プリウスの大きさを歴代モデル、他のメーカーの車と徹底比較しました。
トヨタのハイブリッド車の代表格でもあるプリウスですが、現行型で4代目となり、これまで何度かモデルチェンジをして現在に至っています。
そんな現行モデルの車体サイズ(全長・全幅・全高)を歴代モデルやライバルもしくは競合車とも呼べる車(日本車メーカーと輸入車メーカー)との比較を通じて、どんな特徴を持っているのか説明していきます。
プリウスの大きさを比較|初代との比較
初代モデルの全長×全幅×全高は、4275mm×1695mm×1490mmとなっており、現行モデルの4540mm×1760mm×1470mmと比較すると、長さと幅が小さく、高さが大きいということが分かります。
すなわち、現行モデルの方が、長さと幅が大きく、高さが小さいとも言えるのです。
このことより、正面から見た時には、より一層ワイドに感じ、側面から見た時には、より一層長く見える印象を受けます。
ホイールベースについても、初代が2550mmであるのに対し、現行は2700mmとなっているので、より走りの高さが向上した足回りになっているのではないでしょうか。
プリウスの大きさを比較|2代目との比較
2代目モデルの全長×全幅×全高は、4445mm×1725mm×1490mmとなっており、現行モデルの4540mm×1760mm×1470mmと比較すると、長さと幅が小さく、高さが大きいということが分かります。
すなわち、初代モデルとの比較と同様に、現行モデルの方が、長さと幅が大きく、高さが小さいといった特徴があります。
そのため、2代目と比較した際でも、正面から見ると幅広に感じ、側面から見ると長い印象を受けます。
ホイールベースについては、同じ2700mmなので、現行は横から見た際にボンネットやトランクルームが突き出たように感じられるのではないでしょうか。
プリウスの大きさを比較|3代目との比較
3代目モデルの全長×全幅×全高は、4460mm×1745mm×1490mmとなっており、現行モデルの4540mm×1760mm×1470mmと比較すると、長さと幅が小さく、高さが大きいということが分かります。
すなわち、初代モデルや2代目モデルとの比較と同様に、現行モデルの方が、長さと幅が大きく、高さが小さいといった特徴があります。
そのため、3代目と比較した際でも、正面から見ると幅広に感じ、側面から見ると長い印象を受けます。
ホイールベースについては、2代目との比較と同様に、同じ2700mmなので、現行の側面から見た印象としては、ボンネットやトランクルームが伸びたように感じられるのではないでしょうか。
プリウスの大きさを比較|ホンダグレイスとの比較
同じセダン型でハイブリッド車という観点から、ホンダグレイスとの比較をします。
ホンダグレイスの全長×全幅×全高は、4450mm×1695mm×1475mmとなっており、現行モデルの4540mm×1760mm×1470mmと比較すると、長さと幅が小さく、高さが大きいということが分かります。
すなわち、初代や2代目、3代目との比較と同様に、現行モデルの方が、長さと幅が大きく、高さが小さいといった特徴があります。
新車本体の最小価格がプリウスの場合、約243万円、グレイス(ハイブリッド)の場合、約198万円であり、価格帯では少しばかりプリウスの方が上になってくるので、一概には言えませんが、プリウスの方が若干大きい印象を与えるのではないでしょうか。
プリウスの大きさを比較|フォルクスワーゲンゴルフとの比較
「世界のトヨタ」とも称されるトヨタ自動車と肩を並べる、世界的な自動車メーカーであるフォルクスワーゲンの顔ともいうべき存在のゴルフと比較をします。
ゴルフの全長×全幅×全高は、4265mm×1800mm×1460mmとなっており、現行モデルの4540mm×1760mm×1470mmと比較すると、高さはそれほど違いがありませんが、プリウスの方が長めで、ゴルフの方が幅広いといった特徴があります。
そのため、正面から見るとゴルフの方が、側面から見るとプリウスの方が大きく見え、見る角度によって大小の違いが生まれてくるのではないでしょうか。
プリウスの大きさを比較|総括
ここまで、プリウスの現行モデルにおける三要素(全長・全幅・全高)を歴代モデル、他のメーカーの車のうち、車種や形状、メーカー内での立ち位置が類似しているモデルとの比較をしてきましたが、3ナンバーの中でも適度なサイズであるプリウスは、運転のしやすさや燃費の良さ等、メリットが多く詰まった近未来的な車なので、ますます人気が出るのではないでしょうか。