ヴェルファイアの16インチタイヤの空気圧設定は、ヴェルファイアの走行性能や乗り心地に直接影響します。
特に乗り心地においては空気圧を上手に設定しないと、乗り物酔いを頻発させてしまうので注意しましょう。
ヴェルファイア 16インチタイヤ|空気圧と適正空気圧
各車ごとにそれぞれ適正空気圧が設定されており、基本的にはそちらに従っていれば問題ありません。
ヴェルファイアの16インチの場合、240kPaを目処に空気圧を整えていきましょう。
240kPa以上に設定する場合、通常よりも多く空気を入れていることを把握しなければならず、大抵240kPaから280kPaにかけてがヴェルファイアにおける空気圧の相場となります。
280kPaは指定された空気圧よりも高めですが、その分燃費が良くなるのでオススメです。
空気圧が高まるとタイヤのたわみを防げるので、転がり抵抗も少なくなります。
ヴェルファイア 16インチタイヤ|空気圧と確認
基本的に、ヴェルファイア含め自動車の適正空気圧は各自動車ごとに表記されています。
運転席側のドアであったり、給油口などにシールが貼ってあるので、タイヤの空気圧に悩んだ時はそちらを見て確認しましょう。
また、空気圧を調整する場合は運転前後のタイミングではなく、タイヤが冷えている状態で行いましょう。
温まっていると空気圧の測定を正常に行えません。
できれば、納車後ディーラーに空気圧をどれくらいに設定してあるのか聞いておくと、空気圧に詳しくない方でもその後調整する際の参考にできるはずです。
大抵は、ディーラーは多めに空気圧を入れているので、その点は考慮してメモしましょう。
ヴェルファイア 16インチタイヤ|空気圧と過多
空気圧過多になることで生じるデメリットを見ていきましょう。
そもそもなぜ空気圧を調整するのかというと、空気圧の調整によってタイヤと路面の接地面が変動し、乗り心地や走行性能が大きく変動するのです。
そして、空気圧過多になると、まず路面と反発するため乗り心地が良くなるとは決して言えません。
むしろ、跳ねるかのような感覚を覚えるかもしれませんし、段差やマンホールには滅法弱くなってしまいます。
また、こうした走行を続けていくうちにタイヤも傷ついてしまうので、パンクの危険性やタイヤがすぐ使い物にならなくなってしまいます。
ヴェルファイア 16インチタイヤ|空気圧と不足
反対に、空気圧が不足してしまうとどうなるのでしょうか。
反発する空気圧過多に対して、空気圧不足は引きずるかのようなタイヤの使い方になるので、こちらも当然タイヤが長持ちしなくなります。
タイヤの維持費も無視できませんし、決して良い方法とはいえません。
また、ハイドロプレーニングの原因にもなりかねません。
ハイドロプレーニングとは、水たまりの上など悪条件な路面において操作がおぼつかなくなる減少であり、事故発生の原因です。
ブレーキが効かなかったりとかなり危険な状態なので、自身の身を守るためにも必ず空気圧は適正水準前後に調整したいところです。
ヴェルファイア 16インチタイヤ|空気圧とオプション
常に空気圧をチェックされたい方は、特殊なシステムやオプションを駆使して空気圧を把握しましょう。
最も手頃かつ経済的なのは、空気圧計を用いる方法です。
現在の空気圧がメーターに表示されるので一目瞭然です。
また、トヨタの空気圧モニタリングシステムであるTPMSを用いる方法もあります。
こちらをヴェルファイアに設定しておけば、わざわざ空気圧計で毎回測らなくても、運転席から現在の空気圧を確認できます。
取り付け方法もマニュアルに従っていれば簡単なので、こうした作業に慣れていない方でも簡単に取り付けられるでしょう。
ヴェルファイア 16インチタイヤ|空気圧は適正に
16インチタイヤでも問題なく走行できますが、空気圧の設定を間違えないように注意しましょう。
空気圧は多くても少なくても走行性能にダイレクトな影響を及ぼすので、慎重に調整して適正なレベルを保たなくてはなりません。
タイヤを大切にするほど長持ちするようになり、乗り心地も改善されます。ボディだけでなく、タイヤにも気を配りましょう。