NBOXに新しいカーナビはどの製品がおすすめなのか分からないと言う方も多いのではないでしょうか。
カーナビは純正品・社外品でそれぞれ異なった特徴を持っているため、一概にどちらの方が優れているとは言えませんが購入する際は用途に合った物や必要な機能を把握し選択する必要があります。
そこで今回は、NBOXに取り付けるカーナビゲーションについて純正品と社外品の違いやそれぞれのメリットとデメリット、純正品・社外品を問わず実際にユーザーから評価の高い物を中心にNBOXにおすすめのカーナビについて解説していきます。
NBOXのカーナビおすすめ|純正品と社外品の違い
ナビゲーションを選ぶ上で、純正品と社外品にはどの様な違いがあるのかよく分からないと言う方も多いと思います。
ここではそれぞれの違いについて説明していきます。
基本的に目的地まで案内を行う事や音楽を楽しむと言った機能は純正品も社外品も大きな違いはありません。
両者の大きな違いは保証期間の長さや拡張性、エンターテインメント性となり操作に於ける制限についても違いが出て来ます。
例えば保証期間は純正品の場合、純正パーツとして取り扱われる事が多いため3年~5年間と長期的な保証期間が設定されていますが、社外品の場合には一般的な家電製品と同じく1年間に設定されていると言う大きな違いがあります。
操作に於ける制限については純正品の場合、走行速度を感知して音量調節や目的地の消去などを除き殆どの操作が行えない、テレビの試聴を行えなくなるなどの制限が発生しますが、社外品の場合には一切操作制限が行われないなどの違いがあります。
また、取り付けに対しての専用設計の有無や音響設備の最適化などが収録された車種専用データなどに於いても純正品と社外品では違いがあります。
NBOXのカーナビおすすめ|純正品と社外品のそれぞれのメリットとデメリット
純正品と社外品のナビゲーションには、保証期間の長さや操作制限の有無などで大きな違いがありますが、ここではそれぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。
純正品のメリットは、保証期間が長い事やコネクト機能を利用した際の通信が無料で利用できる点です。
また、車種専用の取り付け設計となっているため、車内のインテリア性を損なう心配もありません。
反対にデメリットですが、価格が高い点やモデルチェンジのサイクルが遅いために最新の機器が接続できない可能性があると言う点です。
また、車種専用設計となっているため、スピーカーや接続機器が故障した場合には社外品への交換が行えない場合がある事もデメリットと言えます。
社外品のメリットは、導入費を抑えられる事や拡張性の高さにあります。
特に価格は個人の使用用途に応じ様々な機能の物を純正品よりも安く購入する事ができ、モデルチェンジのサイクルが早い事から最新機器への対応も迅速である点は大きなメリットと言えます。
しかし、保証期間が家電製品と同じく1年間である事や、バックカメラやステアリングスイッチなどの純正機能が組み合わせによっては最大限機能せず、加工の必要や他のパーツを導入しなければならない場合があると言う点はデメリットと言えるでしょう。
NBOXのカーナビおすすめ|カーナビゲーション その1
純正品と社外品ナビゲーションには、それぞれメリットとデメリットが存在しますが、ここからは純正品・社外品を問わず実際のユーザー評価や装着率が高い物を紹介していきます。
1つ目のNBOXにおすすめのカーナビゲーションは「carrozzeria サイバーナビ AVIC-CL902」シリーズです。
カーAVやカーステレオでも有名なcarrozzeria(Pioneer)から販売されている社外品ナビゲーションの上級モデルで、8インチサイズの大型化ディスプレイモデルとなります。
サイバーナビの特徴は、AV機器やその他ドライブレコーダーなどの拡張性が高いことと強力なデジタルアンプを搭載していることにあります。
特に音楽再生能力に関しては昨今流行ともなったHi-Res AUDIOにも対応し、一つ一つの音を忠実に再現できるよう高級アンプに使用される物と同じ品質のパーツが採用されているため、車内で高品質な音楽を楽しみたいと言う方におすすめのナビです。
ナビゲーション自体の精度が非常に高く上層階の高速道路や下層階の一般道の識別も精密に認識できるためユーザーから高い評価を受けているナビでもあります。
また、通信モジュールと呼ばれるコネクト機能を搭載した「AVIC-CL902-M」という機種も販売されており、通信費は有料ですが純正ナビゲーションと同様の相互通信機能を使用する事も可能です。
NBOXのカーナビおすすめ|カーナビゲーション その2
2つ目のNBOXにおすすめのカーナビゲーションは「Gathers Honda Multi Car-AV System スタンダードインターナビ」です。
こちらのナビゲーションは、ホンダ純正オプションナビとなっており、社外品ではストラーダとしても有名なPanasonicが製造を行っているナビゲーションです。
残念ながら市販品であるストラーダの様にBlu-ray ディスクを再生する事はできませんが、Apple CarPlayなどの機能を使用する事が可能となっており最新機器との接続が可能な拡張性に優れた純正ナビゲーションでもあります。
NBOXに適した車種専用音響チューニング「匠の音」にも対応しているため、純正ナビゲーションでも音質にこだわりたい方や様々な携帯機器との接続を望んでいるユーザーから評価の高いナビでもあります。
また、純正ナビゲーションでありながら3年間の無償地図データ更新サービスも付属しているため、長期間の使用を検討している方におすすめのナビゲーションです。
NBOXのカーナビおすすめ|カーナビゲーション その3
3つ目のNBOXにおすすめのカーナビゲーションは「KENWOOD 彩速ナビ MDV-Z 905」です。
このナビはかつて「TRIO」ブランドとしてオーディオ界を牽引したKENWOODから販売されている社外品ナビゲーションで、起動や操作レスポンスが非常に優れていることでも有名なナビゲーションです。
KENWOODからは約20種類ほどのナビゲーションが販売されていますが、その中でもPremium TYPE Zに位置づけられる上級機種でありながら約10万円前後という価格で販売されておりコストパフォーマンスにも優れた機種となっています。
内蔵メモリは32GBとカーナビゲーションとしては大容量の部類に入りCDやネット配信曲を数多く収録する事も可能で、Hi-Res AUDIOをはじめ各種携帯音楽機器にも対応している拡張性にも優れたナビゲーションとなっており、同じKENWOODから販売が行われているドライブレコーダーが非常に高い性能を誇り評価が高いことから、連動性や簡易接続を視野に入れて彩速ナビ MDV-Z 905を選ぶ方が多い様です。
また、ディスプレイが7インチタイプと昨今のナビゲーションとしては基本的なサイズとなりますが、新旧を問わず全てのNBOXに装着が行えるナビであることも評価が高い要因となっています。
NBOXのカーナビおすすめ|まとめ
今回は、NBOXに取り付けるカーナビゲーションについて純正品と社外品の違いやそれぞれのメリットとデメリット、純正品・社外品を問わず実際にユーザーから評価の高い物を中心にNBOXにおすすめのカーナビについて解説してきましたが、純正品と社外品のナビにはそれぞれ特性がありメリットやデメリットが存在します。
一概にどちらの方が良いかと言う事は言えませんが、ユーザー評価としてはやや社外品ナビゲーションの方が評価が高い様です。
そのため、保証期間や室内との調和を重視する場合には純正品を、エンターテインメント性や価格を重視する場合には社外品をそれぞれ選択すると良いでしょう。