プリウスの補機バッテリーの交換費用について、プリウスはハイブリッドカーとして非常に人気のある車種です。
ハイブリッドのバッテリー交換すると、費用がいくつつくという情報が多くあります。
長くプリウスに乗っていて、そろそろバッテリー交換しなければと思っても、費用が50万円だ、10万円だと言われると心配になってしまうでしょう。
プリウスの補機バッテリー交換の費用や、少しでも安く済ませる方法について知っておきましょう。
プリウスの補機バッテリーの交換費用は若干高め
プリウスのバッテリーには「駆動用バッテリー」と「補機バッテリー」の2種類があります。
一般の車では単に「バッテリー」と呼ばれるもので、見た目的にはほぼ同じものです。
但し、ハイブリッドカーの「補機バッテリー」は、ハイブリッドとしてのシステムを起動させる為の電源となるもので、普通のバッテリーとは役割が違うのです。
プリウスの補機バッテリーの交換のタイミングは3年~5年と言われていて、一般車のバッテリーとさほど違いはありません。
但しプリウスの補機バッテリー交換の費用は、普通のバッテリーより高くなります。
バッテリーの料金は大体4万円前後、工賃が5千円前後が目安で、総費用は3万円~5万円がとなります。
プリウスの補機バッテリーの交換費用は何故高いのか
プリウスの補機バッテリー交換の費用が高いのは、バッテリー本体の価格が高い為です。
ハイブリッドの補機バッテリーの価格が高いのは、充電できる容量が大きいからという訳ではなく、内部の構造が普通のバッテリーとは全く違うからです。
一般的なバッテリーは使用することでガスが発生しますが、プリウスの補機バッテリーのには「VRLA」という機能が付いていて、ガスを制御したり、車外に排出する機能が付いているのです。
特殊な構造である為に価格が高いのであり、決して高いからと普通のバッテリーと交換したりしない様にしましょう。
プリウスの補機バッテリーの交換費用は自分で行えば安くなる
プリウスの駆動用バッテリー交換は高圧電流が取り扱える人が行う必要がありますが、補機バッテリー交換は知識があれば個人でも行えます。
費用を少しでも抑えたければ自分で交換するのが一番ですが、幾つか注意する点があります。
プリウスはグレードによってバッテリーサイズが違いますので、必ず確認しましょう。
また、最近ではバッテリー交換する際に盗難防止システムが作動してしまい、パスワードがないと使用できなくなるものが多くなっています。
ディーラーに解除して貰うと千円~2千円くらいかかり、工賃を節約した意味がなくなってしまうのです。
プリウスの補機バッテリーの交換費用をディーラーでも安く抑える場合
プリウスの補機バッテリー交換をするのに最も安心でおすすめの方法は、本体をディーラーに持ち込んで交換することです。
プリウスはバッテリー交換の際に初期設定が必要になりますので、素人が見よう見まねでするよりはやはりプロに任せた方が良いでしょう。
補機バッテリー交換の費用を少しでも安くしたいと思ったら、ネットで購入してディーラーに持ち込むと良いでしょう。
ディーラーで補機バッテリーを購入するとより高くついてしまいます。
ネットで安く買えれば、工賃がかかっても元が取れる位安く済ませられます。
事前にディーラーに持ち込み交換が可能か、工賃は幾ら位かを確認しておきましょう。
プリウスの補機バッテリーの交換費用と時期について
プリウスの補機バッテリー交換の費用を少しでも安くしたいからと、バッテリーが弱ってきたと思っても中々交換しない人もいます。
逆に「いつまで使えるのか切れるまで使ってみよう」と思っている人もいるでしょう。
しかしハイブリッドにはセルモーターがないので、エンジン音の異常などが認められず、前兆が分かりにくいのです。
ディスプレイに「補機バッテリー充電不足」と表示されたら速やかに交換しないと、ある時突然エンジンがかからなくなることもあるのです。
目安としては4年後と推奨されていますので、その時期までに予算を確保しておきましょう。
プリウスの補機バッテリーの交換費用はそれほど高くない
プリウスの補機バッテリー交換の費用は、一般的に4万~5万程度、ディーラー価格であっても高くて10万はかかることはまずありません。
しかしあまりに長期間放置していて、いざ交換という時に補機バッテリー以外に不具合が見つかると一気に費用がかかってしまうこともありますので、定期的に交換しておくのがおすすめです。