ハリアーのエンブレムの外し方についてご紹介します。
ハリアーのエンブレムデザインはグレードや販売開始年度によって微妙に違います。
好みの色や形に変えるのもオーナーの楽しみ方です。
でも外し方を間違えると大事なハリアーに傷をつけかねません。
今回は上手なエンブレムの外し方を説明しますので参考にしてください。
ハリアーエンブレムの上手な外し方
ハリアーのエンブレムを外すときに必要な工具はプラスドライバーと六角レンチ、強度のある糸です。
プラスドライバーは車載工具キットで大丈夫ですが、糸は釣糸かタコ糸のように強いものの方が良いです。
糸はフロント以外のエンブレムを外すときに使います。
フロントエンブレムはボルトとツメで固定されていますが、他は強力な両面テープで貼り付けてあるだけです。
これは、ハリアーに限らずほぼ全車種同じと考えて大丈夫です。
ハリアーのエンブレムの外し方|フロントグリルの外し方
フロントエンブレムを外すには、まずフロントグリルを外します。
フロントグリルは六角ねじとクリップで固定されているので比較的外しやすいですが、センター部分のみ外しにくいクリップなのでコツが必要です。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=7ayZ3BRYm2o?rel=0]
ハリアーのエンブレムの外し方|フロントエンブレムの外し方
フロントエンブレムのみボルトで固定されています。
フロントグリルを外してしまえばねじ止めは1つのみですが、2つの引っ掛け型のツメがあります。
このツメがかなり折れやすいので取り外すときには細心の注意が必要です。
あとは新しくつけるエンブレムを装着し、フロントグリルを装着すれば終わりです。
外した時と逆の手順を踏むだけですので取り付けは比較的簡単です。
ハリアーのエンブレムの外し方|LEXUSエンブレムに交換する時の注意点
フロントをLEXUSマークに交換すると、ハリアーエンブレムより若干小さいため隙間ができます。
その隙間から板金が見えてしまうので、そこを隠すパーツ、フードプロテクタが販売されています。プラスチック製の黒いカバーです。
ハリアーエンブレム塗装などのサイズ変化が無い場合は不要ですし、見えてしまう板金部分に好みのビニールテープを巻くとカバーできます。
サイズの許容範囲設定はありません。
誤差をどう処理するかは自分の判断で工夫するしかありません。
ハリアーのエンブレムの外し方|リアエンブレムの外し方
フロント以外のエンブレムはクッション入りの両面テープで貼り付けられています。
かなり強力な粘着力のテープですので、無理矢理剥がそうとするとエンブレムが折れます。
強度のある糸を使えば両面テープのクッション部分を引き裂くことができます。
エンブレムの剥がし溶液も販売されていますが結構な値段です。
経費をかけてもきれいに剥がしたい場合は剥離溶剤の購入をお勧めします。
動画はSUZUKIですが、剥がし方は同じですので参考にしてください。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=g-kUnjPFQNw]
ハリアーのエンブレムの外し方|エンブレムを剥がす作業のポイント
エンブレムボディとの隙間に糸を入れ、のこぎりの要領で両面テープのクッションを裂いていきます。
糸の両端をしっかり持って、糸が直接ボディに触れないように、手前に引っ張るイメージで作業しないとボディに傷がつきます。
次第にエンブレムが浮いてきますが、まだ接着面が残っているのに無理矢理引き剥がそうとするとエンブレムが折れてしまいます。
エンブレムが取れると、ボディにテープの糊が残りますが、指ではぎ取れます。
もし剥ぎ取りにくかった場合は、ヘアドライヤーなどで温めると簡単に取れます。
あとはウエスで擦れば綺麗に取れます。
ただし、リアのマークは2箇所リブがついています。糸を進めていくと途中引っかかる箇所がありますので回り込むようします。