ヴェルファイアのドアロックで不具合が発生した場合は、車の製造年月日を確認するのがオススメです。
ヴェルファイアの一部車種には、特定の条件化でドアロックが効きにくくなる不具合が見つかっていて、メーカーの無償修理の対象になっているためです。
対策済みのキーなどを貰えるため、おかしいと思った場合は確認してもらったほうが安心でしょう。
ヴェルファイアのドアロックに不具合が見つかった?
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=L944f9nZc80?rel=0]
ヴェルファイアのドアロックに不具合が見つかったのは、平成23年6月21日から7月21日にかけて製造された一部の車種になります。
スマートエントリー&スタートシステム装着の車を利用している場合、通信範囲内に別の車両の電子キーがあると正常に更新できず、ロックがうまくいかない、開錠やエンジンスタートがうまくいかないといったケースがあるのです。
電子キーの機器が悪いなと思った場合は、設計上の不具合によって引き起こされている可能性があります。
該当車種はトヨタのウェブサイトで公開されていて、無償修理サービスの対象になっているため、不安がある場合はディーラーに相談するのがおすすめです。
ヴェルファイアのドアロックに不具合はリコール対象?
ドアロックに不具合があるとなると、リコールの対象になるのかと不安になる人もいるはずです。
しかし、ドアロックの不具合は軽微なもののため、リコールの対象からは外れています。
リコールは法律が定める基準に適合しなくなる可能性がある場合に行われるもので、ヴェルファイアのドアロックの不具合は該当していません。
走行中に勝手にドアが開く可能性があるといったものではないため、リコールの対象にはならないのです。
無料で修理してくれる範囲内であることをポジティブに受け止め、ディーラーに持ち込んで修理してもらうのが一番手っ取り早い方法になります。
トヨタ以外のお店に持ち込むと、お金がかかる可能性もあるため注意が必要です。
ヴェルファイアはドアロック以外に不具合はないのか?
ヴェルファイアのドアロック不具合は比較的軽微なものです。
ただし、便利さが売りの電子キーと車のシステムの問題でもあるため、早めに解決したほうがストレスが少なくてすみます。
では、ヴェルファイアに他の不具合がないのかといえば、2018年2月1日に発表されたエアバッグの不具合などが存在します。
エアバッグの不具合はリコールの対象であり、2017年5月20日から10月28日までに生産された車が対象になります。
ヴェルファイア以外の車もリコールの対象となっているため、トヨタ車の多くがリコールの対象になっていることになります。
車の購入ルートによっては、リコールのお知らせが滞る可能性もあるため、気になる場合は確認してみるのがオススメです。
ヴェルファイアのドアロック以外の不具合は他にも?
ヴェルファイアの大規模リコールの例は少なく、エアバッグなど共通のパーツを組み込んだ複数の車で発生した例がわずかにある程度です。
ドアロックの不具合も同一企画の部品を利用している多くの車種で発生しているため、ヴェルファイア特有の現象ではないのがポイントになります。
ドアロック以外にも無償修理の対象になるような不具合も存在し、平成26年12月から平成28年 3月までの一部にも不具合が生じる可能性があります。
この不具合は、無段変速機の部品強度の問題によっておこるもので、頻繁な加減速によって部品に異常が生じ、警告灯が点灯してフェールセーフ走行になってしまうというものです。
新車登録から9年は無償修理の対応になっています。
ヴェルファイアでドアロック不具合があると売れない?
ドアロックに不具合があるヴェルファイアとなると、乗り換え時の下取りや買取などの際に売れるかどうかが気になってしまいます。
ポイントになるのが、不具合は修理すれば直るということです。
修理済みのものであれば問題なく売れるだけでなく、未対応のものでも無償で修理が可能になります。
価格に大きな影響を与えるものでは無いのです。
ただし、買取に出す場合や下取りに出す場合は、修理の履歴があった方が良い印象になります。
修理済みであることがわかる書類があれば、確認を取る必要がなくなるためです。
不具合の修理をおこなった場合は、修理したことを証明する書類をとっておくと、少しでも車を高く引き取ってもらうための鍵になるのでオススメです。
ヴェルファイアでドアロックに不具合があるなら要らない?
ドアロックの不具合など、不具合が目立つ車は購入したくないというのが消費者の本音です。
ヴェルファイアであっても不具合があるなら買いたくないと思ってしまう人がいても不思議ではありません。
しかし、注意すべきは、車の不具合が後から見つかることは珍しくなく、完全に不具合が見つからずに生産が続いている車はほとんどないということです。
リコールなどの大規模なニュース以外にもメーカー側が改善や修理の情報を流しているケースは珍しくなく、調べだすとキリがありません。
むしろ、不具合の情報がどれくらい出ているかは重要で、該当期間を外せば問題がないと認識した方が良いでしょう。
購入できる車自体がなくなる恐れもあるため、あまり気にし過ぎるのも問題と言えます。
ヴェルファイアのドアロック不具合は一部無償修理対象
ヴェルファイアのドアロック不具合は、一部無償修理の対象になっています。
該当する期間に製造されたヴェルファイアであれば、負担を気にすることなく修理ができます。
一方で、対象期間外のドアロック不具合は別な原因が考えられるため、有償修理になってしまう可能性がでてきます。
不具合の情報はメーカーサイトにまとめられているため、ときどき確認して自分の車に不具合がないか、チェックするのが賢い行動です。