NBOXターボとNAモデルの見分け方について紹介します。
NBOXを購入しようとしている方の中には、ターボとNAってどこで見分けるのだろう?と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は、外観、インテリア、性能・機能面から見ていきます。
NBOXターボの見分け方|ターボって何?
車が好きな方であればターボ、という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
とっても速そうなイメージですが、このターボって一体なんのことかご存知でしょうか?ターボとは排気ガスを有効活用してエンジンに空気を押し込む(過給)する装置の事です。
車の性能は基本的に排気量に比例するところが大きいのですが、このターボを装着することで小さな排気量であっても排気量以上の性能を引き出すことができるのです。
また同じ出力を目指すのであればエンジン自体を小さくすることが可能になりますから、燃費の向上にも役立つのです。
そういったエンジンをダウンサイジングターボ、と呼んでいます。
NBOXターボの見分け方|エクステリア
さっそくNBOXターボの外観の見分け方について見ていきましょう。
一般的にターボモデルではNAモデルと比べてインチアップされたホイールを装着していたりエアロが装着されていたり、はたまたライトがLEDになっていたり外観で違いがあることが多いのです。
しかしNBOXターボとNAモデルの外観上の違いはありません。
ですからターボモデルをパッと外から見ただけで見分ける事は難しいでしょう。
ということは、NAモデルを購入しても他の人からは気づかれることはない、という事です。
ただしNBOXカスタムであればターボモデルは15インチにアップされたスタイリッシュなアルミホイールを装着している、というわかりやすい違いがあります。
NBOXターボの見分け方|インテリア
外観では違いがないNBOXターボですが、インテリアは異なる点がいくつかあります。
まず運転席周り、ステアリングホイール(ハンドル)が異なります。
ターボモデルの場合本革使用でステッチ(縫い目)が入っていますが、NAモデルの場合ウレタン製で縫い目がありません。
些細なことですがターボモデルのステアリングの方が格段にお洒落でパッと見ただけで高級感が全然違ってきます。
そして見た目だけでなく握った時の感触も全く異なりターボの方がしっかりとしています。
そして最大の特徴がパドルシフトの有無です。
ターボモデルの場合ステアリングの裏側にマニュアル操作するためのパドルスイッチがありますが、NAモデルにはありません。
街乗りでパドルシフトを操作する機会はそれほどないかもしれませんが、エンジンブレーキを使いたい時などステアリングから手を離さなくて良いので便利です。
その他にもターボモデルの場合、シフトレバーのボタンがメッキ処理されており、室内のよいアクセントになっています。
NBOXターボの見分け方|インテリアその②
NBOXターボとNAモデル、内装で異なるのは運転席周りだけではありません。
後部座席の居住性も大きく異なるのです。
NBOXターボでは後部座席の真ん中にアームレストが標準装備されるのです。
これも小さなパーツですが、アームレストがあるのとないのとでは実際に移動した後の疲れ具合が全然違います。
シートの形状は同じはずなのに全く別物に感じるほどです。
またアームレストがあることで自分のスペースをしっかりと区切ることができますから、隣に座っている同乗者に気兼ねなくゆったりとくつろぐことができるのもメリットと言えるでしょう。
NBOXターボの見分け方|機能・性能
NBOXターボの機能でエンジン以外に大きな違いは後部座席スライドドアにあります。
ターボモデルは運転席側のスライドドアが電動のパワースライドドアですが、NAモデルは手動式です。
もしNAモデルにパワースライドドアを装着したい時はオプションで注文するしかないのです。
(5万4000円)動力性能はどうでしょうか?NBOXは軽自動車ですし、カタログ値だけで見ると数値的にはそれほど大きな違いはありません。
ところが実際に運転してみるとゆとりが違います。
もちろんNAのNBOXもキビキビと走ってくれるのですが、一度ターボを運転してしまうとそのゆとりの虜になってしまいます。
実際のユーザーの声にも「ターボ車は軽自動車とは思えないほどのパワーがある」や「高速の追い越しや坂道が余裕でありがたい」といった意見があります。
NBOXターボの見分け方|総括
ここまでNBOXのターボモデルとNAモデルの違いについて調べてきました。
NBOXは外観ではターボもNAも大きな違いはありません。
パッと見ただけではわからないのでNAモデルを購入してもターボモデルと比較されることはないでしょう。
しかし一方、インテリアはターボとNAでは色々と異なるようです。
また運転した感じもターボモデルの方がゆとりがあるのですぐにわかることでしょう。