NBOX トランクに棚を設置しよう!
NBOXのトランクは奥行きこそ狭いものの、ハイト系ワゴンという特性を生かして棚を設置することで、劇的に利便性が向上する車です。
そこで今回は、NBOXのトランクルームを生かすための棚について、サイズやの設置方法、おすすめのグッズなど中心に解説します。
NBOX トランクに棚を設置|棚のサイズは?
NBOXのトランクに棚を設置するには、まず設置可能な寸法を測らなければなりません。
NBOXのトランクサイズは、全高1,205mm・幅1,120mm・奥行き630mm(いずれも最大寸法)です。
棚を設置する場合には、凹凸部分があるため1周りから2周りほど小さいサイズの物を選択しなければなりません。
トランクの下部両サイドはタイヤハウスとなっているため、足がついた棚を使用する場合には、最大寸法ではなくタイヤハウス間の実寸法を測ってください。
また、後部座席のヘッドレスト以上の高さまで荷物を積み上げてしまうと、運転席からの後方確認ができないため、高さにも注意しましょう。
NBOX トランクに棚を設置|積載量はどのくらい増える?
XBOXのトランクルームは標準時で奥行き440mm、後部座席を前方へスライドさせた場合で630mmの広さを確保するできます。
一般的な灯油や水などを入れる20Lポリタンク(高さ約400mm・幅350mm・奥行き220mm)で考えると、標準時の場合にはポリタンク2本分、後部座席を前方へスライドさせた場合には4本分を積み込める計算になります。
これに棚を1段分設置すると、単純計算で2倍の積載量を得ることができるため、空間を有効的に使う事ができます。
後部座席が標準位置の場合
・ポリタンク2本分(容積40L分)→ポリタンク4本分(容積80L分)
後部座席を前方へスライドさせた場合
・ポリタンク4本分(容積160L分)→ポリタンク8本分(容積320L分)
あくまでも実寸法に対しての数値ですが、単純に棚を1段分追加するだけで大きく積載できる量が増え、空間面積を有効的に利用できることが分かると思います。
NBOX トランクに棚を設置|棚の入手方法
NBOXのトランクは、棚を設置するだけで積載量を増やす事が可能ですが、残念ながら純正アクセサリーとしては販売が行われていません。
そのため、基本的には以下の2通りの方法で棚を設置することになります。
内寸に合ったテーブルやラックなどを購入
最も簡単に棚を設置できるのは、市販のテーブルを応用することですが、重量に加えてNBOXのトランクに最適なサイズを探す手間が難点となります。
木材加工店などでオーダーメイド
木材加工の場合には、質感やフィット感を重視する場合に最適ですが、凹凸部分も含めた正確な寸法の計測が必要となり、オーダーメイドとなるため費用と時間が多くかかってしまう難点があります。
これらの問題を解決するため、次の項目ではコストを抑え簡単に棚を作成する方法や、大きな加工を必要としないDIYを紹介します。
NBOX トランクに棚を設置|100均グッズで作成
昨今の100円均一ショップでは様々な便利グッズが販売されていますが、その中の1つにメタルラック(またはスチールラック)という商品があります。
このメタルラックは、棚板の四隅に棒を差し込んで組み立てられるので、特に工具やDIYの知識がなくても簡単に組み上げられます。
ホームセンターなどでもよく目にする商品ですが、100円均一ショップのメタルラックには以下の大きなメリットが存在します。
- ホームセンターなどで販売されている物よりも安い
- 小さなサイズが揃っている
- コストカットのために軽量化されている
特にサイズ面は非常に優秀となっており、100均メタルラックの一般的な棚板の大きさは、幅450mm・奥行き250mmと、NBOXのトランクで使用するには最適なサイズ展開となっているのです。
また、NBOXの室内幅に合わせて設置を行う場合には、最低2つのメタルラックが必要となりますが、2つを組み立てた場合でも費用は2,000円以下とコストパフォーマンスに優れている点も嬉しいですね。
NBOX トランクに棚を設置|ホームセンターで揃える
ホームセンターで購入できる物の中にも、大きな加工を行わずに棚を作成できるグッズがあります。
代表的ものとしては、プラスチックパイプや、簡易切断が可能な鉄製パイプを利用する方法です。
これらのパイプ類は、組み上げる際にジョイントと呼ばれる接続部品を使用するため、特殊な加工を行う必要はなく、ブロック遊びのような感覚で簡単に棚を作成できます。
また、用途に合わせて、サイズや形を自由に設計できるメリットも。
プラスチックパイプの場合はのこぎりで、鉄製パイプの場合には専用器具がなければカットサービスを利用して切断できますので、特別な知識は必要ありません。
棚板となる部分には園芸用ネットや、比較的安価なコンクリート造成パネルを使用するなど、重量とコストを抑えるられる点も魅力です。
NBOX トランクに棚を設置|まとめ
今回は、棚の作成、設置方法などを中心に解説しました。
純正アクセサリーとして販売されていないため、代用品やNBOXに合わせた加工品を購入することが基本となります。
100円均一商品やホームセンターなどで販売されているパイプ類を利用することで、費用を抑え簡単に作成が可能ですので、多くの荷物を効率的に積みたい方は検討してみてはいかがでしょうか。