NBOX アイドリングストップの設定方法、ご存知ですか?
NBOXの標準装備として搭載されている「アイドリングストップ」システムは、燃費の向上に一役買っている機能です。
今回は、NBOXのアイドリングストップの設定方法、そして設定しているのにアイドリングストップが作動しないときの確認方法などについて解説します。
NBOX アイドリングストップ 設定|機能
アイドリングストップは、赤信号などで停止した時に、一定の条件を満たすと自動的にエンジンが停止するシステムのことです。
停止時にブレーキペダルを踏んでいるだけでエンジンが停止して、ブレーキペダルを離すとエンジンがスタートします。
アイドリングストップ中は、エンジンが止まって余分なガソリンを消費しないため、燃費が向上し、環境への配慮もしている機能といわれています。
NBOX アイドリングストップ設定方法
NBOXのアイドリングストップシステムをON/OFFするときには、ECONスイッチ操作することで切り替わります。
ECONスイッチを押し、ECON表示灯が点灯しているとシステムがON状態になります。
ECON表示灯が消灯しているときは、システムはOFFの状態です。
前回の走行時にOFFにした場合でも、再度エンジンを始動させると自動的にONになります。
NBOX アイドリングストップ設定|動作しない場合
NBOXのアイドリングストップ設定をしているのに動作しない場合は、条件が整ってない可能性があります。
その条件を以下に紹介しますので、確認してみて下さい。
- ブレーキペダルを離したとき
- ハンドルを動かしたとき
- セレクトレバーをR、L、Sに操作したとき、またはNからDに操作したとき
- バッテリーの放電量が多いとき
- アクセルペダルを踏んだとき
- 運転者がシートベルトを外したとき
- デフロスタースイッチを押したとき
- エアコン使用中で設定温度と車内の温度差が大きくなったとき
- 坂道で停車中に、ブレーキをゆるめて車が動いたとき
- ブレーキを繰り返し踏み込んだりゆるめたりしたとき
- ECOスイッチを押したとき
アイドリングストップするにはこれだけたくさんの条件がありますので、もし動作しないときは焦らず一つ一つ確認していきましょう。
すべて確認しても動作しない場合は故障の可能性もありますので、ディーラーに連絡することをおすすめします。
NBOX アイドリングストップ設定|効果
NBOXはアイドリングストップが標準装備されていますが、はたして効果はどの程度あるのでしょうか?
環境省のデータでは「ガソリン車で10分間アイドリングすると0.14リットルのガソリンが消費される」と公開されています。
しかし、5秒以下といった短時間のアイドリングストップでは効果が無いともいわれています。
信号待ちでアイドリングストップしても、すぐに青信号に変わってしまうと、あまり効果がないようですが、ECONをONにしていれば自動でシステムが作動しますので、特に気にしなくてもいいかもしれません。
高速道路や有料道路など、一時停止する機会が少ない道路では、ECONをオフにしても問題なさそうですね。
NBOX アイドリングストップ設定|まとめ
今回は、NBOXのアイドリングストップ設定方法や、動作しない場合の確認方法などについてご紹介しました。
アイドリングストップが搭載されたNBOXを初めて運転するときは、ちょっと戸惑うかもしれませんが慣れていけば環境にもよく、経済的です。
ぜひアイドリングストップ設定にしてNBOXの運転を楽しみましょう!