プリウスの鍵でドアがあかない時の対処方法をを紹介をします。
便利な機能を持っている機器は、私達の生活をとても豊かにしてくれます。
働く時間を短縮してくれたり、遠い場所に短時間で運んでくれたりします。
しかし、1度機械が動かなくなると、大変なことになります。
ハイブリッド車の普及に多大な貢献を果たしているプリウスも同じです。
発売開始されてから20年以上、経過する、この車も時として思わぬトラブルになることがあります。
色々な原因が考えられますので、何処に原因があるのか、どのように対処すればいいのかを解説をしています。
プリウスの鍵でドアがあかない
「ドアがあかない!」
普段何気なく乗っているマイカーのプリウス。
プリウスのスマートキーをバックに忍ばせておきなから、ドアのボタンを押すのですが、全く開かないことを体験した人もいるのではないでしょうか?
いつもは便利なスマートキーなのですが、本当に沈黙を守ったままの鍵です。
出勤で使っているプリウスが使えないとなると、もう大変。
こんな経験は、あまりしたくないのですが、何処に原因があるのか、冷静に判断する必要があります。
スマートキーでドアがあかないことについては、色々な原因が考えられますので、冷静に分析していくことにしましょう。
プリウスの鍵でドアがあかない|スマートキーの電池切れ?
すぐに思うことは、スマートキーの電池切れです。
この時にドアの解錠ボタンを押してみます。
もし、赤い光が付くなら、スマートキーの電池切れではありません。
その時は、前にて
「キーバッテリーが残り僅か」
というメッセージが表示されるからです。
こうなると、バッテリーが上がっている可能性が大きいのです。
さらに確認をしてみます。
そのためには、ともかくドアをあけること。
そのためには、スマートキーの中に入れてあるメカニカルキーを取り出して、ともかくドアをあけることです。
メカニカルキーは、側面のPUSHマークを押すことで鍵取り出せますので、これを使って、ドアを解錠しましょう。
プリウスの鍵でドアがあかない|バッテリーの確認
次にバッテリーの確認です。
通常の場合、パワースイッチを押しすと始動しますが、これでエンジンがかからない時は、次のような操作をします。
まず、ブレーキペダルを踏んで、スマートキーのトヨタエンブレムの側をパワースイッチに近づけます。
そうすると、エンジンがかかるはずです。
これが緊急回避的なエンジン始動法なのですが、これでもエンジンが動かない時は、完全にバッテリーが上がってしまっているのです。
このような時は、バッテリーを交換するしかありません。
通勤前の出来事ならば、この時は諦めて、電車通勤になってしまいます。
プリウスの鍵でドアがあかない|バッテリーの復旧策
プリウスには、動力用のバッテリーの他に、エンジン始動用の補機バッテリーがあります。
ドアがあかない、エンジンがかからないというケースの時は、補機バッテリーが上がっている状態です。
この時のバッテリー復旧策としては、一番、簡単なのは、JAF等のロードサービスを呼ぶことです。
また、自宅にセカンドカーや近所に車があるなら、ブースターケーブルを繋いで、エンジンを始動させることもできます。
あるいは、モバイルバッテリーのようなジャンプスターターを補機バッテリーにつなぎ、エンジンを始動させる方法もあります。
補機バッテリーそのものを交換するには、ナビのデータバックアップが必要なので、この時はカーディーラーの支援が必要となるでしょう。
プリウスの鍵でドアがあかない|スマートキーの電池切れの時は?
スマートキー自体が電池切れということもあります。
この時は、家電量販店で電池を購入して、交換するだけです。
ユーザーレベルで交換できるレベルなので、難しくはありません。
取扱説明書に従い、交換するだけですから。
ただ、注意を要することは、日頃から電池消耗を加速させるようなことをしないことです。
身近な場面では、電話機やスマホの充電器、パソコン、電子レンジ、テレビ等、電磁波を発している近くにスマートキーを置かないことです。
電磁波の干渉を受けて、常にスマートキーが機能している状態になってしまいます。
1、2年持つはずの電池が僅か半年でなくなることもあるからです。
プリウスの鍵でドアがあかないと慌てる前に
プリウスのドアがあかないこと等、めったに起こることではありません。
でも、実際にそんな場面に遭遇してしまったなら、慌てふためくことも珍しくはないでしょう。
そんな時だからこそ、ひと呼吸置いて、何処に原因があるのかを冷静に見極める必要があります。
そのためには、非常時の際の対処法を予め確認しておくことが大切です。