NBOXのECONについての概要と常時ECONをOFFにするための方法を紹介します。
NBOXにはECONスイッチが搭載しています。
ECONスイッチをONにすると燃費優先で自動制御することができるので非常に便利です。
一方でECONモードになっていることによるデメリットもあり、ECONを常時OFFにしたいという方もいます。
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NBOXのECONの概要ECONモードを常時OFFにできない？
ECONモードは以前のNBOXではターボ車以外は標準装備となっていましたが、現在では全モデルに標準搭載されています。
ECONモードがONかOFFかはメーターに付いているECONのマークで確認できます。
マークが点灯していればECONモードがONになっている状態です。
ECONによる低燃費の状態となっている場合には、メーター中央の照明色が緑色に変わります。
運転開始時にはECONモードはONの状態になっていますが、もし使いたくない場合にはECONスイッチをOFFにすればECONモードは機能しません。
そのためECONモードを常時OFFにして走行することは可能です。
しかしECONはエンジン始動時には必ずONに切り替わってしまうため、最初からECONモードをOFFにして走行することはできません。
NBOXのECONモードを常時OFFにしたくなる理由
ECONモードによる一番の効果は燃費です。
自動車運転において燃費を悪くするおもな原因はアイドリングと急加速、急加速です。
交差点で信号待ちをしている時でもエンジンがかかっていればガソリンが消費されます。
NBOXはECONモードがONの場合、アイドリング状態になると自動的にエンジンが切れますので燃費の向上を期待できます。
また運転時についついやってしまうのが急発進や急加速についてもECONモードがONになっていると自動的に滑らかな発進や加速になるように制御し、無駄なガソリンの使用を妨げてくれます。
しかしNBOX所有者の中にはECONが使いづらいという声も上がっています。
1つ目は出だしが重いという点です。
ECONモードによって加速が制御されるため、広い幹線道路などで勢いよく加速をさせたいときには、ECONモードが邪魔に感じてしまいます。
2つ目はエアコンの効きが悪くなる点です。
ECONモードによってアインドリングストップ機能がかかると、エンジンは止まっている状態になりますのでエアコンは送風モードに切り替わります。
夏場の暑い時期ではすぐに車内が蒸し暑い状態になってしまうため快適に過ごせなくなってしまいます。
そのためにNBOXのECONモードを常時OFFにしたくなるわけです。
ECONに不慣れな人はNBOXのECONモードを常時OFFにしたい
ECONモードに不慣れな人は突然のアイドリングストップに焦ってしまうこともあります。
たとえば信号待ち以外の状況でも軽くブレーキを踏んだだけでアイドリングストップ状態になってしまうことがあります。
通常の走行時では問題はありませんが、狭い道路から広い幹線道路へ合流するときなどでアイドリングストップ状態になるとスムーズに合流できなくなるのでかなり不便に感じてしまいます。
またECONモードは燃費には大きな効果を発揮しますが、エンジンをこまめに停止させる分バッテリーに負担がかかります。
バッテリーをなるべく長く使用したいドライバーにとってはやや不便です。
そのためにNBOXのECONモードを常時OFFにしたいドライバーは多くいます。
NBOXのECONモードを常時OFFにするためのアイテム
NBOXのECONモードはエンジン始動時には必ずONの状態になっています。
そのためECONモードを常時OFFにしたいドライバーは毎回ECONスイッチを切らなければならず不便です。
そうした方のためにECONアイドリングストップキャンセラーはおすすめです。
ECONアイドリングストップキャンセラー
これを取り付けるとエンジン始動後に自動的にOFFになり、手動でOFFにする煩わしさが無くなります。
ECONアイドリングストップキャンセラーはインターネットやカー用品店で販売されています。
値段も非常にお手ごろで3,000円前後で購入することができます。
NBOXのECONモードを常時OFFにするアイドリングストップキャンセラーの取り付け方
NBOX用のアイドリングストップキャンセラーにはパーツのほかに取扱説明書が付いています。
パーツはシンプルで2つの配線とエレクトロタップがあります。
パーツはECONボタンの裏側とヒューズボックスの部分に取り付けるのみです。
ECONボタンのカバーは簡単にはずすことができますし、配線もかなりシンプルなため、普段NBOXの電気系統を触らない方でも簡単に取り付けることができます。
アイドリングストップキャンセラーの取り付けは10分程度、慣れない方でも30分あれば大丈夫です。
簡単な取り付けでECONモードを常時OFFにすることができ、アイドリングストップによる煩わしさから開放されます。
NBOXのECONモードを常時OFFにするために
NBOXのECONモードは燃費向上のためには便利な機能ですがデメリットもあります。
そのためECONモードを上手に使い分けることによって快適な走行を楽しむことができます。
通常の走行ではNBOXのECONモードをONにするほうが良いですが、幹線道路などで合流や追い越しなどによる加速が必要な場合にはOFFに切り替えるほうが走行がしやすくなります。
渋滞時にはECONモードがONの場合にはエンジンが停止するので燃費が向上しますが、夏の暑い時期などでは車内の温度が急上昇することもあるので小さなお子さんを乗せる場合には注意が必要です。
もしECONを常時OFFにされたいならアイドリングストップキャンセラーを使用するのがおすすめです。