オデッセイとエスティマは似てるのか?
ミニバンは、アウトドアで楽しむにも、家族や仲間で旅行するにも便利な車です。
使い方、楽しみ方は、人それぞれですが、ミニバンと言うと、オデッセイとエスティマがよく思い出されます。
両者ともミニバンを代表する車なのですが、何となく似ているとも言われています。
実際にはどうなのでしょうか?
オデッセイとエスティマは似てるのか|昔から今
ホンダのオデッセイとトヨタのエスティマはミニバンを代表する車。
発売開始時期は、エスティマが1990年、オデッセイが1994年でエスティマの方が先輩なのです。
発売当初のエスティマは、まるで新幹線っぽい形で、当時は角形車種が多い中で流線形をしてましたので、かなり目だっていた感じです。
4年後に出てきたオデッセイも何となく角形のスタイルでした。
それが20数年を経て、新型のエスティマとオデッセイは、何処かしら似ているとの意見が多いのです。
フロントマスクは見ると、エスティマはのっぺりとした感じに見えますが、全体的なフォルムは似ている感じです。
ただ、細かな面では、新型オデッセイは、硬いイメージがします。
オデッセイとエスティマは似てるのか|新型は?
新型の両者の動きを少し掘り下げて見ると、新型エスティマはフロントマスクが大幅な変更されておりトヨタ車らしい丸みのある顔になっています。
エンジンは、V6気筒3.5Lから直列4気筒2.4Lとハイブリッドモデルになっています。
安全装備は緊急自動ブレーキを作動できるトヨタセーフティセンスCを全車に標準装着。
一方のオデッセイは、エスティマと同じクラスのミニバンと言われていますが、新しいプラットフォームを使って床を低く抑えます。
全高も低めの設定されており、少しスポーティーなスタイルとなっている点は、エスティマに近いかもしれません。
また、ハイブリッドを追加したことあり、2つの車にはますます共通点が多くなっているような感じがします。
オデッセイとエスティマは似てるのか|外観は?
スタイルが似ているエスティマとオデッセイ。
ボディサイズを見ると、エスティマは全長が4,820mm、全幅1,810mm、全高は1,745~1,760mmとなっています。
一方のオデッセイは、全長4,830mm、全幅アブソルートで1,820mmですが、標準モデルのボディは1,800mm、全高は1,685~1,715mmです。
両者は、ほぼ同じサイズとなっていますが、オデッセイは低床プラットフォームを採用しているので、全高が約60mm低くなっている反面、室内高はエスティマを70mmほど上回っていことから、オデッセイは空間効率が良いと言えるかもしれません。
オデッセイとエスティマは似てるのか|インパネ周りは?
新型とはいえ、エスティマは発売されて10年を経過しています。
しかし、驚くことは内装のデザインのクオリティの高さです。
全く古臭さを感じさせず、マイナーチェンジでは、従来モデルハウスからさらにシルバーの装飾をメインに上質な仕上がりになっています。
オデッセイもインパネ周りを優しい曲線的にデザイン変更されていますが、エスティマの方が良いという意見も少なくありません。
メーター類は、エスティマがインパネ奥の高い位置したおりオデッセイと比べて視線移動の苦痛は少ない反面、インパネ上端の位置が高いために圧迫感を覚えるドライバーもいるので、これ等の部分の評価は、人の好みによって変わるかもしれません。
オデッセイとエスティマは似てるのか|居住性は?
車内の居住性を見ると、1列目シートの座面サイズは両車と同じレベルですが、背もたれはオデッセイに少し余裕がありサポート性もオデッセイがしっかりしています。
2列目はセパレートシートの場合、どちらもオットマンを備えてリラックスして座れます。
ただオデッセイのプレミアムクレードルシートは、乗っている人を包んでくれる形になっており座り心地は柔軟で背もたれを後方に倒すことでリラックスできる点はとても快適との評価が多いのです。
3列目のシートでも、オデッセイが快適との評価。
頭上は特別に広くないのですが、膝先に十分な余裕があることや低床設計により床と座面の間隔に余裕が生まれるこのから膝を持ち上げる必要がありません。
エスティマは床と座面の間隔が不足しているために膝が持ち上がってしまうので窮屈な感じがするのです。
オデッセイとエスティマは似てるのか|エスティマに似ているオデッセイだが
外見的にはエスティマに似ていると言われるオデッセイですが、新型車と言われる利用者でもリリース時期には数年の開きがあり、新型エスティマのリリースはオデッセイより7年も前に遡ることになります。
そのために、どうしてもトータル的な評価はオデッセイに軍杯が上がってしまうのかもしれません。
それでも両者とも、ミニバンを代表する車であることは言うまでもありません。