オデッセイクレードルシートのドリンクホルダーをご存知でしょうか。
新型オデッセイで注目されるのが2列目シートです。
8人乗り仕様は一般的なベンチタイプですが、7人乗りはプレミアムクレードルシートが採用されています。
しかし7人仕様の2列目は極端に収納が少ないと言われています。
今回は2列目のドリンクホルダーについて紹介します。
オデッセイクレードルシートのドリンクホルダー位置は?
クレードルとは「ゆりかご」の意味で、このネーミングはシートの調節機能に由来しており、ゲストの居住性を重視した設計です。
飛行機のファーストクラスの居住性を目指したと言われていますが、広い座席を確保するために極端に収納部分が少ないデザインが採用されました。
2017年マイナーチェンジ前の2列目クレードルシートのドリンクホルダーは、リアドアのボトルホルダーだけで着座したままでの使用は少々難しい位置で、ましてやプレミアムクレードルシートの売りである3列目シートを格納し、めいいっぱい後方へ下げるとほぼ使えない残念な設計です。
しかも500ml以上のペットボトルなどを入れたままドアをスライドさせると傷がついたという情報もあります。
オデッセイクレードルシートのドリンクホルダー|ベーシックタイプ
一番ベーシックなタイプのドリンクホルダーです。
1列目から2列目、3列目へのスルーウォークの邪魔にならない前席背面ヘッドレストへの装着タイプです。
クレードルシートは足元がかなり広いデザインなので、乗り降りにも邪魔になりませんし、ベーシックタイプなので、カーショップやネットでも簡単に入手できるのも魅力です。
いろいろな色や形状も発売されていますので好みのタイプを着けるのも良いです。
ただし、このタイプはシートを目いっぱい後ろにスライドさせると使えません。
オデッセイクレードルシートのドリンクホルダー|膝に載せるタイプ
いわゆる便利グッズとして販売されているひざ載せタイプのカップホルダーです。
カップだけでなく簡単なファーストフードなども載せられる便利グッズで、車内で簡単な食事をするシーンで威力を発揮します。
自分の膝に乗せるタイプなので、クレードルシートをどこまでスライドしても問題なく使用できます。
オデッセイクレードルシートのドリンクホルダー|2017年マイナーチェンジ後1
2017年11月にマイナーチェンジされたオデッセイですが、細かい部分の要望にも応えた仕様変更がなされています。
クレードルシートのドリンクホルダーもその一つです。
1席につき2か所のドリンクホルダーが設置され、づライドドアの開閉にも影響されず、シートのスライドにも対応したデザインです。
オデッセイクレードルシートのドリンクホルダー|2017年マイナーチェンジ後のドリンクホルダー2
クレードルシートのドリンクホルダーに限って言うと、ホンダはかなり真剣に取り組んだと思われるマイナーチェンジを実施しています。
前述のシートに直接設置したタイプをシートスライド対応とするなら、比較的小さな子供も使いやすいドリンクホルダーとしてスライドドア設置タイプが挙げられます。
スライドドアを開けたままでもドリンクが取り出せる設計で使いやすさが格段に向上しています。
オデッセイクレードルシートのドリンクホルダー|ユーザーの声はきちんと届いている
細かいことでもユーザーの要望を活かしていく姿勢に、ホンダのオデッセイにかける思いが伝わるようです。
たかがドリンクホルダーの場所程度と侮ることなく、きちんと対応したホンダのオデッセイは信頼できます。
一度オデッセイを選んだオーナーはなかなか他車に変わらないと言われていますが、こういったことの積み重ねもその要因のひとつです。
プレミアムクレードルシートを搭載した7人乗り仕様のオデッセイは、8人乗りと比べ概ね8万円前後高い価格設定ですが、それだけの価値は十分にあるラグジュアリー感です。