プリウスを残価設定5年ローンは得なのか？

プリウスを残価設定5年ローンは得なのか？筆者は、平成25年車となる第3世代プリウスを、残価設定の5年ローンで購入しました。

新車購入は、費用が数百万円程、必要になる非常に高価な買い物となりますので、事前に購入方法を検討してから購入手続きを進める必要があると思います。

今現在、残価設定の5年ローンを組んで購入することを検討している方に、何か有益な情報を共有できればいいなと思い、執筆することにしました。

プリウスを残価設定5年ローンでの購入先について

まず初めに、筆者のプリウスの購入方法について、紹介したいと思います。

筆者が購入したプリウスは、平成25年車のGグレードです。

購入先は、トヨタ自動車の販売店です。

販売店のスタッフが長い付き合いになる友人だったので、疑問点があれば気軽に聞くことができましたし、オプション購入費用、付帯サービス費用を値引きしてもらえたので、この点については良かったと思います。

自動車購入において値引き率は、販売員により異なります。

同じ店でも店長クラスと新人販売員では、値引きに応じてくれる金額が全く異なると友人が教えてくれました。

なので、自分の購入したい車の販売会社に友人がいる場合は、相談してみることをお勧めします。

今回のプリウスの購入において、筆者は頭金を用意していませんでした。

その当時、中古で買った平成13年車を乗っていましたが、3件の中古車買い取り業者に買い取り価格を査定してもらったところ、全ての業者からは、下取り価格は付かず、廃車費用が必要という回答ばかりでした。

ですので、年式が古い車をお持ちの方で、下取り費用を新車購入費用の足しにしようと考えている方は、あまりあてにしない方が良いと思います。

但し、下取りに出す車によっては、充分な費用を確保することができ、残価設定をしないほうがお得に購入できる場合がありますので、まずは販売員に相談してみると言いと思います。

新型プリウスは、車体価格はグレードによって異なりますが、240～320万円となっています。

購入費用には、この他にオプション購入費、自動車登録税等、数十万単位の追加費用が加わります。

筆者は、第３世代プリウスのGグレードは車体価格が252万円を購入しました。

これにカーナビ30万円、冬用スタッドレスタイヤ10万円、ETCカードリーダー等のオプションを付属し、諸経費を合わせて、総額が330万円となりました。

内装や外装は特にこだわりが無かったので、変更しませんでしたが、シートやハンドルを革に変更できたり、外装を好きな色に変更できたりと、プリウスは色々とカスタマイズできる車種なので、自分の好みの車を持ちたいと思う方にはオススメの車種かと思います。

筆者の場合、頭金を用意せずに購入することにしましたので、330万円の全額をローンで支払うことにしました。

5年後のプリウスの買い取り価格は、66万円に設定されました。

但し、これは走行距離75000キロ以下で、かつ事故による破損が無く、内外装に目立つキズが無い場合という条件がつきます。

販売員の友人の話では、走行距離を少しでも下回っていて、事故さえ起こさなければ、大体の場合、購入当初に設定した金額通り、引き取ってくれるようです。

内外装のキズについては、明確な査定基準を設けることができないためとのことです。

ですので、実際5年間で支払った金額は、270万円程になりました。

残価設定ローンは、ローン支払い最終月に3パターンの選択をすることができます。

一つ目は、残価を支払って、車を買い取る。

二つ目は、車を下取りに出して、新車を購入する。

三つ目は、残価を支払わずに、車を返却する。

以上の三つのパターンを選択できます。

車が生活する上で絶対に必要な方にとっては、残価設定ローンは、５年後に色々な選択肢を設けることができて良いのではないかと思います。

5年もあれば、ライフスタイルも変わるかもしれませんし、家族が増えれば、より大きな車が必要になったりします。

ローン金利については、その時の景気によって変わりますので、一括購入できれば、一番良いですが、ローンを組むことを考えている方は、残価設定ローンは、良い購入方法の一つだと思いますのでオススメします。

プリウスの残価設定5年ローンを組んで、筆者は購入しましたが、月々の支払額が3万円であったので、それなりに家計を圧迫することになりました。

ローン支払いの他に自動車保険に月額12000円を支払っていたので、プリウス関係の毎月の費用は、4万円ほどになりました。

これくらいの金額が必要であるということを念頭において、計画的に購入することをおすすめします。