NBOXの車高調とHKSについて解説していきます。
NBOXの走行安定性を求めてHKSの車高調を検討しているが他社と比べて性能はどうなのか、またどの様な物を選べば良いのか悩んでいる方もいらっしゃると思います。
車高調はその車種に合った物を構成していかないと乗り心地が悪くなってしまったり、返って安定性を失うこともあるため慎重に選んでいく必要があります。
そこで今回は、NBOXの車高調について、車高調を導入する意味や実際にユーザーの評価が高い物を中心に紹介をしていきます。
NBOXの車高調HKSパーツ|車高調とは?
昨今ではNBOXの様にハイト系ワゴンと呼ばれる背の高い自動車が増えたため、街中でも車高調を導入している車両が増えていますが、車高調を導入する本来の理由を知っている方は少ないのではないでしょうか。
車高調とは車高調整式サスペンションの事で一般的には「しゃこちょう」と略されて呼ばれています。
元々はモータースポーツなどで直進安定性やコーナリングの安定性を向上させるために開発された物ですが、現在では車高を下げ見栄えを良くするためなどファッション性から導入を行う車が増えています。
では、レースなどを行う事のないNBOXになぜ車高調が必要なのかと疑問に思う方も居るかも知れませんが、ファッション性とは別に大きな効果が期待できるためです。
NBOXなどのハイト系ワゴン車は背が高いという特性から風に対しての抵抗が大きく横風が吹いた場合にはステアリングを取られてしまい横転するなどの危険があります。
そのため車高調を導入することで減衰力を調整し、走行の安定性を飛躍的に向上させることができ風に対しての影響を大きく減らす事ができるのです。
NBOXの車高調HKSパーツ|HKSとは?
HKSと言われても何のことだかピンと来ない方が多いと思います。
HKSとは、1979年に静岡県で設立された自動車部品製造メーカーで、日本国内を中心にターボチャージャーやレーシングサスペンションなどを製造しており、かつては国内のモータースポーツにも参戦をしていたメーカーです。
現在ではデモカーの出展や本来の大元の事業である車高調などのチュ-ニングパーツに特化した事業展開を行っており、NBOXの様なハイト系軽ワゴン車からミニバン車やスポーツカーなど幅広いジャンルの車高調パーツを設計しています。
また、チュ-ニングパーツを専門に扱う会社と言ってもHKSの直営店舗自体は少なく、大半の場合はタイヤ販売店や個人経営の自動車チューニングショップ、大型カー用品店などに製品を降ろしているため、目にする機会は比較的に多くエンジンオイルやスパークプラグなどでも縁のあるメーカーです。
NBOXの車高調HKSパーツ|売れ筋車高調パーツ その1
車高調を導入する意味やHKSと言うメーカーがどの様なものなのかが分かったところで、ここからはHKSで取り扱っている車高調パーツの中でも人気のある物を紹介していきます。
1つ目のHKS売れ筋車高調パーツは「HIPERMAX MAX IV」シリーズです。
MAX IVシリーズには4種類の規格が用意されていますが、いずれも本格ストリートスポーツを意識したサスペンションとなっており、操舵安定性を重視しながらも同乗者の疲労に極力配慮されたスポーツサスペンションです。
減衰力も30段階で調整を行う事が可能なため、適合車種に最適な細かいチュ-ニングを行う事ができる事から、高速走行をメインにしているユーザーからの評価が高い車高調パーツとなっています。
NBOXの車高調HKSパーツ|売れ筋車高調パーツ その2
2つ目のHKS売れ筋車高調パーツは「HIPERMAX S-Style」シリーズです。
HKSから販売されている車高調パーツの中でも、最も人気の高いチューニングサスペンションとなっており、NBOXの様なハイト系軽ワゴン車からミニバン車まで多くの車種に適合しているサスペンションです。
車高調ユニットを導入すると、どうしても足回りのセッティングが硬めになる傾向にあり、走行安定性の向上と乗り心地の両立は難しいと言われていますがこのHIPERMAX S-Styleシリーズはローダウンしている事を感じさせない乗り心地を実現しています。
NBOXに乗るユーザーからの評価も高く、シリーズの中でも「HIPERMAX S-Style C」が装着されており、家族が同乗する機会の多い方でも乗り心地を気にする事なくカスタマイズを行う事が可能な車高調パーツです。
NBOXの車高調HKSパーツ|売れ筋車高調パーツ その3
3つ目のHKS売れ筋車高調パーツは「HIPERMAX ダストブーツセット」です。
このパーツは直接的にローダウンを行う車高調パーツではありませんが、パーツを保護するために重要な役割を持ったオプションパーツでもあります。
NBOXにも装着が可能なHIPERMAX S-Style Cは、MAX IVシリーズの様にサスペンションのダンパー部分への保護パーツが装着されていないため、走行中の飛び石などでダンパー部分が傷ついてしまい破損してしまう危険や耐久性が落ちてしまう恐れがありますが、このダストブーツセットをダンパー部分へ装着させることによってパーツを保護する事が可能です。
HIPERMAX S-Style Cは社外品でありながらも3年または60000kmまでの保証期間が設けられているため、アフターケアも整った車高調パーツですが、パーツとしての価格は決して安い物では無い事から保険という意味で装着するユーザーが多い様です。
NBOXの車高調HKSパーツ|まとめ
今回は、NBOXの車高調について、車高調を導入する意味やユーザーの評価が高い物を中心に、NBOXの車高調とHKSについて解説してきましたが車高調は本来見た目を重視して導入するものでは無く、走行の安定性を向上させる目的で行う事が分かると思います。
特に全高が高く風の影響を受けやすいNBOXでは、ローダウンをする事によって飛躍的に安定性を向上させることができ、他の車種よりも効果を実感する事ができるでしょう。
また、HKS製の車高調パーツを取り扱う店舗ではサスペンションの他にベアリングやバンプラバーなどのオプションパーツ変更することで、さらに性能を発揮させる事も可能ですので相談をすると良いでしょう。