オデッセイのタイヤ交換のトルクを知っておくことは重要です。
タイヤの交換する時に耳にするのことのあるトルクという言葉。
トルクの定義は、力と距離の積で表される量を指しています。
力の単位はNですが、トルクの単位はN・m(ニュートンメートル)のとなっています。
主にエンジン、電動機、発電機、タービン等の機械工学などで用いられることが多くなっています。
オデッセイのタイヤとトルク|締め付けトルク
私達の身近な所では、タイヤ交換の時に用いられます。
オデッセイのオーナーでも、タイヤ交換の時に必要なキーワードです。
ホイールの締め付けトルクについては、ボルトとナットの締めすぎも緩めの締め付けも危険なのです。
だからこそ、適正な締め付けトルクできちんとタイヤ交換をすることが重要になってきます。
ドレスアップをこだわっているオデッセイのオーナーの人達もタイヤとホイール交換を行う可能性はあるので、この知識は正しく持っておく必要があります。
これを知らずして、ちょっとしたハプニングが大きな事故に繋がる恐れかあるのです。
オデッセイのタイヤとトルク|適正な締め付けトルクの重要性
すぐに想定しやすいケースは、ナットの締め付けが緩い場合。
緩いと走行中にナットが外れるだけでなく、タイヤそのものが無くなる可能性もあります。
もし、高速道路での出来事だと、ゾッとしませんか?
逆に締め付けがきつい場合は、ナットを付けるハブボルトという軸が折れたり、ネジ山がつぶれることがあります。
タイヤ交換でナットに回すレンチに足を置き全体重をかけて、ナット外しをする人が少なくありません。
経験のない人が、このやり方をすると、ハブボルトを破損してしまうことが珍しくないのです。
このようなことからも、適正なトルクを理解しておくことが大切はのです。
オデッセイのタイヤとトルク|規定トルクを知ること
では、適正な規定トルクとは、どの程度かのでしょうか?
普通車クラスの規定トルクは、だいたい10〜12キロ(100〜120N·m)くらいとされています。
車の重さや種類によっても変わってきますで、正確な数値を知るためには、整備解説書で確認したり、ホンダのデカーディーラーに聞いてみることです。
オデッセイの場合は、110N・mとなっています。
でも、知ったからといって、本当にタイヤを交換することがあるのかと感じるドライバーの人もいるかもしれません。
しかし、タイヤ交換をするケースは、以外と身近に起こりえることなのです。
オデッセイのタイヤとトルク|タイヤ交換をするケース
私達がタイヤ交換をするケースがあるとするなら、冬の時期にスタッドレスタイヤに履き替えたり、春にノーマルタイヤに替える時でしょう。
大抵はガソリンスタンドやタイヤ専門店、ディーラーの所で適正トルクで交換してくれます。
しかし、交換費用を抑えるために、自分で行うドライバーも少なくありません。
ただ、雪国ではない地域の人は、このような環境が少ないために、タイヤ交換を自ら行うことが少ないかもしれません。
しかし、タイヤのパンク、バーストの場合は、どうしても自分でスペアタイヤに交換しなければならないことも出てきます。
したかって、適正なトルクを意識しておくことは必要です。
オデッセイのタイヤとトルク|実際のタイヤ交換ではトルクレンチを
実際にタイヤ交換をしようにも、規定トルクとは、どの程度の力をかければいいのか分かりません。
オデッセイに備え付けのレンチはあくまで応急処置的に使う物なので、どの程度の力が適正なのか、把握することは不可能です。
このような時に便利なのが、トルクレンチです。
実際の使い方は、目盛りを規定トルクに合わせるだけ。
そして、ナットを締める作業に入っていくですが、トルクレンチは指定したトルクに達すると、カチっと音がするので、この段階で締め込むのを止めるのです。
これ以上の締め付けは、ハブボルトに余計な負荷をかけてしまうので必ずストップすることです。
オデッセイのタイヤとトルク|正しい適正トルクを知っておくと便利
タイヤ交換をすることは、前述の通りタイヤのバーストの時の交換があります。
この時は、非常時であることから、できるだけ早くスペアタイヤと交換をすることで、焦ってしまうでしょう。
そのために、余計な力でハブボルト破損という2次的トラブルさえ引き起こしてしまう可能性もあります。
このようなことからも、トルクのことを正しく理解しておかなければなりません。