プリウスの不人気色はいったい何色？

プリウスの不人気色はいったい何色？1997年に発売されて以降、ボディカラーも年々増えてきたのがトヨタのプリウスです。

全国の販売店では売れ行きの高く人気の色がある反面で、売れ行きがあまり芳しくないような不人気色も存在しています。

プリウスの不人気色に注目してみると、今後色を選ぶ時のヒントが得られます。

プリウスの不人気色の傾向を見てみましょう。

プリウスは人気色も不人気色も含めて9種類の色から選べる

2018年2月の段階で、プリウスには全9色が用意されています。

白系のホワイトパールクリスタルシャインという明るい色は、全体の販売の3割以上を占めている人気色です。

スーパーホワイト2という白系も、上位に位置します。

黒系のアティチュードブラックマイカ、シルバーメタリックといった色も人気ランキングの上位です。

プリウスは白・黒・シルバーといったモノトーン系で、人気の上位を占める傾向にあるのです。

そしてプリウスで若干なりとも不人気色となっているのはこれ意外です。

それぞれの色の特徴と不人気の理由を見ていきましょう。

プリウスはカラフルな色合いだと若干不人気色となる

見た目からカラフルと感じる色使いのプリウスは、不人気色とは言わずとも、人気ランキングの中位に甘んじている存在です。

プリウスに最近登場した色では、エモーショナルレッド、サーモテクトライムグリーンなどがカラフルの代表格です。

エモーショナルレッドのほうは鮮やかな色、よく目立つ色、スポーツカー的な色などの印象が持てます。

一方でサーモテクトライムグリーンは、プリウスの中で最も派手な色、明るい色、アクティブな色、若い人が好む色といった印象です。

どちらも派手な色合いなことが、人気上位に入ってこない理由でしょう。

街で目立ちたいという人ならこの色を選んでみてください。

グレーメタリックなプリウスは渋すぎて不人気色

プリウスのなかでも渋い色の代表格といえるのが、このグレーメタリックの色です。

人気のシルバーメタリックよりも、1段階か2段階ほども暗めなシルバーといった印象があります。

この色は決して一番不人気色というわけではないのですが、他の色に比べれば不人気と言える傾向が出ています。

グレーメタリックは車体の影が若干強調される色で、渋すぎるとか大人過ぎる印象を持っていることが、不人気の理由なようです。

逆にグレーメタリックを良いイメージで語れば、大人のイメージな色、目立たないけど当たり障りない色といった感じでしょう。

ダークブルーマイカメタリックのプリウスは意外な不人気色

日本人は子供の時から青系の色を好む人が多いといいます。

しかしプリウスで唯一の青系、ダークブルーマイカメタリックについては、不人気色のほうに含まれています。

この色は「ダーク」が付くように若干暗めなブルーが特徴です。

ダークブルーマイカメタリックは、大人の雰囲気がある色、派手すぎないけど目立つ色、暗めの空や海をイメージする色などの印象で見られています。

目立つことを好む人が、この色を避けるのでしょうか。

決して悪いイメージのない色なだけに、不人気は意外かもしれません。

それだけ他の色が好まれていると言い換えることもできます。

プリウスで不人気色の代表格はスティールブロンドメタリック

プリウスの販売店が発表している、もっとも不人気色のダントツが、このスティールブロンドメタリックです。

この色はプリウスのなかでもエモーショナルレッドやサーモテクトライムグリーン等と同様に、新たに生み出された色に含まれています。

シルバーメタリックよりも暗めで、グレーメタリックよりは明るい位置にありますが、ブロンドと入っているように若干金色が加わっているのが特徴です。

耳にしてすぐには思い浮かべることができづらく、見た感じでも微妙な色合いでもあります。

若い人向きじゃないという意見が多いことから、スティールブロンドメタリックの不人気の理由が分かります。

しかし良く言えば、渋いけどちょっと違いの見える色、大人な色といった印象でしょう。

プリウスの不人気色だと何か損をする？

こうした人気の色から不人気の色まで、各種用意されているのがプリウスです。

今後も新しい色が登場する可能性もあります。

世間で不人気と言われることは関係なく、自分が好きだからと不人気色を気に入る人も多いでしょう。

その時に不人気色のプリウスに乗っていると、何か損することはあるのでしょうか。

例えば車の色を見られたとき、この人は地味な人だ、暗い人だ、自分と趣味が違う人だなんて思われるかもしれません。

しかし不人気色と言っても、普通は人格までも否定されるような心配は無さそうです。

ただ、乗っている車をいつか中古で売却することを考えた時、人気色のほうが若干高く買い取られることはあるそうです。

こうした点を気にするかどうかは、乗る人次第と言えることでしょう。