オデッセイハイブリッドの雪道走行を考えてみます。
オデッセイは、ホンダより販売されている7~8人乗りのミニバンになります。
ハイブリッド、ガソリン車の2種類が販売されています。ガソリン車には、駆動方式が前輪駆動、四輪駆動があるものの、ハイブリッド車では、前輪駆動車のみの販売となっています。
雪道走行ということで四輪駆動車じゃなくて大丈夫なのかと考える方も多いかと思います。
今回、オデッセイのハイブリッドの雪道の適合性について述べます。
オデッセイハイブリッドの雪道走行|適しているか?
オデッセイの車体価格はガソリン車のほうが、グレードにもよりますが、数十万円単位で安くなります。
一方でハイブリッド車は、車両価格が高いもののガソリン車よりも燃費効率が各段に良くなります。
このため、年間走行距離が多い人ほど、ハイブリッド車を購入した方が、燃料代を抑えることができるので、経済的だと思います。
しかし、ハイブリッド車は、駆動方式が前輪駆動であり、雪道の運転には向いていないのではと思う方もいるかもしれません。
まさしくその通りで、四輪駆動車の方が雪道の運転には適しているかと思います。
しかし、前輪駆動車が全くダメなわけではありません。
使い方次第では、全く問題無く雪道を走行できます。
オデッセイハイブリッドの雪道走行|埋まらないのか?
オデッセイは、車体重量が重いので、前輪駆動車では雪道走行時にタイヤが埋まりやすいのではないかと心配される方もいるかと思います。
筆者は、北海道在住であり、毎年冬の積雪量が1メートルを超える地域に住んでいますが、四輪駆動車でも積雪条件によってはタイヤが埋まってしまい、走行不能になっている場面を何度も見ています。
ですので、四輪駆動車の方がベターというくらいで、前輪駆動車でも冬の雪道走行は問題無く利用できると思います。
車の購入時に性能を重視するのも大事ですが、雪道を走行するにあたっては、雪道走行に関する正しい知識を持っているかどうかの方が重要であると思います。
オデッセイハイブリッドの雪道走行|大丈夫な理由
ハイブリッド車は走り出しの時、モーターを利用してガソリンエンジンを停止させています。
こうすることで、ガソリンの利用量を少なくできるわけですが、さらに燃費性能を向上させるために、動き出しに余分なパワーを使わないように前輪駆動となっています。
雪道での発信では、夏場のアスファルトとは異なり、路面が滑りやすいので、より強い力を必要に感じるかもしれません。
しかし、雪道であってもアイスバーンになっている部分以外は、皆さんが心配されるほど滑ったりしません。
思っている以上にスムーズに動き出すことができます。
ですので、アイスバーンができやすい場所がどのような場所なのかを知っていれば、危険を回避した運転ができます。
また、アイスバーンの上に停車してしまっても、ゆっくりと動き出すように注意するように心がけましょう。
オデッセイハイブリッドの雪道走行|注意する道路
ハイブリッド車で運転しているときは、アイスバーンを通過する際、スピードを緩めて、スリップさせないように気を付けましょう。
アイスバーンといっても様々な種類があります。
交通量の多い道路で、車の往来によって雪が踏み固められて、その部分が気温低下によって凍り付く圧雪アイスバーンや、日中の雪解け水が、気温低下によってアスファルトの上で凍り付くブラックアイスバーン等が挙げられます。
ブラックアイスバーンは、夜間の運転では目視で確認し難い場合が多く、スリップ事故発生の大きな原因の一つに挙げられます。
これらのアイスバーンは、交通量の多い道路や、信号機のある交差点周辺、日当たりの悪い道路で発生しやすいので、このような場所を運転するときはスピードを緩めるように心がけましょう。
オデッセイハイブリッドの雪道走行|危険回避方法
アイスバーンに注意していても、滑ってしまうことは多々あります。
特にブラックアイスバーンは分かり難いです。
オデッセイは、車体が大きいので、滑ってしまうと運転者は非常に恐怖を感じることと思います。
ですので、まず雪道走行の際に注意すべきことは、スピードを出しすぎないことです。
夏の路面と同じような感覚でスピードを出していると、まず間違いなく滑ったときに対応できず、事故を引き起こすでしょう。
雪道走行では、完全停車に必要な距離が夏場の倍くらい必要と考えても過言ではないと思いますので十分な車間距離を保って運転することが重要になります。
オデッセイハイブリッドの雪道走行|安全に運転できます
オデッセイのハイブリッドに限らず、全ての車に言えることだと思いますが、雪道走行のときは、安全運転をするためにスピードを出しすぎないように気を付けることが最も重要だと思います。
運転初心者は、特にアイスバーンを通過するときは慎重に運転し、滑ってしまっても急ブレーキをかけずに断続ブレーキをかけて止まるということを習慣化することで、危険を回避し、安全な運転ができます。