ハリアー三列シートの誕生は近いのでしょうか?
どんな車でも、100%誰もが納得の万人受けするのは不可能です。
一人ひとりそれぞれ好き嫌いが分かれるので、ハリアーに対してもいくつかの欠点や惜しいと、思うところがあるものです。
それらの意見で最も多いのが、ハリアーになぜ三列シート車が存在しないのか? という点のはずです。
国産ライバルSUVのマツダや日産が導入しているだけに、余計にそのように感じます。
では、ハリアーの三列シートについて私見を述べていきます。
ハリアー三列シートがなぜラインナップにないのか?
現行のハリアーが誕生したのが、2013年12月です。
この時、一部のファンはもしかしたら、今回のハリアーには三列シートの7人乗りが登場すると思ったかも知れません。
その理由は、日産のエクストレイルが7人乗りで同時期に発売された事も関係しますが、大型SUVでも6人や7人乗りが当たり前となりつつあったからです。
ランドクルーザーとの棲み分け
しかし、残念ながらハリアー三列シートは見送られたのですが、その理由はランクルことランドクルーザーやプラドの影響が関係していると思います。
より高級モデルのランクルと同じ三列シートになると、お客を同社同士で奪い合う事態に陥るからです。
ランクルとの差別化で、ハリアーは従来通りに5人乗りを維持する事になったと予想します。
ハリアー三列シートが期待される理由!
結果的にはトヨタの戦略は正しく、SUVの高級車としてハリアーとランクルやプラドは棲み分けが出来たと思います。
また、トヨタには人気ミニバンも多いので、その意味でもハリアーには三列シートを導入せず、5人乗りとしてのスポーティーさも残したのでしょう。
ライバル車はすでに三列シートを導入
しかし、国産ライバルであるマツダや日産は違う戦略をとりました。
なぜなら、この両者にはSUVで三列シートがなかったので、是が非でも導入したかったのでしょう。
それで、マツダはCX-8、日産にはエクストレイルが誕生したのです。
これに焦ったのは、トヨタでありハリアーなのです。
なぜなら、価格帯が違えばそこまで焦る事はなかったのですが、CX-8やエクストレイルは価格面でハリアーと相対するライバル車だからです。
ハリアー三列シートはいつ頃投入予定か!
ハリアーのボディサイズがあれば、三列シートは今すぐに実現可能です。
サイズで比較するなら、ハリアーハイブリッドの全長が4720mm、CX-8は4900mm、エクストレイルは4690mm、プラドは4825mmとなっています。
CX-8が最も全長が大きいですが、ハリアーより小さいエクストレイルでも三列シートの7人乗りを導入しているので、ハリアーでも実現可能と見るべきです。
ではハリアー三列シートの誕生はいつ?
肝心となるのは、一体いつ三列シートのハリアーが投入されるのかです。
これは現行ハリアーが三代目後期となっているので、早ければ数年後には、ハリアーがモデルチェンジしその際に華々しくデビューすると思われます。
ハリアー三列シート導入はライバルSUV次第か?
ハリアー三列シートが近い将来導入されるとして、気になるのはライバルSUVの出方でしょう。
2017年12月に発売され、今も好調に売れて人気と評価高いのが、マツダCX-8です。
ハリアー側も、想定以上のヒットに内心はとても焦っているでしょう。
もし、噂されるスバルの大型SUVアセントが大々的に発表され、大ヒットとなると、ハリアー側も予定よりも早く三列シートを導入すると思われます。
この辺りは、駆け引きだと思いますが、ハリアーファンなら逆に、他社が人気SUVを早く導入すれば、ハリアーも続くしかない状況となるので、楽しみに待っていて下さい。
ハリアー三列シートとミニバンやセダンの関係性!
ハリアーのライバルというか、気にすべきタイプはSUVだけとは限りません。
価格的にも高級セダンやミニバンと同程度となるので、同じトヨタや他社の車も確認しておくべきです。
ライバルはミニバン三列シート?
昔なら、セダンは大人の男性で、ミニバンは家族持ちや子供が多い家庭とされていました。
でも、今は一概に決めることはできないですね。
セダンよりもミニバンが主流となっています。
この両方の良さを導入したのはSUVでありハリアーですよね。
流石に、セダンで三列シートは今後もあり得ないと思いますが、画期的なミニバンが誕生したら、ハリアーも売り上げで苦戦する事も予想されます。
逆に、ハリアー三列シートが圧倒的に出来が良ければ、従来のミニバンユーザーを奪い取る事が可能となります。
「ハリアー三列シートの誕生は実現間近」のまとめ
今の愛車が古くなってきていて、ハリアーの新型投入を心待ちにしているなら、後数年は我慢して下さい。
多分、それぐらいで4代目ハリアーが発売されるはずですし、待ち望んでいた三列シートがラインナップに加わると思います。
予想ですが、現行のノーマル・ターボ・ハイブリッドモデルはそのままで、二列シートを残して三列シートを追加すると思われます。
ハリアーファンだけでなく、車好きからも注目される一台となるので、楽しみにしましょう。