ヴェルファイアは乗り心地が悪いと言うことは、多くの口コミで言われています。
しかし、こうした口コミの部分だけを切り取って見るとデメリットのように感じるかもしれませんが、しっかり確認すればそれもメリットに繋がる内容であることも理解できます。
ヴェルファイアは乗り心地が悪いと評価される理由
ヴェルファイアは発売当初のモデルに比べて、足回りが引き締められていることは間違いありません。
当初のモデルと現行のモデルとを乗り比べてみれば、この違いはまさに一目瞭然と言えます。
こうした乗り心地は、車に詳しくない人などは特に違和感を感じてしまうかもしれません。
乗り心地が悪いと聞けば、ごつごつとした乗り心地であり不快に感じてしまうような見方をしてしまいますが、こうしたデメリットばかりではありません。
むしろメーカーとしては、大きなメリットの方が大きいと言う理由で足回りを引き締めている傾向にもあることは間違いありません。
ヴェルファイアは乗り心地が悪い理由
ヴェルファイアは乗り心地が悪くなっている最大の理由は、走りの安定感を高めるためです。
乗り心地が悪く、路面状況によっては違和感を常に感じてしまうと言う口コミも多いですが、実はその分路面状況をしっかりとらえているとも言えるのです。
路面状況をとらえているので、大きなボディのヴェルファイアでも安定した走りを実現させることができます。
低走行であればとくに問題はないように感じますが、高速で安定感を失いやすいほどの重量があるヴェルファイアであれば、こうしたごつごつとした乗り味は確実にプラスに働いてくれるのです。
ヴェルファイアは乗り心地が悪いと言われる口コミ
ヴェルファイアの乗り心地が悪いと言う評価はとても増えている傾向にありますが、なぜヴェルファイアにはこのような口コミが多くなっているのでしょうか。
その理由として、ヴェルファイアに求めているのが昔の高級車のイメージにあるからだとも言えます。
高級車は乗り心地が良いと言うユーザーのイメージがとても強く、ヴェルファイアは高級車として扱われる部分が多いため、ふわふわとした乗り心地を求めている傾向にあるのです。
しかし、最近の高級車はこうしたふわふわとした乗り心地をした車種を見つけることが難しいほどになっています。
そのためヴェルファイアであっても、しっかりとした足回りが求められることが普通なのです。
ヴェルファイアは乗り心地が悪いと言われるもう一つの理由
ミニバンに求められることは、多くの人を快適に運ぶことができるスペックでしょう。
ヴェルファイアにも同じことが求められており、さらにヴェルファイアにはこうした内容だけではなく、高級感までも同時に求められています。
こうしたイメージで購入しているユーザーが大半になりますが、快適にと言う部分で乗り心地の悪さから口コミの内容が低下してしまう傾向にあるのです。
ユーザーはこうしたミニバンを求めているわけではなく、快適性だけを重視して欲しいと言う傾向が強くなっているのかもしれません。
走りを楽しむことは、多くのユーザーは二の次になっているのです。
ヴェルファイアは乗り心地が悪いくらいがちょうどいい
ヴェルファイアは確かに高級ミニバンであり、乗り心地がイメージと違うと言う口コミの評価は多くの人は理解できるかもしれません。
走りを楽しむのであれば、大きな車体をしっかり支えることができる、硬めの足回りのセッティングが必要になりますが、乗り心地が悪い理由はそれだけではありません。
いぜと言うときにはしっかりハンドルが切れるようにするのも、この乗り心地と大きな関係があるのです。
少し硬めの足回りにしておくことで、急なハンドル操作でも車体がしっかり付いてきます。
つまり、ヴェルファイアくらいの車体の場合には、このくらいの乗り心地の悪さくらいがちょうど良いのです。
ヴェルファイアは乗り心地が悪いのも慣れてくる
ヴェルファイアは乗り心地が悪いと言う口コミは、確かに多い傾向にありますが、決して硬すぎて運転に支障をきたすほどではないことは理解をしておきましょう。
硬いと口コミで確認すれば、とくに女性は敬遠してしまいますが、スポーツカーのような乗り心地などの悪さではありません。
乗っていれば十分慣れてくる硬さなので、こうした部分は理解をしておきましょう。