プリウス19インチの乗り心地を解説します。
自慢のマイカーをドレスアップさせることは、とても大きな自慢になりますよね。
タイヤをインチアップすることで、かなり印象が変わって来ます。
大人しいイメージのフォルムの車でさえ、躍動感がみなぎる姿に!
本記事ではプリウス19インチの乗り心地について様々な観点から検証します。
プリウス19インチの乗り心地:インチアップ
プリウスのタイヤをインチアップをさせるとなると、19インチサイズにアップさせるオーナーが結構多いようです。
元々は17インチなので、かなりのインチになります。
50系のプリウスだと、ショックアブソーバーの減衰力調整が難しい造りとなっているために、室内から減衰力を地調整してくれるEDFCユニットも取り付けるオーナーもいます。
インチアップする人は、大抵ドレスアップもするので、車高の調整も考慮する必要かあります。
その結果、静か目のイメージだったプリウスも躍動感溢れる外観に生まれ変わりますので、やはりホイールサイズを上げたくなるのも無理のないことです。
プリウス19インチの乗り心地:具体的に
インチアップした時のメリットは、見た目の格好が良くなる上に、グリップ力も高くなるので、コーナーリングの安定性も増してきます。
速さを求めるオーナーにとっては、堪らない魅力です。
その反面、タイヤの厚さが薄くなることから、運転中の音が大きくなったり、ハンドルが重くなることがあります。
燃費性能が落ちてしまうこともありますが、決定的な致命点は、乗り心地が悪くなることです。
プリウスも例外ではありません。
路面の凹凸から来る自動振動を吸収しきれず、走行時の快適性が落ちて何となく車の重量が重く感じてしまうものです。
元々、静かな走りが特徴だったプリウスでも、こんなデメリットがあります。
プリウス19インチの乗り心地:良くするためには
インチアップさせると、どうしても路面からの振動吸収しきれずダイレクトに突き上げ等の衝撃が伝わってきて、乗り心地が悪くなってしまいます。
これを防ぐために、軽さが特徴の鍛造製のホイールを履かせることによってバネ下の重量の軽くしてやる方法で、衝撃を回避することがあります。
これによって、足回りを軽くさせるのです。
これだけでも重たくなっていたステアリングが軽くなり、取り回しも含めて、乗り心地は標準インチサイズまでの快適さまでは行かないまでも、かなり改善されて行きます。
単純にインチを上げるだけでなく、ホイールの材質も考慮することです。
プリウス19インチの乗り心地:改善する極めつけの方法
また、ショックアブソーバーを替えてみることも1つです。
オリジナルのアプソーバーではなく、専門メーカーであるSACHS、BILSTEIN、OHLINS、KONIの製品に変更してみる方法です。
元々から減衰力が設定されている製品もあるのですが、ショックアブソーバーの減衰力そのものを調整できる製品もあります。
このようなパーツに替えることで、減衰力を調節することで、路面の凹凸からの突き上げや吸収に対応させるわけです。
また、適切なタイヤの選択も重要なファクターです。
乗り心地や静粛性に特徴のあるタイヤをセレクトして、タイヤの空気圧管理をきちんと行うことで大幅に乗り心地が改善されます。
プリウス19インチの乗り心地:限界は?
プリウスのインチアップは19インチを考えといるオーナーが多いようですが、中には20インチまでアップさせる人もいます。
スペック的に問題なく履かせることができるのですが、さらに乗り心地が悪化してしまうことは、言うまでもありません。
一般的に乗り心地か悪くなるインチアップでも、ホイールの材質のセレクト、サスペンションやショックアブソーバーの見直し等で、かなり改善させることができますが、その限界は19インチクラスかもしれません。
走行性の向上と快適性を両立させるための策は、前述の通りですが、相反することがバランス良く保てる19インチに留めておくことが無難かもしれません。
プリウス19インチの乗り心地:まとめ
インチアップさせることで、見違えるように精悍なスタイルに変貌するプリウス。
ドレスアップとインチアップさせた外観を見てしまうと、ノーマル車のオーナーでも、思わず自分もやってみたいと思うことでしょう。
しかし、その時は走る安定性へのこだわりと、快適性がある程度犠牲になってしまうことを理解して、取り組むべきかもしれません。