プリウスのボンネットが何故か開かない原因と対処法はご存知でしょうか?プリウスのエンジンルームの作業をしようとしたけれど、何故か開かないという経験をした人は、どれだけいるでしょうか。
ボンネットが開かないと、走行に必要な作業ができずに困ってしまいます。
ここではボンネットが開かない状態になった原因は一体何なのかを探ります。
そしてプリウスのボンネットが開かない時にできる対処法も検討しましょう。
プリウスのボンネットが開かないと困ったことになる
もしもプリウスのボンネットを開けようとしても開かない状態で、必要な作業ができなくなることを想像してみてください。
一番重要となるエンジンの状態のチェックができなくなり、LLCやウォッシャー液の注入もできなくなり、走行が困難になることも予想されます。
もし事態が切迫している場合には、自分ひとりのちからでは、解決が困難なこともあります。
これを放置してしまうと事故に繋がりかねないので、プリウスのボンネットが開かない原因を把握し、それを解決する必要があります。
果たしてボンネットが開かなくなる原因には、どんなことが考えられるでしょうか。
オープナータブが壊れているからプリウスのボンネットが開かない
まず起こりがちな原因の1つが、プリウスのボンネットを開けるための、オープナーの故障です。
オープナーとは運転席の近くにある、ボンネットを開くためのレバーのことです。
これは電動式ではなくて、ワイヤーによって結びつけられています。
オープナーのタブからワイヤーが外れてしまう、そんな故障は起こりがちです。
タブのプラスチックの破損をすることは起こりがちです。
最初から不具合があったということも稀に発生する可能性はありますが、それより何度も使っていれば耐久性が無くなるし、何かの拍子に強くオープナーを引いてしまい、壊れて開かないことも考えられるでしょう。
ワイヤーが壊れているからプリウスのボンネットが開かない
オープナーの先からエンジンルームまで伸びているワイヤーに不具合があるから、プリウスのボンネットが開かない可能性もあります。
しかし、ワイヤーは外側からでは目視して確認することができません。
オープナーを引いてもボンネットが開かないどころか、オープナーがピクリとも動かないならば、ますますワイヤーの不具合が考えられます。
長年使っていたことによる劣化、何らかの衝撃による故障、さまざまな理由で、ワイヤーがどこかで切れてしまっていることが考えられます。
ワイヤーが切れている状態は、素人ではどこをどうしたら良いか分からなくなってしまいがちです。
レバーが壊れているからプリウスのボンネットが開かない
通常通りにオープナーを引くことができているのに、ボンネットが開かない場合には、原因になっているのはボンネットのレバーの故障です。
プリウスのボンネットを開ける時には、ボンネット下に付いているレバーを引きながら開けるのが通常ですが、レバーを引いてもボンネットが開かないならば、この理由が確実視されます。
レバーが故障してしまう理由として、複数があり得ます。
金属の劣化や、バネが壊れているといったことが考えられます。
衝撃や経年劣化、力を入れて開閉しすぎた、色んな理由もありがちなことでしょう。
レバーの故障についても、修理を迅速に行う必要があります。
自分でできるプリウスのボンネットが開かない修理方法
もし上記のような何らかの理由で、プリウスのボンネットが開かないなら、自分でできる対処法があります。
まずオープナーのプラスチックタブの破損については、自分で交換ができやすい所です。
器用な方なら自分で購入し、修理を試みてください。
次にオープナーかワイヤーが壊れている時は、工具などを使ってレバーのロックを外します。
しかしこの作業は慣れていないと難しいことですし、1人では困難なので2人での作業が望ましいでしょう。
ボンネットのレバーが壊れている場合には、工具で開けられる場合もありますが、場合によっては専門業者でないと対処できない可能性がでてきます。
いずれの場合にしても、自分で難しいなら業者に修理を頼むことが必要になるでしょう。
プリウスのボンネットが開かないなら早急に修理を
ボンネットの故障はちょっとした部品の故障にすぎません。
しかしこれを放置していると、間もなくプリウスの走行をすることに悪影響がでてきてしまうでしょう。
ボンネットが開かない故障に気がついたら、できるだけ早く修理をお願いするのがベストです。
近くのプリウスの修理工場については、日頃からチェックをしておくのがおすすめです。