NBOXのあんしんパッケージいらない?ホンダのNBOXは2018年上半期の軽自動車販売台数で1位をとっており、半年で12万台以上売り上げているなど人気の車です。
そこで、NBOXの購入を検討されている方に向けてあんしんパッケージの必要性について見ていきたいと思います。
NBOXのあんしんパッケージいらない?|あんしんパッケージとは
ホンダのあんしんパッケージとは、万が一の備えとして安全性を高めるために用意されているシステムのことです。
大きく分けて2つあります。
1つ目は、シティブレーキアクティブシステムです。
こちらは、追突の恐れがあると検知するとブレーキを自動でかけてくれたり、前方に障害物があると、誤発進を抑制するような機能を持っています。
2つ目は前席用iサイドバックシステム(アイサイドエアバックシステム)とサイドカーテンエアバックシステムです。
こちらは横からの衝突を軽減するためのものになっています。
万が一の事故の場合に被害を抑制できる効果的なものがまとめてあります。
NBOXのあんしんパッケージいらない?|シティブレーキアクティブシステムは必要?
シティブレーキアシストシステムは時速30km以下の速度で、前方車両との衝突、回避を軽減を支援するシステムになっています。
時速30km以下という条件付きになっていますので、それ以上スピードが出ていると意味がありませんが、長時間の渋滞時などに効果があります。
家族とのレジャーなどでよく車を使う人にとっては有効なシステムであり、必要性があがります。
ただし、こちらは横からの飛び出しや時速30km以上出ているときに衝突回避のアシストが受けられないなど、つけていても急な事故には対応できないので必要性が薄いのではと感じられる人が多いようです。
NBOXのあんしんパッケージいらない?|アイサイドエアバックシステムは必要?
前席用iサイドバックシステム(アイサイドエアバックシステム)とは、座席の側面にエアバッグが装備されており、通常前方のみですが、万が一の時は前方だけでなく、側面からもエアバッグが作動するような仕組みになっています。
ドアと乗員の間のわずかな隙間に瞬時に展開するようにされているため、展開時間が最も早く、乗員の胸部などを守るエアバッグとされています。
死亡事故の場合、頭部や胸部を激しく打つのが原因とされているため、横からの衝撃も吸収してくれるこちらのエアバッグは効果が高いということで人気の声がある一方、小さな子供などにとってはかえって危険になってしまうので必ずしも必要とはいえないのではとの声があります。
NBOXのあんしんパッケージいらない?|サイドカーテンエアバッグシステムは必要
サイドカーテンエアバッグシステムとは、衝突事故時などにサイドウインドウを大きく覆うように開くエアーバッグを内臓しているシステムのことです。
ほかのエアバッグとの違いは、作動後数秒間は開いた状態を維持し、乗員を保護するような役目になっています。
そのため、車外に放りだされるリスクを軽減することができます。
大きな衝撃の事故に巻き込まれた場合、車外に放りだされたことによる二次被害も考えられるため、安全性のためにも必要と感じられている人が多いようです。
欧米でも標準装備が義務化されているほど必要性が高いものと言えます。
ただし、これを装備するにはまとまったお金がかかってしまうことや、後付けができないなどの理由から判断を迷われる方もいます。
NBOXのあんしんパッケージいらない?|なくても安全性は大丈夫?
NBOXは過去に予防安全性能評価において、最高評価である予防安全性能評価ASV++を獲得しており、衝突安全性能評価、予防安全性能評価ともに最高評価を獲得しています。
普通乗用車よりも比較的安全性に劣ってしまう軽自動車では初めての受賞となるので、NBOXはその車のフレームや作りなどによっても安全性の高い車ということが言えます。
そのため、さらにあんしんシステムを付加させなくとも十分安全に乗ることができるようです。
しかし、車は横からの衝撃などに弱いということもあり、本体価格のプラス6万円程度でより強度な安全性を手に入れることができるのため、オプションとして追加している人が多くいるようです。
NBOXのあんしんパッケージいらない?|必要か否か
以上安心パッケージの中身について1つ1つ必要か否かの声を集めていきました。
1つ目のNBOXシティブレーキアクティブシステムはあまり活躍する場が少ないので、不要との声が多いですが、前席用iサイドバックシステム(アイサイドエアバックシステム)とサイドカーテンエアバックシステムは欧米での装備が標準化されているなど比較的安全性の効果の高さが認められており、有益性が高いものと言えます。
NBOXを普段使いの車にするのであれば、多少の出費はあれど、つけていて損はしないものです。
ぜひ参考にしてよりよいカーライフを楽しんでください。