ヴェルファイアのブレーキから異音が発生することがあるようです。
原因は製造過程にあり、部品交換などの措置が必要です。
ブレーキから異音がするのであれば、安全面等を考慮し、早めの対応が重要でしょう。
ここではヴェルファイアのブレーキから異音が発生する原因や対処方法等を解説しています。
ヴェルファイアのブレーキからの異音|車の特徴
ヴェルファイアは、トヨタが生産販売する高級ミニバンであり、非常に人気の高い車種です。トヨタの技術の粋を集めた車ともいえ、ハイブリッド車としても高い人気を誇っています。
そんなヴェルファイアの特徴としては、安全性能があるでしょう。
これは政府が普及啓蒙を進めている運動と呼応し、セーフテー・サポートカー等と称しています。
自動ブレーキや加速抑制装置などが搭載され、高齢者も含めたドライバー全体の安全をサポートするものです。
また、室内は高級車にふさわしいプライベート空間をも保てるような作りで、しかもエンターテイメントもボタン1つで楽しめます。
さらに、走行性能も燃費を抑え、より力強い走りができ、安全ばかりでない快適な空間と走りが提供されています。
ヴェルファイアのブレーキからの異音|その音とは?
ヴェルファイアは高級ミニバンであり、多くの人が憧れています。
一度は運転したいと思っている人も多くいるようですが、ブレーキから異音がするものもあるようです。一体どういう音なのでしょうか?
それは高級にはふさわしくない音で、言うなれば低級で耳障りな「ギューギュー」という音です。
鉄が擦れると高い音が出て、気分が悪くなることもありますが、それに似たような音のようです。
潤滑油で解消できるかと言えば、そうではなく、明らかに異音であるようです。
ひどくなるとブレーキパッドが偏摩耗し、予期せぬトラブルが発生するようです。
安全を考慮するのであれば、すぐに運転を停止するのが得策でしょう。
ヴェルファイアのブレーキからの異音|原因は搬送工程か?
ヴェルファイアのブレーキから「ギューギュー」のような異音が発生するのは、搬送工程の不良品が原因かもしれません。これはトヨタ自体が発表しています。
より詳細に言えば、搬送工程で治具形状が適切でなかったため、治具とスライドビンのダストブーツが接触してしまうことです。
そのまましていれば、ブーツが損傷し、しかもブーツ内に水が入ることで、スライドビンが錆びてしまう危険性があります。
錆びてしまえば、ブレーキが偏摩耗し、制御しようとした際、「ギューギュー」のような異音が出るようです。
ブレーキと言えば、お分かりのように車を制御する安全弁のようなものです。
原因が判明しているのであれば、対処も早いかもしれません。
ヴェルファイアのブレーキからの異音|対象車検索を
ヴェルファイアのブレーキから異音がするようであれば、すぐに対象車を検索すべきでしょう。
これは、トヨタが公表していることで、ヴェルファイアであれば、対象車両も分かっています。
DBA-AGH30W
・車台番号 : AGH30-0050495 ~ AGH30-0052948
DBA-AGH35W
・車体番号 : AGH35-0008458 ~ AGH35-0008797
ヴェルファイアのみでなくアルフォードにも当てはまり、製作期間がいずれも平成27年(2015年)11月半ばから12月初旬のものです。
制作期間から見て、すでに新車ではなく中古となっていますが、中古のヴェルファイアであれば、該当する可能性があります。
トヨタのサイトでは、リコール等の対象車両を検索できます。
ヴェルファイアのブレーキから異音がするのであれば、すぐに検索すべきでしょう。
ヴェルファイアのブレーキからの異音|すぐに販売店へ
ヴェルファイアのブレーキから異音がして、搬送工程で起きた不具合車とわかったのであれば、すぐに販売店へ持ち込みべきでしょう。
トヨタの専門店はもちろん、そうでないところであっても、取り扱ってくれます。
予約が必要ですが、点検や交換等を行ってくれます。
もちろん、搬送工程での不具合であるため、有料とはなっていません。
仮に預けるようになれば、代替車の貸し出しがあるか否かも事前に確認しておくべきでしょう。
また、無料になるのは、トヨタからの公式発表であり、販売店も熟知しているはずです。
なお、トヨタのサイトでも、対象となる車台番号等が公表されています。
しかし、対象車ではないものも含まれるため、自分で検索することはもちろん販売店に相談することも重要でしょう。
ヴェルファイアのブレーキからの異音|早めの対処を
高級ミニバンのヴェルファイアでは、ブレーキから異音がするものがあります。
搬送工程での不具合が原因の可能性があり、販売店へ持ち込めば無料で点検などをしてくれます。
すでに中古のヴェルファイアですが、仮に該当しているようであれば、すぐに対応するのが適切でしょう。
まずは車両の特定も必要であり、トヨタのサイトでの検索はもちろん、販売店に相談することも重要なことです。