Nボックス エンジンがかからない原因と対処法は?
Nボックスに乗って出かけようとしたら、エンジンがかからない…そんなことになったら慌ててしまいますよね。
もちろん故障の可能性もありますが、エンジンがかからない場合は、いくつかの原因が考えられ、自分で簡単に解消できるものもあります。
今回は、Nボックスのエンジンがかからない原因と、その場合の対策についてご紹介します。
Nボックス エンジンがかからない原因とは?
Nボックスのエンジンがかからなくなる原因は故障だけでなく、操作ミスということもあります。
具体的な事例を以下に挙げます。
- シフトレバーが「P」にない
- ブレーキを踏んでいない
- スマートキーの電池切れ
- バッテリーの電圧低下
- エンジンのプラグの劣化で点火しない。
- ガス欠
1、2、6についてはレバー位置やブレーキペダル、ガソリンメーターを確認すれば、すぐに解決すると思います。
そこで次からは、3、4、5の場合の対処方法についてご紹介します。
Nボックス エンジンがかからない!|スマートキーの電池切れ
スマートキーは鞄などに入れた状態で、ドアの解錠・施錠、エンジンの始動ができるとても便利なアイテムですが、それぞれの操作にはキー内部の情報を使用しています。
そのため、電池切れになるとキーが情報を発信できなくなり、エンジンをかけることができません。
Nボックスのスマートキーは電池残量が少なくなると、エンジンをかけるタイミングで「ピーピーピー」という警告音が鳴り、メーターパネルには「KEY BATT」と表示されるので、そのときは速やかに電池交換を行いましょう。
なお、電池の寿命の目安は約2年になりますので、残量に関わらず定期交換することをおすすめします。
また、スマートキーの電池が切れた状態でエンジンを始動する手順は以下の通りです。
エンジン始動手順
- スマートキーから内蔵キーを取り出しドアロック解除して車内に乗り込みます。
- 内蔵キーをスマートキーに収納しプッシュスタートボタンを押します。
- エンジンが始動せず「ピーピー」という警告音が鳴り、同時にプッシュスタートボタンが点滅することを確認します。
- 警告音が鳴っている間に、スマートキーのホンダエンブレム部分をプッシュスタートボタンに接触させます。
- 「ピッ」という警告音が鳴り、再びプッシュスタートボタンが点滅し始めます。
- 点滅から約10秒以内に普段通りブレーキを踏み、プッシュスタートボタンを押します。
Nボックス エンジンがかからない!|バッテリーの電圧低下
バッテリー電圧が低下している場合は、上記の方法を試してもエンジンがかかりません。
バッテリー電圧の適正値は、12.5~13V未満であり12V以下になると、エンジンがかからないトラブルが起きます。
バッテリー電圧低下による対処は、新しいバッテリーに交換する、または充電するの二択になります。
もし、電圧をチェックして適正値より低い場合は、早めに交換しましょう。
またNボックスにはアイドリングストップ機能があるので、専用のバッテリーが必要になります。
車の知識が少ない方は、ディーラーで交換してもらうことをおすすめします。
Nボックス エンジンがかからない!|スパークプラグの劣化
NBOXのエンジンがかからない原因には、エンジンのスパークプラグ劣化も考えられます。
スパークプラグは、ガソリンと空気の混合した気体に火花を出すことで、エンジンが回転し続けることができる、とても大事な部品です。
バッテリーの電圧は適正値なのに、エンジンのかかりが悪くなったり、停車時やパワーウィンドウ操作時に、アイドリングが不安定でエンジンが止まりそうになる場合は、スパークプラグの劣化を疑いましょう。
こちらも、ディーラーに相談して交換してもらったほうがよいでしょう。
Nボックス エンジンがかからない!|まとめ
今回はNボックスのエンジンがかからない原因と対処方法についてご紹介しました。
完全にエンジンがかからなくなる前には、いつもと違う症状が現れることが多いようです。
ちょっとおかしいなと感じたらディーラーなどで点検してもらいましょう。
また日々安心して乗るためにも、定期的な点検を欠かさずに行いましょう!