プリウスのバッテリー上がりでドアが開かない事も、どんなに立派な車でも、バッテリーが上がってしまうと、何もできなくなります。
それはプリウスでも同じことです。
プリウスと言えば、ハイブリッド車のパイオニアとも呼べるトヨタの車です。
1997年に発売開始されてから、多くのオーナーを取り込んできた車です。
この人気の高いハイブリッド車でも、時々、バッテリーが上がってしまい困った声を上げるユーザーも少なくありません。
そこでバッテリーの上がりの原因やバッテリーの復帰させる方法や注意点を紹介をしています。
プリウスのバッテリーが上がるとドアが開かない|簡単に上がっちゃうの?
車のバッテリーは、定期的に交換していく必要があります。
目安としては、3年程度で交換をすることが理想です。
しかし、何らかの事情で急にバッテリーが上がってしまうことがあります。
ライトの消し忘れ。
ドアが完全に閉まっていなかったことによる室内灯が灯きっぱなし。
こんなことから、バッテリーが急に上がってしまうのですが、プリウスでも例外ではありません。
その時によく聞こえる悲鳴は「ドアが開かない。」ということです。
この時の原因の多くは、バッテリー上がりが原因と判断して間違いないでしょう。
「ハイブリッド車なのに、そんなに簡単に上がっちゃうの?」と思うかもしれませんが。
プリウスのバッテリーが上がるとドアが開かない|2つあるバッテリー
確かにいきなりバッテリーが上がると、不思議に感じることでしょう。
特に電気のパワーで走るハイブリッド車なので、その思いは余計に強いことでしょう。
しかし、プリウスには2つのバッテリーが積まれています。
車自体を走らせるための電力をモーターに送る動力バッテリー。
そして、エンジン始動やドアの開閉、ナビシステムを動かす補機バッテリーです。
動力バッテリーは、常にガソリンエンジンの回転や減速時の運動で蓄電していますが、プリウスを動かすためには補機バッテリーが要なのです。
この補機バッテリーが上がってしまうと、エンジン始動はできないし、ドアを開けることもできません。
プリウスのバッテリーが上がるとドアが開かない|補機バッテリーの上がり
「ドアが開かない。」
プリウスのドアが開かない悩みを時々、オーナーが嘆くのですが、この時の原因のほとんどが補機バッテリーの上がりです。
しかし、その前に過ごし調べておくことがあります。
プリウスのドアが開かない場合、電子キーの電池切れもあります。
バッテリー上がりの可能性もあるのですが、電子キーの電池切れと思い、解錠ボタンの赤い光が付くのであれば、キーに原因ではありません。
このことでおおよそ補機バッテリーの電力が尽きてしまったことが推測されます。
このようになってしまったなら、バッテリーを交換するしかありません。
プリウスのバッテリーが上がるとドアが開かない|バッテリーを交換する方法
プリウスの補機バッテリーを交換するたまには、トヨタのカーディーラーで交換するか、JAFを呼んで対応する方法があります。
でも、エンジンを始動させるためには、他の車とブースターケーブルで繋いでエンジンを回してもらうやり方やジャンプスターターで充電する方法もあります。
その場でエンジンを始動させようとするなら、2つしかないでしょう。
しかし、ブースターケーブルがあったとしても、手助けしてくれる車がないと、意味がありません。
自分自身で単独復帰をさせるためには、ジャンプスターターを使うことが確実な方法でしょう。
プリウスのバッテリーが上がるとドアが開かない|ジャンプスターターとは?
ジャンプスターターは、車のバッテリーを電気を充電させる物ですが、形状はスマホのモバイルバッテリーに似ています。
大きさはかなりコンパクトなのですが、これで補機バッテリーを充電させることができます。
ジャンプスターター自体の充電には4~5時間かかるのですが、ジャンプスターター~エンジン接続すると、エンジン始動はあっという間にできます。
しかし、肝心なことはこの後です。
しばらくエンジンをかけっぱなしにして、バッテリーを充電させておく必要があります。
ドライバーの中には、エンジンが始動したからと言って、すぐにエンジンを切らないことです。
そうでないと充分な電力が貯まらないのです。
プリウスのバッテリーが上がるとドアが開かない|その後のバッテリー交換
これでひと安心できるのですが、できるのであれば、その後に新しいバッテリーと交換していた方が無難です。
1度上がってしまったバッテリーは、寿命が短くなる傾向があるので、切り替えた方がいいのです。
但し、バッテリー交換には、ナビデータ等のパックアップ作業が必要なので、できるだけカーディーラーに交換作業を依頼した方が堅実な対処方です。
ドアが開かない時の原因と対処法の流れはこんな感じです。