プリウスの補機バッテリーの寿命は?燃費が良くて、とても経済的な走りを見せてくれるハイブリット車。
世の中の車でも、ハイブリット車の占める割合がとても高くなってきました。
その中でも、トヨタのプリウスは、代表的な存在です。
1997年の発売開始以来、すでに4代目となる程に多くのタイプのプリウスがでてきています。
経済的にも環境的にも優しい走りを見せてくれるプリウス。
きびきびとした走りをも見せてくれます。
そこで補機バッテリーの寿命や交換する時の注意点を紹介をしています。
プリウスの補機バッテリーの寿命|バッテリーが2つあるプリウス
初めてプリウスを購入してから、数年経ってからの定期点検で、バッテリー交換をディーラーのサービスマンから言われました。
「補機バッテリーがへたってますから、交換した方が良いですよ。」
「補機バッテリー?それ何ですか?普通のバッテリーとは違うの?」
車のメンテをディーラー任せにしているオーナーの恥ずかしい会話なのですが、この時にプリウスに2つのバッテリーがあることを知った人も少なくないのではありませんか?
そうプリウスには、車を動かす動力バッテリーと従来の車のような役目を果たすバッテリーがあります。
それが補機バッテリーなのです。
プリウスの補機バッテリーの寿命|改めて補機バッテリーを再認識
そうです。
「補機」という言葉が付いてしまうので、迷ってしまうのですが、このバッテリーは、エンジンを始動させたり、ドアロックの解除・施錠、ライト、オーディオ、カーナビ等に電力を供給する役目を果たしています。
さすがにプリウスを走らせるためのバッテリーは、動力バッテリーになります。
時々、誤解されるプリウスオーナーもいるのですが、動力バッテリーに電気が十分に蓄えられていても補機バッテリーの電気が無くなっていると、全くエンジンを始動させることができないことです。
そして、気になるのは補機バッテリーの寿命です。
どの程度、持つのでしょうか?
プリウスの補機バッテリーの寿命とは?
補機バッテリーの寿命は、一般的に3年~5年とされています。
購入してから3年後の初回の車検時か次回の車検時までに、バッテリーを交換することが必要です。
しかし、プリウスのオーナーが思わず引き気味になるのは、補機バッテリーの値段。
補機バッテリーは、約4万円程度してしまいます。
これに交換の工賃まで含めると、5万円近くになる場合もあります。
ガソリン車で使われるバッテリーは、安い物では、1万円台で購入できる物もあるので、かなり効果な代物なのです。
これは、これは電気制御が多いプリウスならではのことなので、一般的なバッテリーは使えないのです。
プリウスの補機バッテリーの寿命|少しでも安くするために、
4万円もかかってしまう補機バッテリー。
それならばと、通販でできるだけ安い補機バッテリーを購入して自分で交換する方法を選択する人もいることでしょう。
でも、交換するためには、どんな作業が必要なのでしょうか?
まず、交換の時には、10mmのレンチが必要となります。
また、古い廃棄バッテリーの処分や、古い補機バッテリー外すと、ナビが初期化されたり、パワーウインドウ、バックカメラモニター等の設定も消えてしまいますので、バックアップアップを取っておく必要があります。
ここまでのことをするには、素人のオーナーには、中々難しいことです。
プリウスの補機バッテリーの寿命|結果的にカーディラーで交換してもらうのが安心
しかし、自分で交換したり、カー用品店で交換すると、後々、デメリットが発生してしまう可能性があります。
下手をすると、バッテリーが上がったままで、ナビのセキュリティが起動してしまい、ロックしたままになる恐れがあります。
また、バックモニターも使えないという状態もあり得ます。
このような状態でロック解除するためには、パスワードを入れないと復旧させることができません。
しかし、車のパスワードは、滅多に使うことがないので、覚えておくことも大変です。
と言うか、パスワードの存在さえ忘れてしまいそうです。
やはり、ディーラーに交換を任せるべきなのです。
プリウスの補機バッテリーの寿命|しっかりと把握してくれるカーディーラー
トヨタのカーディーラーには、定期メンテナンスのメニューが用意されています。
購入から3年、その後の2年パック。
安価なメニュー菜ので、車検時に契約をしておくと1回当たりの点検費用がとても安いのです。
これを契約しておくことで、定期点検の時に、キチンと補機バッテリーの寿命も診断してくれるので、結果的に助かるのです。
やはり、プロのアドバイスにしたがって、3年~5年で交換するのが、長く乗るためのコツです。