ヴェルファイアの横幅が購入を検討するなかで気になってしまう人もいます。
横幅が長ければ駐車や車庫入れが大変になってしまうためです。
しかし、ヴェルファイアは街乗りや走行性能も意識しているため横幅は意外と狭く設計されています。
外観上の横幅は狭く、車内スペースは広くなるように工夫されているのがポイントです。
ヴェルファイアの横幅はどれ位あるのか?
日本の街中で乗ることに配慮した横幅
ヴェルファイアの横幅は見た目よりコンパクトで、ある程度小回りを意識して設計されています。
横幅が長いことは居住性の向上に役立つ一方で、走行性能が犠牲になるケースが出てきます。
街で運転する場合もある程度小回りがきかなければ、駐車場に車を駐めるだけでも一苦労になってしまいます。
あくまで日本の街中で乗ることを意識して大きくなり過ぎないように配慮されているのです。
ヴェルファイアの横幅は1850mm
具体的には2015年のヴェルファイアから横幅が1850mmになっています。
全幅という表記になっていますが、カタログなどでも確認が可能です。
平均的な身長の成人男性が横になるよりも若干幅がある程度の寸法におさまっています。
ヴェルファイアの横幅はクラスで見るとそれほど大きくない
他のミニバンと比較してみよう
ヴェルファイアの横幅が1850mmと聞いてもピンと来ない人も多いはずです。
他の車と比較した場合は、アルファードやエルグランドの横幅が同じ1850mmになっています。
初代アルファードはもう少し小型の1805mmで、モデルチェンジで少しずつサイズが大きくなっています。
ヴェルファイアもモデルチェンジでサイズが変っていて、初代モデルとは横幅が10mmから20mm違います。
初代モデルの4WDは横幅が1840mmと標準の1830mmよりも幅広にできていました。
同じミニバンではオデッセイが1800mmと若干小型になっていますが、それほど大きな違いがないことがわかります。
ヴェルファイアの横幅はモデル違いで差が出ない仕様に
2015年にモデルチェンジがおこなわれたヴェルファイアは、仕様が変っても横幅は1850mmに統一されているのが特徴です。
旧モデルから乗り換えた人も違和感を感じにくいサイズになっていて、ほとんど幅が大きくなっていないのがわかります。
一方で内部の居住性を高めるために床の高さを下げる、天井を高くするなどの工夫も加えられています。
外観のサイズはほとんど変らないのに、室内はより広く感じるようになっているのです。
居住性の高さやスペースの広さはミニバンの強みで、ヴェルファイアも力を入れているポイントになっています。
ヴェルファイアの横幅が狭いなら乗り心地はどうなのか
居住性を高める工夫
ヴェルファイアは横幅はクラス標準レベル程度になっているものの、居住性を高める工夫をおこなっています。
気になる乗り心地ですが、2列シートで3列目を荷物のスペースにする分には非常に快適になります。
ただし、3列目に人を乗せたり、後部に荷物を積んだ場合は若干手狭に感じる可能性があります。
大人数でのドライブはバンかワゴン車が快適
あくまでミニバンの分類であるため、大人数で長時間のドライブを前提にしてしまうとストレスが増す可能性があります。
常に大人数が乗ることを前提にするのであればバンやワゴン車の方が余裕が出てきます。
ある程度のスペースと走行性の両立ができるのがヴェルファイアの特徴で、ひたすら広いというわけではないのです。
ヴェルファイアの横幅も外車と比べれば小さく感じる?
ヴェルファイアの横幅は日本の道幅や住宅事情を考えて設計されています。
国が違うと道幅に関する感覚も大きく変わるため、輸入車と比べると小柄に見えるケースすらあります。
外国車やワゴン車とくらべればコンパクト
曲線的なフォルムが特徴になっているため直感的なサイズの比較が難しいケースがあるものの、外国車の場合は横幅が2000mmを超えることすらあるのです。
国産のステーションワゴンなどには全幅が1900mmを超えるものもありますが、比較すればヴェルファイアでも小さく感じる可能性も在ります。
軽自動車は1480mm程度ですから、ヴェルファイア自体が大きく感じる場合もありますが、実はそれほど大型とはいえないのです。
ヴェルファイアの横幅は日本の道路事情を考えて作られている
ヴェルファイアの横幅はミニバンとしては決して大きなものではなく、比較的小型に分類されます。
日本の道路事情を意識して横幅は短めになっているものの、高さで居住性を高める工夫が凝らされているのが強みです。
走行性能などを意識しているため同クラスの中でも居住空間が広いといえない状態になっていますが、運転する喜びを感じることが可能なのです。