという評価にもつながっています。
ステップワゴンスパーダもハイブリッドモデル限定の仕様なので、ハイブリッド車に対する姿勢が強くなっているのかもしれません。
ただし、ガソリンモデルでは、歩行者事故軽減ステアリング機能が搭載されますので、安全性能でも一定の評価はできます。
オデッセイ マイナーチェンジの評価|エクステリア
エクステリアの変更では、フロントマスクの変更、ボディカラーがプラチナホワイト・パール、コバルトブルー・パールの2色が追加されたものの、ホワイトオーキッド・パールが無くなりました。
そして、ホイールが標準装備で17インチアルミホイールになりました。
フロントグリルはフォグランプの形状が変わった程度ですが、タイヤが17インチに変更されたことは、外観的なイメージが、さらに精悍な印象を与えることになり、多くの人の評価を集めています。
また、カラーリングで追加されたプラチナホワイト・パールは、白さを強調させていることから、オデッセイの清楚なイメージをさらに高級な車に仕立てくれています。
オデッセイ マイナーチェンジの評価|静粛性への期待
オデッセイハイブリッドは、リリースしてから、とても静粛性が高いことで、高い評価を得ていました。
その反面、ロードノイズが気になるのとの指摘も少なくもありませんでした。
今回のマイナーチェンジでは、車内静粛性をより良くするために、防音材を強化しています。
これにより、静粛性にも大きな改善が図られることになります。
ガソリンモデルにもこの変更は盛り込まれることになります。
走行性能がアップしても、ロードノイズが気になってすると、どうしても長時間の運転がきつくなってきます。
静かな走りが追求されたことも、評価を高くしている要因となっています。
オデッセイ マイナーチェンジの評価|ナビゲーション
快適なドライブ楽しむためには、ナビゲーションシステムの充実化も必要です。
今までは、社外ナビとして9インチモデルの選択肢が増えました。
オデッセイクラスだと、9インチ程度の大画面が望まれるのですが、運転性能をしっかりと支えてくれる大事な変更点なのです。
このナビでは、マルチビューカメラ機能が搭載できるようになりますので、7インチの純正ナビにしか対応していなかったことからすると、大きな進化点と言えます。
本当であれば、純正ナビとして採用してもらいたい点ではあったのですが、それでも利便性が高くなることは間違いありません。
オデッセイ マイナーチェンジの評価|価格のレベル
マイナーチェンジでは、アドバンスドグレードが無くなりました。
また、EXグレードもアブソルートのみからの選択となっているために、アブソルート自体のステータスが大きくなっているものと思われます。
そのようなことからマイナーチェンジだと価格は、少し高めの設定となっています。
それでも、オデッセイのファンの間では大きなマイナス評価にはなっていません。
発売開始から間もないことから、実勢価格も大きな値引きが行われていないために、価格に関しての評価はこれから段々と増えてくるのではないかと思います。
買い換え時は年度末のキャンペーン等の実施により価格がかなり変わってくるので、購入するタイミングでも変わってきます。
オデッセイ マイナーチェンジの評価|まとめ
根強いファンが多いオデッセイ。
20年以上の発売の中で、高い評価を得たモデルもあれば、販売が低迷したモデルもあります。
しかし、ホンダの車の中で、ミニバンの地位を一気に確立したり車でもあります。
したがって、今回のマイナーチェンジは、これから日を追うごとに、多くの評価が増えてくるはずです。
その内容は100%ウェルカムではありませんが、やはりミニバンの代表格であることは間違いありません。