新型プリウスの車体寸法を動物やモノのサイズに例えてみました。
プリウスに乗る機会があった時、車体の寸法が気になってしまうものです。
今まで別の車に乗っていたなら、普段よりも大きく感じる、小さく感じる、そのへんは人それぞれでしょう。
プリウスの車体の寸法を覚える時、他の車と比較したり、何かのモノの大きさに例えられたら、寸法を覚えやすくなるし、面白い話にできるのではないでしょうか。
プリウスの面白い寸法の覚え方を御覧ください。
プリウスの車体の寸法|初代から新型(4代目)まで微妙に違う
同じ車種であっても次世代型にモデルチェンジするたび、スペックやサイズが違ってくるのは、冷蔵庫でもプリウスでも当然です。
プリウスは初代の寸法に比べてみると、現行の新型の寸法は微妙ながらも違っています。
Sグレードで比較した場合、3代目のほうは全長4,480mm×全幅1,745mm×全高1,490mmでしたが、新型のほうは全長4,540mm×全幅1,760mm×全高1,470mmという数値が見られます。
ホイールベースのほうは、両者ともに2,700mmで変わっていません。
つまり新型は、全長と全幅が若干プラスされ、全高が僅かに低下しているといった状態を読み取ることができます。
ではプリウスの寸法は、果たしてどんな動物やモノに例えられるでしょうか。
プリウスの車体の寸法|メカジキやモアイ像に近いプリウスの車体の全長
動物で例えるならば、プリウスの全長4,540mmは、大型の魚類であるメカジキに近いと言えます。
メカジキは世界の温暖な海に生息しているスズキ目メカジキ科に分類されているカジキで、頭部の鼻先から突き出た巨大な角が特徴的です。
サイズは全長4,500mmに達し、体重は300kgを優に超えています。
太平洋の真ん中のイースター島は、キリスト教の復活祭を意味する名称ですが、この島で誰もが知るモアイ像も、プリウスに近いと言えます。
モアイ像は、日本で言うところの平安時代から幕末まで造られ続けました。
平均のサイズでは4~5メートルが多く、プリウスが4,540mmというのは、まさにイースター島のモアイの平均値を体現していると言って過言ではありません。
プリウスの車体の寸法|1畳や欧米人の平均身長と一致するプリウスの車体全幅
日本の伝統的な和風の内装に欠かせないものと言えば、古来より存在したというたたみですが、プリウスの全幅はたたみ1畳と覚えることができるのをご存知ですか。
たたみのサイズは団地間が全長1,700mm×850mm、江戸間が1,760mm×880mm、京間が1,910mm×955mmです。
したがってプリウスの全幅は、たたみの江戸間の全長1,760mmと寸分も違っていなかったのです。
男性の平均身長というのは気になりますが、プリウスの全幅と完全に一致している国が存在しました。
それは日本(1,710mm)ではなく、アメリカ、イタリア、オーストラリア、ハンガリーなどの諸国です。
プリウスは欧米でも人気車種ですが、アメリカ人男性と同じ寸法と言えば覚えやすいのではないでしょうか。
プリウスの車体の寸法|ヒョウや小学6年生と一致するプリウスの車体全幅
女性が好むヒョウ柄ファッションでおなじみ、ヒョウの体長は、プリウスの全長と一致する数値を見せています。
ヒョウはアフリカから東欧、東アジアに至るまで広範囲に生息している肉食動物です。
熱帯雨林、サバンナ、砂漠地帯など、ハイブリッドな生息地を見せるところがプリウス的な特徴です。
そして日本人の子どもの体型は、近年にはかなり大きくなっていますが、小学6年生(11歳)の男の子や女の子の平均身長と、プリウスの全高が一致していました。
6年生の男子は1,450mm、女子は1,460mmなのです。
プリウスの全幅を見るたびに、ヒョウか小学6年生のサイズを思い浮かべてしまうこと必至です。
プリウスの車体の寸法|荷室の寸法と容量はペットボトルに例える
3代目プリウス車体の荷室の容量は446リットルでしたが、新型(4代目)は502リットルと若干サイズが大きくなっていました。
502リットルといえば、単純に言えば1リットルのペットボトルのお茶が502本分に相当し、500mlのお茶のペットボトルならば1,004本分も入ってしまう大きさです。
想像するとスゴイとしか言いようがありません。
家電で言い換えてみると、6ドアで高さ180cmの大型サイズの冷蔵庫と、同じ容量ということになります。
お買い物に行ったとき、仮に冷蔵庫をいっぱいにするほど購入したとしても、じゅうぶんにプリウス荷室の寸法に収まりきると考えることができます。
プリウスの車体の寸法|いろんなモノと合致する
こんなふうにプリウスの車体の寸法をモノに例えてみましたが、どうでしたか。
プリウスの寸法は、メカジキ、たたみ、ヒョウなど、世界に存在する様々な動物やモノと似ていますが、まだまだ他に例えられるモノがあると思います。
探してピッタリなものを見つけると、面白い時間を過ごせるし、車体の寸法を覚えやすくなります。