NBOX トランクにベビーカーを載せる方法

積載・収納

2019.01.152019.12.16

NBOXのトランクにベビーカーを載せたいけれど、どうやって載せようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ベビーカーは折りたたんでも、思いのほか小さくならず、積み込みに苦労しますよね。

そこで今回は、NBOXのトランクにベビーカーを効率的に載せる方法や、ベビーカーの種類などを中心に解説していきます。

NBOX トランクにベビーカーを載せる｜ベビーカーが大きく感じる？

使っているときは、さほど大きさが気にならないのに、いざ車に載せようとすると、急にベビーカーが大きく感じると思われたことはないでしょうか。

これ、実はベビーカーの車輪の大きさが関係しているんです。

通常、どのタイプのベビーカーでも折りたたむと半分程のサイズに小さくなりますが、車輪部分だけはサイズが小さくなる事はありません。

一般的なベビーカーに使用される車輪の平均的な大きさは、直径15cmほどですが、なかには25cmの物まで存在します。

ベビーカーは折りたたんでも車輪部分が並列状態になることから、直径の2倍の大きさが必要となるため、狭い空間である車内では普段よりもベビーカーが大きく感じるのです。

では、どのようにしてNBOXにベビーカーを載せたらよいのでしょうか。

ベビーカー車に載せる際に問題となるのが、折りたたむのか、それともそのままかという点です。

ベビーカーの平均的なサイズは

となっており、NBOXのトランクルームのサイズ（いずれも最大寸法）は

ですので、計算上は折りたたむことなく、そのままベビーカーを載せられます。

しかし、これはあくまでも平均的なベビーカーのサイズですし、後部座席を後方へスライドさせている場合は、トランクの奥行きが350mm程度になってしまうため、折りたたんで載せることが基本となります。

また、シートアレンジを利用し、後部座席を前方へ倒して荷室を広げる場合も、ベビーカーを折りたたまずに載せることができますが、乗車できる人数が減ってしまうデメリットも。

ベビーカーをたたむかどうかは、乗車人数や荷物の多さに応じて使い分けるとよいでしょう。

結論からいうと、縦置きがおすすめです。

NBOXは、トヨタ・ノアや日産・セレナなどのミニバン車とほぼ同じ室内高である1,400mmが確保されたハイルーフ車です。

トランクルームの下には車載ジャッキなどが収納されているスペースとなっているため、200mmほど狭くなってしまいますが、それでも1,200mmの室内高を確保できます。

これなら、縦置きでも余裕を持ってベビーカーを載せられますね。

ヘッドレスト部分に固定用の紐やフックを取り付ければ、走行中にベビーカーが倒れてしまう心配もありません。

縦置きにすることで、トランクルームに半分の余裕ができ、他の荷物を乗せることもできます。

ベビーカーにはA型とB型という2種類の規格があります。

A型ベビーカーは、主に首がすわる時期までの新生児に適したベビーカーとなっており、ハンドル部分を前後で切り替えることができる他、頑丈に設計されていることが特徴です。

一方のB型ベビーカーは、生後7ヶ月頃から3歳ほどの時期まで使用でき、機能の一部がA型と比べて簡略されているため小型化されていることが特徴です。

2種類の平均的なサイズ以下の通りです。

全体的なサイズとしては、A型ベビーカーの方がB型よりも一回りほど大きい事が分かりますが、A型の場合にはハンドル部分も折りたためる機種が多いため、実際の高さはB型よりも低くなる傾向にあります。

B型ベビーカーは、フレームなどの設計が簡略化されているため、折りたたみ時のサイズもA型より小さくなりますが、多くの機種でハンドル部分の長さや向きが固定されているため、実際の高さは、A型よりも高くなる傾向にあります。

NBOXにベビーカーを載せる場合には、たたんで縦置きが理想ですが、チャイルドシートなどの設置によってトランクスペースが狭くなってしまうことがあります。

そんな時は、車載ジャッキなどが収納されている床下部分を活用しましょう。

NBOXには、スペアタイヤが搭載されていないため、車載ジャッキを常に載せておく必要はありません。

車載ジャッキの積載は法的に義務付けられたものではないため、取り出したからといって、検挙の対象になったり、車検を通過しないといったことはありません。

前述した通り、ベビーカーは車輪部分が一番場所をとりますので、この部分さえ積み込めれば、チャイルドシートなどの設置でトランクスペースが狭くなってしまっても、積み込むことができるという訳です。

NBOXにベビーカーを効率的に載せるには、折りたたんで縦置きに積載する方法が理想的です。

また、乗車人数やチャイルドシート設置など、その時の用途や場合に応じて、シートアレンジや床下収納などを上手に活用することをオススメします。