ヴェルファイアの燃料タンクの容量や使用ガソリンの違いを徹底解説

ヴェルファイアは、燃料タンクの容量と使用できるガソリンによっていくつかのパターンに分けられます。

燃料タンクの容量の違いや使用できるガソリンの違いなどから、カタログの燃費やガソリン価格を参考に、各パターンのヴェルファイアの満タンで走行できる最大走行距離や、1回の満タンに掛かる費用、1万キロあたりにかかるガソリン代などについて解説します。

ヴェルファイアの燃料タンクの容量｜モデルによるサイズやガソリンの違い

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ヴェルファイアは、30系にモデルチェンジ以降、燃料タンクの容量が「65リットル」「75リットル」の2つに分けられました。

使用するガソリンにも違いがあり、「レギュラー」と「ハイオク」を使用するモデルがあります。

これら2種類の違いで30系ヴェルファイアを分類すると以下の5つのパターンに分かれます。

・2WD、2500ccタイプ…75リットル。レギュラーガソリン使用。

・2WD、3500ccタイプ…75リットル。ハイオクガソリン使用。

・4WD、2500ccタイプ…65リットル。レギュラーガソリン使用。

・4WD、3500ccタイプ…65リットル。ハイオクガソリン使用。

・ハイブリッドタイプ…65リットル。レギュラーガソリン使用。

これら5つのパターンについて解説していきます。

ヴェルファイアの燃料タンクの容量｜2WD、2500ccタイプ

比較的低価格のグレードのヴェルファイアがこちらのタイプです。

「2WD」のため、燃料タンクのサイズが「75リットル」。「レギュラーガソリン」を使用します。

燃料タンクが「10L」増量され、車体重量が多くなり燃費がかかりそうに見えますが、車体重量が軽い「2WD」タイプのためタンクを大きくしても車体重量は4WDよりも軽量です。

・「X」グレード、2WD、2.5L、8人乗りの場合の最大走行可能距離などの参考値

JC08モードでの燃費「11.6km/L」を元に満タンでの最大走行可能距離は、「870km」となります。

レギュラーガソリン価格を「130円」とすると、満タンにするには「9,750円」かかります。

1万キロを走行する場合のガソリン代は「112,000円」です。

ヴェルファイアの燃料タンクの容量｜4WD、2500ccタイプ

上記のタイプの「4WD」バージョンがこちらのタイプになります。

4WDの場合、足回りが2WDの場合と比べて複雑化しているため、燃料タンクに割くことが出来るスペースがないため、2WDのみ「75L」になっていることの理由のひとつと考えられています。

「4WD」のため、燃料タンクのサイズが「65リットル」。「レギュラーガソリン」を使用します。

・「X」グレード、4WD、2.5L、8人乗りの場合の最大走行可能距離などの参考値

JC08モードでの燃費「12.4km/L」を元に満タンでの最大走行可能距離は、「806km」となります。

レギュラーガソリン価格を「130円」とすると、満タンにするには「8,450円」かかります。

1万キロを走行する場合のガソリン代は「104,800円」です。

ヴェルファイアの燃料タンクの容量｜2WD、3500ccタイプ

排気量が「3500cc」のヴェルファイアのグレードはこちらのパターンになります。

「エグゼクティブラウンジ」などの高価なグレードのものが多く含まれます。

「2WD」のため、燃料タンクの容量サイズは「75リットル」。「ハイオクガソリン」を使用します。

・「ZG」グレード、2WD、3.5L、7人乗りの場合の最大走行可能距離などの参考値

JC08モードでの燃費「10.8km/L」を元に満タンでの最大走行可能距離は、「810km」となります。

ハイオクガソリン価格を「140円」とすると、満タンにするには「10,500円」かかります。

1万キロを走行する場合のガソリン代は「129,600円」です。

ヴェルファイアの燃料タンクの容量｜4WD、3500ccタイプ

上記の「3500cc」の4WDバージョンがこちらのパターンになります。

4WDのため、燃料タンクの容量サイズが「65リットル」。使用ガソリンは「ハイオクガソリン」です。

・「ZG」グレード、4WD、3.5L、7人乗りの場合の最大走行可能距離などの参考値

JC08モードでの燃費「10.4km/L」を元に満タンでの最大走行可能距離は、「676km」

となります。

ハイオクガソリン価格を「140円」とすると、満タンにするには「9,100円」かかります。

1万キロを走行する場合のガソリン代は「134,600円」です。

ヴェルファイアの燃料タンクの容量｜各タイプの違いについて

30系ヴェルファイアを燃料タンクや使用ガソリンの違いで分けた場合の燃費などの解説は以上です。

今回の結果で興味深いのは、ハイブリッド車の最大走行可能距離が「1000km」を超えていることです。

カタログデータでは、通勤距離が短い場合など、年間走行距離が1万km以下になると一月に一回の燃料で持つということになります。

実燃費は走行内容によって変わりますが、2割減でも1000km以上となります。

車両価格が高いハイブリッド車ですが、ガソリン代では「3.5L」の約半分の価格差となり、10万キロで50万円程安くなります。

新車購入の際には検討してみてはいかがでしょうか。