今回はNBOXにおける異音カタカタの原因とその対策について紹介します。
NBOX購入後、カタカタという異音に悩まされている人もいるようです。
走行中にカタカタ異音がすると気になってしまってしかたありませんね。
カタカタ異音の原因には、室内のパーツのちょっとした干渉から重大なトラブルまでいろいろあります。
NBOXで異音カタカタの原因|スライドドア
NBOXによる走行中のカタカタ音といえば、スライドドアからカタカタ異音がする、というのは定番のようです。
はじめは走行中にしか聞こえないとのことですが、酷くなってくると停車中であっても車を少し揺らすと出てしまうとのこと。
これはスライドドアの窓枠を取り外してブラケットのような部品を巻いてあげれば解決です。
このトラブルはNBOXのなかでも結構頻発する異音トラブルのようですからディーラーにもっていけば一発で解決できます。
マイナーチェンジ後のNBOXはすでに対策が施されており解決済みとのことです。
マイナーチェンジ前のNBOXに乗っているかたは疑ってみるとよいでしょう。
NBOXで異音カタカタの原因|CVTの異常
アクセルをグッと踏んで加速する時にフロント回り、もしくはエンジン周辺の方からカタカタ音がする、という報告も多数寄せられています。
普通に走行している時は聞こえないようですが、アクセルをグッと踏み込んだ時だけ音がする、というのが特徴です。
実はこれ、トランスミッションのリコールの対象になっているトラブルだったのです。
5年以上前から言われている症状ですからすでに交換されている方が多いかと思いますが、中古車で購入して以前の所有者がどんな乗り方をしていたかわからない場合など注意が必要です。
一度ディーラーに持っていってきちんとリコールされているか確認したほうがよいでしょう。
NBOXで異音カタカタの原因|エンジンマウントの異常
エンジンマウントのブッシュの異常で走行中に車の下ほうからカタカタ(もしくはカチャカチャ、キュルキュルという報告も)と異音がする、という報告もあります。
エンジンをボディに乗せている部分の緩衝材として使っているゴムのパーツ(エンジンマウント部のブッシュ)の劣化により、金属部品同士が走行の振動で当たってしまい、そこから不快な音が発生しているようです。
国産車のエンジンマウントブッシュともなると一般的には10年程度は劣化しないと思いますが、温度差が激しい環境や海沿いなどの環境に車を保管していた場合、一度疑ってみるとよいでしょう。
NBOXで異音カタカタの原因|ダッシュボード周辺
NBOXの走行中に聞こえる異音の報告の中にはダッシュボードの中からカタカタ音が聞こえてくる、という報告も多数認められます。
ダッシュボードとは運転席、または助手席の前にあるスピードメータやエアコンパネル、オーディオが付いている周辺の事を指します。
ダッシュボードは中にも外にもプラスチックパーツを多用している部分ですから、使用中の衝撃などによりパーツの取り付けが緩んでしまったり破損してしまうことで異音が発生しやすい定番の場所でもあります。
ダッシュボードの内部から異音がする場合、一度分解して中を見てみないとわからないのでディーラーに持っていく必要があります。
NBOXで異音カタカタの原因|ターボの特性?
この異音はすべてのNBOXで発生しているわけではなく、カスタムターボというターボ搭載グレードで限定した異音トラブルです。
インターネット上のユーザーコミュニティサイトのトラブル相談ページの中に、「加速・減速時にフロアの下からカタカタ・カサカサという耳障りな異音が聞こえる」という相談が寄せられています。
ディーラーに持ち込んだ方の報告によると、ターボ独特の排気音特性で特に問題はない、と言われたとの事。
釈然としないながらも乗り続けている方もいらっしゃるようです。
しかし自動車メーカーというのは、ある程度トラブル件数が集まらないとトラブルと認識しない傾向があります。
気になるようでしたらディーラーに相談してみてはいかがでしょうか?あなたの相談がメーカーを動かすかもしれません。
NBOXで異音カタカタの原因|自己解決せずにディーラーへ!
せっかく買った愛車から走行中にカタカタ異音がしたら気になってしまって仕方がないと思います。
自分でなんとかできることもありますが、まずはディーラーに相談しましょう。
もしかしたら重大なトラブルが隠されているかもしれません。
原因不明なので様子を見てください、といわれてしまったとしても、あなたの意見がダメ押しになってディーラーが本格的に調査を初めてくれるかもしれません。