次世代モデルが登場した場合3代目となるヴェルファイアですが、次のフルモデルチェンジではエクステリアデザイン、インテリア、エンジン・ハイブリッドシステムなどにおいてどのような進化を遂げるのか予想してみました。
ヴェルファイア フルモデルチェンジ予想|フロントデザイン
ヴェルファイアは初代モデルから現行モデルへのフルモデルチェンジの際、特徴的だった上下二段のヘッドライトデザインを継承してグリルデザインを更に迫力あるものにしています。
そのため、次世代ヴェルファイアでも大型グリルと二段のヘッドライトに関してはほぼ継承されるでしょう。
グリル内にLEDアクセサリーランプなどを装備する可能性もあります。また、トヨタの最高級ミニバンという立ち位置と、2021年以降と考えられる次世代ヴェルファイアの登場タイミングから一般グレードではLEDヘッドライト、上級グレードでは更に進んだレーザーヘッドランプの搭載という可能性もあるかもしれません。
ヴェルファイア フルモデルチェンジ予想|外観・ドア
ヴェルファイアは初代、現行モデルとも後席スライドドアとなっています。
現在のミニバンとしては標準的な装備となっているため、これに関しては次世代ヴェルファイアで大きな変化はないでしょう。
また、ヴェルファイアのデザインの特徴である上方が前進した後席のウィンドウデザインに関しても引き続き採用される可能性が高く、Bピラーが黒く塗装されるようなことはないでしょう。
リアデザインに関しては現行モデルで大胆な変化をしているだけに、更に変化することも考えられますが、メッキガーニッシュの使用量が少なくなる可能性は低いです。
ヴェルファイア フルモデルチェンジ予想|ハイブリッドシステム
ヴェルファイアは登場以来4WDハイブリッドシステムを採用しており、初代では2.4リッター、現行モデルでは2.5リッターの排気量となっています。
次世代ヴェルファイアで現行モデルを継承したハイブリッドシステムが搭載されるかは微妙な線で、カムリに搭載されるさらに低燃費な2.5リッターハイブリッドシステム、または最新の2.0リッター高出力ハイブリッドシステムなどへの転換が考えられ、ライバル車との兼ね合いから2WDハイブリッドの追加、独立したグレードでのプラグインハイブリッドの採用なども考えられます。
ただし電気式無段変速機であることは変化はないでしょう。
ヴェルファイア フルモデルチェンジ予想|内装
ヴェルファイアは代々3列シート、7/8人乗りが基本でオットマン付きの電動セカンドシートを装備した豪華な室内となっていますが、次世代ヴェルファイアでもこの傾向に関しては完全に引き継がれるでしょう。
シートスライド間隔の拡大、シートの大型化などの機能や乗り心地の向上などが考えられますが、セカンドシートの回転対座機能などはすでにトレンドから外れているため採用されることはないでしょう。
サードシートに現行モデルではセンターアームレストが装備されていませんが次世代ヴェルファイアでは装備される可能性もあります。
本革シートの設定は引き続き設定され、シートカラーなどには変化があるかもしれません。
ヴェルファイア フルモデルチェンジ予想|安全装備
ヴェルファイアでは初代モデルからレーダークルーズコントロールやレーンキーピングアシスト、クリアランスソナーなど運転支援機能が充実しており、現行モデルでは自動ブレーキなどを追加し、さらにマイナーチェンジによってトヨタ最新の予防安全装備を装備しています。
次世代ヴェルファイアでは現行モデルの予防安全装備をもとに、更に自動運転機能の能力の装備も考えられます。
ただし完全自動運転までは登場タイミング的に厳しいでしょう。
エアバッグなどの衝突安全装備に関しては大きな変化はないと考えられますが、昨今の他メーカー車に見られる歩行者事故被害を軽減エアバッグやボンネット等の機能進化に追いつくような装備をすることも考えられます。
ヴェルファイア フルモデルチェンジ予想|変化と今後
ヴェルファイアは初代モデルと二代目モデルではエンジンやハイブリッドシステムなどの部分で多くの部分が継承されていますが、トヨタの最近の技術革新や新型プラットフォーム、プラグインハイブリッドの普及などテクノロジー面での進化が大きく、次世代ヴェルファイアは外観以上にメカニズム部分が大きく進化すると考えられます。