ヴェルファイアの室内寸法は旧モデルと現行モデルでは多少の違いがあります。
現行モデルの方が室内が広く、利便性を高めるための工夫がされています。
ただし、実際の寸法と座った時の感覚をすり合わせることは難しいため、ある程度の目安をつけていくとわかりやすくなります。
ヴェルファイアの室内寸法は広がっている
ヴェルファイアは本格的なモデルチェンジが行われていて、旧モデルと現行モデルでは室内の寸法が変っています。
旧モデルと新モデルの比較表はトヨタの公式サイトにも記載されていて、わかりやすく違いを伝えてくれています。
特に室内の高さに差があるのが特徴で、現行モデルは旧モデルに比べて最大40mmも高くなっているのです。
旧モデルは様々な改良を繰り返してきたため、旧モデルだけでも前期、後期とわかれるほどバリエーションが豊富です。
旧モデル最大の室内寸法と現行モデルの室内寸法は一致しているため、もっとも余裕があるスタイルが標準化されたともいえます。
ヴェルファイアの室内寸法は長さも横幅も増えている
大きくなった室内寸法長さと横幅
ヴェルファイアの室内寸法は、長さも横幅も現行モデルで見直されています。
長さで50mm、横幅で5mm大きくなっているのです。
長さは座った際に足を伸ばせるスペースの有り無しや、荷物をつめる量に影響を与えます。
高さが増えたこともあり、より使いやすくなっているのです。
旧モデルと新モデル、どちらを選ぶか
一方で、シートなどが配置される都合上、差が感じ辛い場合もあります。
旧モデルと新モデルで迷った場合は新モデルの方が広いという感覚で選ぶのがいいでしょう。
ヴェルファイア同士の乗り換えでなければ、今乗っている車と比較した方が差が分かりやすくなります。
ミニバンに分類されるため、小型車から乗り換えた場合は広く感じる場合も多いのです。
ヴェルファイアの室内寸法、現行モデルは?
ヴェルファイアの現行モデルの室内寸法は、長さ3,210mm、幅1,590mm、高さ1,400mmになっています。
おなじみミニバンの分類ではクラスで最長クラスの室内寸法で、高さはステップワゴンの1,430mmよりコンパクトです。
長さの差もあるため、室内を広く感じやすいのは、ヴェルファイアのメリットの一つになっています。
スポーティーな外観をしながら居住性も兼ね備えていることが人気の高さにつながっているのです。
室内寸法が大きい割りに、外観の寸法がおさえられているのも特徴です。
最低地上高は旧モデルよりも若干低くなっていますが、十分に実用できる範囲となっています。
ヴェルファイアの室内寸法は6人以上だと意外と狭い?
ヴェルファイアの室内寸法はミニバンでもトップクラスの広さで、少人数であれば非常に快適なものになっています。
4人程度の家族であれば余裕があり、三列シートを倒して荷物を積むスペースにすれば、非常に使い勝手が良い車といえます。
しかし、6人以上座り、三列シートも利用するとなると若干の問題が生じます。
シートの間のスペースが若干タイトになるため、長時間座ると疲れがたまりやすいのです。
3列目シートはスライドさせることができるためある程度調整が可能ですが、後ろに下げるほど荷物を積むスペースが減ります。
人をたくさん乗せる場合は注意が必要になるのです。
ヴェルファイアの室内寸法を生かすためには
ヴェルファイアの室内寸法は三列目シートの使い方で大きく変わります。
人が乗るスペースを優先するのか、荷物を積むスペースを優先するかを選ぶことができるからです。
荷物を積むスペースを優先した場合は、かなりの荷物を入れることができます。
三列目シートをたたむことも可能なため、子供が横になれるくらいのスペースが確保できます。
逆に人が乗るスペースを優先し、三列目シートを最大まで下げるとほとんど荷物を積むスペースがなくなります。
残るスペースは幅が変らないものの、長さが24cm程度しか残らなくなります。
コンビニなどでちょっとした買出しをする分には十分なものの、スペースが広いとはいえなくなってしまうのです。
ヴェルファイアの室内寸法はクラス最大級
ヴェルファイアの室内寸法はクラスでは最大級で、三列目シートをたたむことである程度スペースを調整できるようになっています。
ただし、あくまでミニバンに分類されるため、乗れる人数を増やせば荷物の量の制限が大きくなります。
少人数を基本に調整した方が使い勝手が良く、広さにも満足しやすいのです。
人数が多い場合もちょっとした移動であれば不満が出ることは少なくなっています。