オデッセイrb3の前期後期の違いをご存知ですか。
1994年に初代オデッセイが発売されてから、約5年前に発表された現在の5代目まで、ホンダのミニバンの人気車としてその地位を誇っています。
中古車でも根強い人気の4代目を、自分なりにカスタマイズして楽しんでいるオーナーさんが多いのもこの車種の特徴です。
オデッセイrb3 前期後期の違い|販売時期
2008年10月に3代目からのフルモデルチェンジを発表。
外観やコンセプトは、基本的に3代目を色濃く残してはいるものの、足回りやステアリングはさらに磨きがかかっていました。
その走行性能は、多くの評論家の方々や、ユーザーたちから賞賛を受けることになります。
この4代目から、魚眼CCDカメラによるマルチビューカメラシステムが導入されます。
この装備により、死角の低減や、車庫入れなどのアシスト機能が向上しました。
3年後の2011年10月にマイナーチェンジを発表します。
いわゆる後期モデルの発売です。
オデッセイrb3 前期後期の違い|前期モデル
2008年発売当時、前期のフロント画像。
リア画像。
初代の三角形から横長のデザインに変更になりました。
オデッセイrb3 前期後期の違い|後期モデル
各グレードで、ホイールのデザイン変更も行われました。
前期と比べると、フロントグリルが3本から2本に変更になっています。
後期から取り入れられたダーククロムメッキがカッコイイですね。
精悍さが増したような気さえします。
また、フロントバンパーにもフォグランプ周辺に少しデザインの変更があります。
リアコンビネーションランプも前期のものと比べると、コンビネーションランプとリアゲートの一体感のあるデザインへと変更されています。
前期は電球だったストップランプとテイルランプがLEDに変更になっています。
オデッセイrb3 前期後期の違い|インテリア
前期のインパネ。
前期のフロントシート。
後期のインパネ。
後期になると、全席に3点式ELRシートベルトとヘッドレストが標準装備されています。
また、メーター内の照明色が変化してエコドライブ度を知らせるコーチング照明とエンジン、CVT、エアコンの制御を燃費重視にするECONスイッチが標準装備されています。
このECONスイッチは、前期ではアブソルートには装備されていませんが、後期から装備されました。
オデッセイrb3 前期後期の違い|装備
VSAといわれる車両挙動安定化制御システムが標準装備されました。
従来の車輪のロックを防ぐ<ABS>と、車輪の空転を制御する<TCS>に加えて、車両の横滑りを制御して、走る、曲がる、止まるの全ての領域で車の安定性能を確保するためのシステムです。
このHONDA独自のシステムが標準装備されたことで、安全性能が更に高まりました。
オデッセイrb3 前期後期の違い|まとめ
電球をLEDに変えたり、グレードも4種に整理されたりと、見た目に大きな変更はないですが、時代に合わせた安全装備が充実しています。
前期発売後、後期にマイナーチェンジしたあとも、それぞれ一度づつ一部ですが、改良がされています。
時代的に環境やエコという言葉が重視されてきたことが反映されていると言えるでしょう。