NBOXに釣り竿を上手に収納する方法は?
NBOXは釣りをはじめとしたアウトドアに向いている車で、室内空間を有効利用することによってさらに利便性を高めることが可能な車種でもあります。
そこで、NBOXが釣りに便利な理由や、室内空間を生かした釣竿の収納方法を中心に解説していきます。
NBOX 釣竿の収納方法|釣りに便利な理由
NBOXがアウトドアに向いている車種である理由は、燃費面や小回りが効くなどいくつかありますが、その中でも特筆すべきは空間面積が広く荷物を運搬しやすい点です。
釣りが趣味の場合、クーラーボックスやリールといった多様なギア類を、どう運搬するかという問題があります。
特に釣竿は、他の荷物と一緒に積載してしまうと、折れてしまったりガイド部分が破損してしまう可能性があるため、運搬方法には十分に注意が必要です。
NBOXであれば、シートアレンジが豊富なため、多くの道具を積み込むことが可能なうえ、室内高が約1400mmとルーフ部分がミニバン車並みに高いため、他の車種よりも空間面積を生かすことができます。
このルーフ部分を生かして安全に釣竿を積み込める点から、NBOXはアウトドアに便利な車といわれています。
次の項目では、釣竿を積載するための「ロッドホルダー」について解説していきます。
NBOX 釣竿の収納方法|ロッドホルダーとは?
ロッドホルダーとは、ハイルーフ車などの室内天井部分に釣竿を載せるための運搬器具を指します。
主に、ミニバン車やSUVなどアウトドアでの使用を見据えた車種のディーラーオプション品として販売が行われていますが、スノーキャリアの様にカー用品店やキャンピングカーカスタムショップでも社外品の商品を購入することもできます。
NBOXの場合にはトヨタ・ノアやヴォクシーなどに代表されるミニバン車と同じ、1400mmを誇る室内高となっており、着座した場合でも頭部と天井部分の間に大きなスペースが生まれる設計となっているため、この部分にロッドホルダーを設置し釣竿を運搬することができるのです。
器具の設置方法は各メーカーごとに異なるため一概には言えませんが、主にルーフ部分にあるアシストグリップなどへ金属製のバーを取り付け、釣竿を固定するホルダー部分を付けるだけなので、知識の無い方でも簡単に取り付けることが可能です。
残念ながらNBOXには、純正アクセサリーとしてロッドホルダーの販売は行われていませんので、購入する場合は社外品を選択するしかありません。
そこで次は、NBOX向けのロッドホルダーの売れ筋や、ユーザー評価が高い商品を紹介していきます。
NBOX 釣竿の収納方法|おすすめロッドホルダー1
1つ目は「カーメイト IF2 7ロッドホルダー J HOOK MULTI TYPE」です。
このロッドホルダーは、数多くの社外自動車製品を製造しているカーメイトから販売が行われているホルダーで、スノーキャリアやルーフキャリアでも有名なINNOブランドが開発に携わっています。
ホルダー部分はJ字状のフックとなっており、直径32mmまでの釣竿を載せることが可能です。また、磯・船・渓流など様々な形状の1ピース型ロッドに対応したオールラウンド型ホルダーとなっているため、分野を問わず釣竿を積載できるのも嬉しい点です。
取り付けは、アシストグリップを外しベース部分を取り付けるタイプで、ドライバーなどが必要ですが、特別な工具は使用しないため、簡単に設置することが可能です。
NBOX専用設計ではないことから、ベース部分の取り付け向きを少々工夫する必要がありますが、きっちりとホルダー部分を固定する事ができるため、NBOXを中心とした多くのユーザーから評価の高いロッドホルダーとなっています。
NBOX 釣竿の収納方法|おすすめロッドホルダー2
2つ目は「トランポプロシリーズ NBOX専用ロッドホルダー」です。
このロッドホルダーは、アルミフレームを活用し車種専用の車載アウトドア商品を数多く手掛けているトランポプロから販売されています。
NBOX専用設計ということで、フロント部分の取り付けは既存のアシストグリップに引っかける形で固定を行い、リヤ部分は天井の内装を固定するためのクリップ部分の穴を利用して固定を行うため、パーツを取り外すなどの手間も無くフィット感も申し分ありません。
標準では4本の釣竿を積載する事ができますが、オプションとして追加用のホルダーも用意されているため最大8本の釣竿を載せることが可能となっており、パーツの取り外しが無いことやNBOX専用設計という事から人気の高いロッドホルダーとなっています。
また、専用設計でありながらも価格が約15,000円と比較的に安めとなっていることも、人気が高い要因の1つとなっています。
NBOX 釣竿の収納方法|おすすめロッドホルダー3
3つ目は「カーメイト IF7 8ロッドホルダーDH DUAL HOLD TYPE」です。
このロッドホルダーは前述したカーメイト IF2 7ロッドホルダーの上位版ともなる商品で、釣竿がしっかりと固定されるようデュアルホールド機能が採用されています。
IF2 7ロッドホルダーとの違いは、積載できる釣竿の種類が増え、2ピース型ロッドの積載にも対応している点です。
また、ホルダー部分の脱着が可能となっており、オプションホルダーであるIF50を追加する事で最大10本の釣竿を載せることが可能となっています。
取り付けはIF2 7ロッドホルダーと同じく既存のアシストグリップを外し、バーを固定するベースユニットを取り付けます。
プラスドライバー以外の工具は必要ないため、日曜大工などの知識が無くても簡単に装着できるでしょう。
用途に応じてホルダー部分を増減させることができるので、使い勝手を重視するユーザーからの評価が高いロッドホルダーです。
NBOX 釣竿の収納方法|まとめ
燃費面や、ハイルーフ型で室内空間を生かした釣竿の運搬が行える事から、NBOXはアウトドアを楽しむには、とても便利な車であるといえます。
また、ロッドホルダーは、釣竿を運搬するうえで利便性を向上させるだけでなく、破損防止にもなるため、釣りを趣味としている方は、ぜひ設置することをおすすめします。