ハリアーを流れるウインカーにすると値段はいくらになるのでしょうか?
高級SUV車と言うカテゴリーを生み出した「トヨタ ハリアー」ですが、一度は廃盤となりましたが2013年に3代目として見事に復活を遂げました。
2017年にはマイナーチェンジも行われ、装備の充実やSUVブームの煽りもあり現在でも人気が続いています。
マイナーチェンジ後の特徴として、C-HRなどにも採用された流れるウインカー(シーケンシャルタイプ)の採用が大きな話題となりましたが、マイナーチェンジ前の物やマイナーチェンジ後でもグレードによっては、流れるウインカーが採用されていない事から後付けをしてカスタムする方も少なくありません。
今回は、その流れるウインカーの値段について調べてみました。
ハリアー 流れるウインカー 値段|DIYで手軽に追加するLEDテープ型
今や車をDIYでカスタムする方も多く、その代表格なのがLEDテープ型でのドレスアップです。
LEDテープ型のドレスアップは、車幅灯連動の物やデイライトの代わりとして装飾される事が多い商品ですが、最近ではウインカー連動の物も出回るようになり、最新の物は流れるウインカータイプの物も販売されています。
こちらのタイプは値段が比較的に安く、自分の考える思い通りの場所に取り付けられる事が特徴です。
値段に関しては各メーカーによって異なりますが、大まかな相場は2本セットで約3000~5000円程度で購入する事が出来ます。
ウインカー回りをカスタムする場合、商品電力の小さいLEDに交換する事で起こるハイフラッシャーを抑える機器が別途で約2000円程度掛かりますので、合わせて5000~7000円程度で、流れるタイプに交換する事が出来る為、費用を抑えてカスタムしたい方にオススメです。
ハリアー 流れるウインカー 値段|本格的にカスタムする事が出来る加工型
現在、装着されているヘッドライトユニットに加工を施し、純正仕様の流れるウインカーに近づける事が出来る方法が加工型です。
この加工型は、ヘッドライトユニットに流れるウインカーのユニットを埋め込んで加工をする為、後付け感が無く綺麗に取り付けられる事が特徴です。
また、ショップによっては純正仕様とは異なったデザインに変更できる点も魅力の一つと言えるでしょう。
こちらのタイプは、ショップによって値段にばらつきがありますが、ユニット代と加工工賃を合わせた場合、価格はやや高めの約15万円程度が大まかな相場となっており、納期も約一週間程度必要になります。
また、近くにショップが無い場合は、ヘッドライトユニットを加工するお店へ送り届けなければならない為、別途で送料が掛かる場合があります。
値段は少々高めですが、綺麗な流れるウインカーのカスタムを希望する方にオススメです。
ハリアー 流れるウインカー 値段|サイドミラーも流れるタイプに変更できる
昨今の車には、ドアミラーのカバーにもウインカー装着されている車が増え、ハリアーにもこのウインカーが装備されていますが、付いているのは点滅タイプの物です。
この点滅タイプのウインカーを流れるウインカータイプに変更できるハーツも販売されています。
こちらは加工タイプでは無く、現在装着されているウインカーユニットを流れるタイプのユニットと入れ替えるタイプの物で、加工型と比べても手間や時間が掛かりません。
また、カー用品店やインターネット通販などで手軽に購入出来るメリットもあります。
純正タイプの物や販売メーカー独自のデザインが選べる事も魅力です。
値段はデザインなどによって異なりますが純正に近いタイプで約7000~10000円程度、ショップオリジナルデザインでLEDが多く使用されている物などは約15000~25000円で販売されている事が多いです。
フロントの流れるウインカーに合わせてドレスアップを行いたい方にオススメです。
ハリアー 流れるウインカー 値段|テールランプも流れるタイプに変更できる
フロントのウインカーを流れるタイプの物に替えたのなら、リアも替えたいと考える方も多いと思います。
残念ながらハリヤーのリアウインカーは両サイドの分離されたランプユニットに格納されている為、そのままでは流れるウインカーに交換できない構造となっています。
そこで各ショップから生み出されたのが、標準ウインカーの位置とブレーキランプの位置を交換して流れるタイプの物にすると言う加工法です。
この加工を施す事でリアウインカーもシーケンシャル化する事が出来ます。
値段は、LEDの打ち替えとウインカー・ブレーキランプの配線交換などを含めて約10万円前後となっていて、加工や取り付けに約半日を要する作業となります。
前後で流れるタイプにしたいと考えている方にオススメです。
ハリアー 流れるウインカー 値段|最後の手段、純正ユニットを購入する
ハリアー60系の前期型には、流れるウインカーの設定が無い為にこの方法は使えませんが、後期型でグレードによって流れるウインカーが付いていない場合にはこの方法を試す事が可能です。
オークションや中古ショップなどでヘッドライトユニットを購入出来た場合にも、カスタムする事ができます。
もちろん、自動車販売店でパーツの取り寄せと言う形で注文する事も可能ですが、一つだけネックとなる部分があります。
それは値段です。
昨今の自動車はコストや安全など面から性能の向上がめざましく、非常に高度な技術で製品が作られています。
ヘッドライトユニットもその中の一つで、価格が高い物となっています。
ハリアーの場合、販売店で左右のヘッドライトユニットを取り寄せると約50万円ほどかかります。
これに、ヘッドライトやウインカーなどを制御するコンピューターユニットの値段が別に加わりますので、かなり高額な値段となってしまうのです。
この事から、あまりオススメは出来ません。
ハリアー 流れるウインカー 値段|それぞれに合ったカスタマイズを
様々な方法で流れるウインカーにする事が出来るハリアーですが、値段の観点からいくとLEDテープでのカスタマイズが一番安く簡単に行えます。
綺麗に純正感を出すには少々値は張りますが、専門業者に依頼し加工を施すと仕上がりにも満足感が得られるでしょう。
純正パーツの注文は、よっぽどの事が無い限り値段の面からオススメ出来ません。
見栄えを考えると、加工型が一番現実的かも知れません。
それぞれのコストに合わせたカスタマイズが出来ると良いですね。