オデッセイのマイナーチェンジ後の乗り心地を調査してみました。
オデッセイは余裕のある室内空間が特徴的で、子供がいる家族世帯に非常に人気のあるミニバンです。
2017年11月にマイナーチェンジを行い、走行面では大きな変更はないとは言え、オデッセイファンにとっては興味があるところです。
今回のマイナーチェンジにより、オデッセイの乗り心地はどの様に変わったのでしょうか。
オデッセイ マイナーチェンジの乗り心地:外観
車を選ぶ上で外観も乗り心地に大きく影響するものです。
オデッセイのマイナーチェンジでは、内装面だけではなく外観にも変化が見られます。
フロントグリルはラインの数が増えて、フォグランプは丸型から横長になり、少しシャープなイメージになっています。
ミニバンというとボックス型が多くなりますが、オデッセイのマイナーチェンジでは緩やかなラインになっています。
流れる様なラインで上品さが増していて、車の所有者としても洗練された様な気分になります。
カラーは7種類ですが、このフォルムには割とダークな色もマッチするので、乗る人の年齢を選ばないという点で成功していると言えます。
オデッセイ マイナーチェンジの乗り心地:シート部分
オデッセイのマイナーチェンジでは、主にシート部分が変更されています。
シートに幾何学模様が入り、スタイリッシュながらよりオシャレ感が増しています。
また、今迄口コミで要望が多かったドリンクホルダーが、2列目シートに装備されました。
更に、2列目と3列目のシートは余裕を持って座れる様に改善されていて、大柄な人でも窮屈さを感じません。
2列目シートはリクライニング機能が付いていて、長時間車の中にいてもストレスを感じにくくなっています。
オデッセイならではの広さとゆったりとしたシートで、乗り心地がよりアップしたと言えます。
オデッセイ マイナーチェンジの乗り心地:静音性より遮音性
オデッセイのマイナーチェンジでは、走行面は本当にマイナーにとどまっています。
ハイブリッドに関しては、エンジン音は殆どなくモーター音だけなので静音性が高く感じます。
しかしその分走行中の路面のノイズが大きく聞こえてしまいます。
少しわだちがあったり、一般道で路面状態が悪い場合にはかなりノイズが強く感じられ、乗り心地にも影響してきます。
今回のマイナーチェンジでは静粛性も加味されたとのことですが、ノイズ面に関しては大きな差はないと言えます。
但し、遮音性が高くなったので、周囲の車の音などはかなり聞こえにくくなっています。
オデッセイ マイナーチェンジの乗り心地:安定性
オデッセイのマイナーチェンジによる乗り心地の変化で、ドライバーにとって大きいのは安定感のある走りです。
オデッセイは元々他のミニバンに比べて床が低いので、重心が低く安定感がある走行ができます。
重心が低いことでコーナリングも安定感があり、山道でもじっくりと運転できます。
但し、ステアリングが重くなったという口コミが多く、長時間乗っていると腕が疲れると言われています。
もう少し軽い方が女性が運手し安く街中でも気軽に走行できるのでは、という意見がある一方、これくらい重い方が安全に運転できるという意見もあります。
オデッセイ マイナーチェンジの乗り心地:加速性
オデッセイのマイナーチェンジでの乗り心地の変化で、最も評判が高いのが加速性です。
ハイブリッドでは、エンジンは発電のみでタイヤを動かすのはモーターのみとなっています。
このモーターが高性能なので非常にスムーズに、しかもパワフルに発進できる様になっています。
アクセルを踏んでも中々動かないというストレスがない分、男性ユーザーに人気が高くなっています。
また、踏み込んだ時のリアクションも良く、ハイブリッドながら快適に加速ができるのです。
但しあまり強く踏み込むとエンジンの回転音が大きく響いてしまうので、慣れることが大切です。
オデッセイ マイナーチェンジの乗り心地:まずまず
オデッセイは2017年のマイナーチェンジにより、シート部分の乗り心地がアップしました。
ゆったりと座れることから、長時間ドライブのストレスを軽減できる様になっています。
但し、ハンドル操作の重さからすると、街乗りではなく郊外を走る方に趣を置いたのでは、と思われます。
走行面に関しては今後のフルモデルチェンジに期待しましょう。