トヨタプリウスZVW30系前期のフォグランプを交換する方法としては、バルブの交換かフォグランプ自体の交換か2通りの方法があります。
少し暗いかなと思って交換するならバルブの交換だけで充分ですが、色とかデザインを変えたい交換なら本体交換になります。
今回はバルブの交換方法と、本体の交換方法を手順を追って詳しく解説します。
プリウス30系前期のフォグランプバルブの交換方法
プリウスのフォグランプは下のカバーを外して交換します。
フォグランプが下についている車のほとんどはこの方法で交換します。
ヘッドライトとフォグランプの下あたりの車下にある4つのネジを外せば、作業を楽に進めることができます。
カバーを外すと奥にウォッシャー液タンクが見えます。
そのウォッシャー液タンクの横あたりにフォグランプのカプラーがあります。
このカプラーを反時計回りに回すと外れます。
あとは交換作業だけです。
作業後は同じ手順を逆に進めてはめていきます。
ジャッキを使えば楽に作業が進められます。
プリウス30系前期のフォグランプ交換方法|フォグをLEDにするメリットは?
ハロゲンより格段にLEDの方が明るいです。
明るさだけでいうと、HIDの方が少し明るく感じます。
しかし、LEDの光の方が物がハッキリ見えるという利点がありますし、HIDと違い、点灯と同時に100%の明るさが出せます。
これはフォグランプのバルブをLEDに交換するだけで手に入れることができるメリットです。
プリウスなどのハイブリッドカー向けの交換式LEDバルブが販売されています。
視界の悪い道をよりはっきりと照らすのは黄色のLEDです。
プリウス30系前期のフォグランプ交換方法|HIDに交換するなおすすめは?
プリウスZVW30前期の純正ハロゲンはH11/55Wです。
HIDはH11/35Wか、H11/55Wが交換可能ですが、55Wの方が、光の広がりが多いので明るく感じます。
ケルビン数に関しては、オールマイティな6000Kがお勧めです。
3000Kだと地面の凹凸はハッキリ見えますが、フォグランプを点ける雪道では6000K の方が可視効果を得ることができます。
最近ではオールインワンの商品が販売されています。
純正のカプラーに接続して取り付けるだけでフォグランプのHID化が完了する優れものです。
プリウス30系前期のフォグランプをオールインワンHIDの交換方法
バルブの交換と同様、車下のカバーを外して交換します。
フォグランプ下にある4つのネジを外し、フォグランプのカプラーを反時計回りに回して外します。
準備したオールインワンHIDキットを差し込み、時計回りに回して固定します。
純正カプラーとオールインワンHIDの電源カプラーを接続します。
これを左右おこないます。
動画はフォグランプの交換全般に共通する手順です。
プリウス30系前期のフォグランプ交換方法|ヘッドライトより簡単
プリウスのヘッドライトの場合は、ボンネットを開けて上からおこないますので、手を入れるスペースの確保に時間をとられてしまいます。
その点、下側についているフォグランプの場合は下からアプローチできるので、比較的早く作業ができます。
バルブの交換だけなら手早くできますが、ハロゲンをLEDやHIDにする場合は、いろいろと面倒な作業が発生しますが、最近ではオールインワンが主流です。
このオールインワンキットならカプラーに直接接続するだけなので、手順さえ理解していれば、極端な言い方ですが素人でも簡単にできます。
お値段は少々お高めですが、いろいろな付属部品や作業の煩雑さを考えると安いと言えるほどのお手軽さです。
プリウス30系前期のフォグランプ交換方法|フォグランプでスタイリッシュなイメージに
フォグランプとは、基本的に霧や雪のときだけ使うものですが、搭載しているだけでスタイリッシュな印象を与えます。
日本ではあまり使う機会がないフォグランプですが、朝靄のなかに浮き上がるフォグライトは幻想的な中にも都会的なカッコよさを演出できるアイテムです。