ヴェルファイアモデルチェンジの予想を書いていきたいと思います。
次世代モデルが登場した場合3代目となり、2017年12月にマイナーチェンジを行っており、次世代モデル登場までの期間、マイナーチェンジの可能性がまだ残るヴェルファイアのモデルチェンジの傾向について予想しました。
ヴェルファイアモデルチェンジの予想|時期
ヴェルファイアの次世代モデルは現行モデルが2015年に登場したことと、先代モデルが7年もの間生産されていたことなどを考えると、早くても2021年以降の登場と考えられます。
また、2017年12月のマイナーチェンジからフルモデルチェンジまで最低でも3年以上の期間があるため、もう一度外観や内装の変更を伴う大掛かりなマイナーチェンジが行われる可能性もあるでしょう。
2018年現在の直近では小規模な変更は2019年までには行われる可能性が考えられます。
なお、2017年東京モーターショーでは6人乗りのミニバン型燃料電池車が出展されましたが、登場タイミング的にヴェルファイアの次世代型を示唆するものではないと考えられます。
ヴェルファイアモデルチェンジの予想|ハイブリッドの燃費
ヴェルファイアの次世代モデルはハイブリッドシステムのさらなる低燃費化が考えられますが、トヨタ車で現時点で参考になるのはカムリの2.5リッターハイブリッドで、33.8km/lもの低燃費を達成しています。ヴェルファイアに同等のシステムを搭載した場合、ライバルのオデッセイハイブリッド以上の27.0km/lを超える数値にはなると考えられますが、2WDの想定数値となり、現行モデルの4WDハイブリッドの延長線にはないものとなります。
トヨタでは2.0リッター高出力ハイブリッドシステムも開発中という話があり、こちらを搭載してより高い燃費を狙う線も考えられます。
ヴェルファイアモデルチェンジの予想|電動化
トヨタでは販売車両の電動化を進めていることからフルモデルチェンジ後のヴェルファイアには現行モデルにも設定されているハイブリッドはもちろん、プラグインハイブリッドの搭載の可能性も考えられます。
現行モデルから継続する4WDハイブリッドシステムが継続搭載されるかは難しいところです。
エンジンを搭載しない電気自動車の登場の可能性に関してはパワフルな高級ミニバンというヴェルファイアの立ち位置的に可能性は低いと言えます。
また、燃料電池車に関しても8人乗りのミニバンに搭載できるテクノロジーが2021年までに整っているかは微妙な線で、次次世代・5代目に相当するヴェルファイアには可能性があるのではという段階です。
ヴェルファイアモデルチェンジの予想|エンジン
フルモデルチェンジ後のヴェルファイアでも価格面のメリットなどからガソリンエンジン車は残るものと考えられます。
現行モデルには2.5リッターエンジンと3.5リッターV6エンジンがありますが、トヨタはハリアーに2.0リッター231馬力ダウンサイジングターボエンジンを搭載していることから、次世代モデルのヴェルファイアの2.5リッターエンジンを2.0リッターに変更するという可能性もあるでしょう。
一方V6・3.5リッターエンジンに関してはやや不透明ですがこちらも直4の2.5リッター前後のダウンサイジングターボエンジンになることも考えられます。
変速機は全タイプダウンサイジングターボエンジンとなった場合はCVTに統一される可能性が高く、DSGの搭載の可能性は現時点では低いと考えられます。
この方向性では2018年のマイナーチェンジで登場した8速ATは姿を消す可能性が高いです。
ヴェルファイアモデルチェンジの予想|マイナーチェンジ
2018年現在、ヴェルファイアはフルモデルチェンジまで早くても3年以上の期間があると考えられ、その間にはマイナーチェンジも行われるでしょう。
ただし、ハイブリッドシステムの変更であるとか新型エンジンの搭載のような大規模なものではなく、内外装のリニューアルや予防安全装備の新たな機能の追加などの方向性であると考えられます。
外観デザイン的な変更に関してもメッキの色変更など小規模に留まる可能性が高いです。
これまでのヴェルファイアのマイナーチェンジでは予防安全装備の進化や変速機の変更が行われていますが、進化スピードが早く競争の激しい予防安全装備は変化が考えられますが、変速機の変化は考えにくいでしょう。
ヴェルファイアモデルチェンジの予想|今までの傾向
ヴェルファイアは現行型へのフルモデルチェンジ後に初のハイブリッド追加など大きなトピックがありましたが、自動車の電動化がより進む昨今の情勢や、トヨタのハイブリッドシステムの進化から考えると次世代モデルへの変更ではハイブリッドに大規模な変化があると考えられます。
また、ガソリン車もターボエンジンなどの変化はあるでしょう。