ハリアー後部座席の倒し方について、ハリアーのリアシートはリクライニングも可能ですし、格納してラゲージルームとしても使用できます。
好みの角度にリクライニングすれば、かなりゆったりと休める座席になりますし、足元も思っているより広いと感じる人がほとんどです。
前に倒してしまえば車中泊も可能な広さを確保できるハリアーの後部座席の倒し方についていろいろな角度から調べてみました。
ハリアー後部座席の倒し方|リアシートの倒し方と注意点
リアシートの倒し方は取扱説明書の119Pに掲載されています。
リクライニングも前に倒すのも座席横のレバーを上側に操作することで細かく動かせますが前後には動かないのでレバーは一つです。
リアシートは6:4分割可倒式のため、真ん中だけを倒して長尺荷物を置くという使い方はできません。
中央シートのセンター部分はアームレストにできる構造です。
ネットで検索するとリアの足元が狭いという意見があったり、十分な広さだという意見があったりで、個人の見解によるところが大きいようです。
倒すときの注意点
リアシート中央席のシートベルトは天井部にベルトとプレートが、左右の座席とのつなぎ目にバックルが格納されており、3点式での固定方法が採用されています。
リアシートを3席とも倒すときは、中央席のシートベルトを天井部のホルダーに格納する必要があります。
格納方法は取扱説明書の30Pに記載されていますので抜粋します。
プレートを確実に格納しないと落下の危険がありますので注意が必要です。
2個のバックルは専用の格納スペースに押し込むように入れます。収納スペースの場所は中央席の座面に1つ、左席の座面に1つあります。
すべて格納したらヘッドレストを一番下まで下げて、左右の座席のドア側にあるレバーを引き上げてそれぞれのシートを前に倒します。
ハリアー後部座席の倒し方|リアシートのリクライニング方法と注意点
ラゲージスペースへの荷物の収納度合いにもよりますが、比較的細かくリクライニング設定が可能です。
座席横のレバーを引きながら、好みの角度まで背持たれ部分に体重をかける要領で倒していきます。
好みの角度になったらレバーを離します。
ハリアー後部座席の倒し方|リアシートを格納すれば車中泊できる?
リアシートを倒す目的は、たくさんの荷物を積むときか、車中泊する場合です。
ハリアーの荷室の容量は456リットル、リアシートを畳むと、992Lまで拡大します。
荷室はフラットで荷物を積みやすく、タイヤハウスの出っ張りも少ないので便利です。
ラゲージスペースの長さは約1m、リアシートを倒せば約1.8mになりますが実測ですので、車内泊としては1.6m程度と考えた方が良いです。
しかもリアシートのクッション性向上に伴い、後部座席を倒した部分はフルフラットにはなりません。
ハリアー後部座席の倒し方|車中泊する時のおすすめアイテム
車中泊の必須アイテムはマットです。
厚さのあるものを選べば段差も気になりません。
ハリアーはリアシート部分が少し上がるので足元側に座布団などを敷いて、その上にマットを広げれば、ほぼフルフラットになります。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=_TEqdswpfDU]
車中泊グッズ専門店でもネット購入できます。
ハリアー後部座席の倒し方|ラゲージルームのおすすめアイテム
リアシートを倒したときにも便利なラゲージシートロングサイズがトヨタの純正品で販売されています。
純正品にこだわらないのなら、もう少し機能をアップさせた市販品もありますので、同じラゲージシートを敷くならロングサイズを用意した方が汎用性が広がります。
ハリアー後部座席の倒し方|もっと楽しくなる
ラゲージスペースにはゴルフバッグを4個も収納できますし、後部座席を倒せば釣り竿やスノーボードも収納できます。
デッキボード下の収納庫も広く、マットも格納できます。
ハリアーは、アウトドアライフの可能性の広がりを実感できる車です。