オデッセイアブソルートexの乗り心地を調べてみました。
1994年にリリースされてから、20年以上の人気を誇っているホンダのオデッセイ。
ミニバンの代表的な車のトップランナー的な地位を甘んじることなく、常に攻めの姿勢で魅力的な車として、多くのファンを取り込んできました。
その中でも、最新モデルとなるオデッセイ アブソルートexの乗り心地が気になるところです。
オデッセイアブソルートexの乗り心地|概要
幾度のモデルチェンジが行われ、すでに5代目のとなるプリウス。
その中でアブソルートexは、シティブレーキアクティブシステム(低速衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能)、LEDヘッドライト、Honda インターナビ、電動シート、17インチアルミホイール等を標準装備した最上級のグレードと位置付けられています。
このexは、発売開始の時点で、5代目全体のオーダー数の3割~4割近くを占めていたと言われています。
それだけにアブソルートex人気の高さに驚かされます。
初期型の原点回帰なのか、車高も高くなりミニバンらしくなったのですが、乗り心地についてのコメントが多く出されています。
オデッセイアブソルートexは乗り心地だけが残念
「道路を走ってて、高速道路を走っているとあまり気にならないけど、一般道を走っていると、反動が大きいね」
これがアブソルートeXに対する乗り心地の代表的な意見ではないでしょうか?
一般的な車の乗り心地からすれば、全く問題のはないのですが、ミニバンとして、このアブソルートの走りを評価すると、乗り心地は決して良くないという評価なのです。
評価の理由
その理由は、18インチタイヤを履くアブソルートexの場合、高速道路や整備されている路面ならそんなに問題はないのですが、舗装が悪い環境では乗っている人が体感する印象は良くない声が少なくありません。
オデッセイアブソルートexの乗り心地はどうして良くない?
あまり乗り心地が良くないとの評価の集まるexなのですが、その理由は18インチホイールサイズのタイヤが理由です。
一般的にタイヤのインチサイズが大きくなると、それだけタイヤの扁平率が変わりタイヤの厚みが減ってきます。
そうなるとグリップ力が増してくるので、走行性能は良くなるものの、一方で路面からの突き上げを吸収しきれずに、乗り心地は悪くなってしまいます。
これだけはどうしても回避できないことです。
アブソルートexも走りを重視したために、乗り心地をある程度は犠牲にせざるを得なかったのかもしれません。
オデッセイファンの感性に委ねるしかないのかもしれません。
オデッセイアブソルートexの乗り心地を改善させることはできるか?
アブソルートexの乗り心地を改善策させる方法はあるのでしょうか?
それは何らかの方法で足回りを変えるしかなさそうです。
路面からの反動を抑える
実は路面からの反動を抑える物がありました。
それは改造サスペンションという物。
これに付け替えることで、かなりのショックは無くなってくるのです。
サスペンションパーツとしては、全長調整式で減衰力前後40段調整可能な強化ゴムアッパーマウント標準装備のの物や全長調整式タイプで、リヤに減衰力8段ショックを採用しつつもアッパーマウントレスキット(純正アッパーマウント)として、利用できる物もあります。
オデッセイアブソルートexの乗り心地|経年劣化をメンテナンスでカバー
また、サスペンション交換ではなく、ショックアブソーバーを交換するケースも少なくありません。
但し、定期的なメンテナンス、オーバーホールが必要です。
それは、ショックアブソーバーの交換です。
目安は2万km~4万kmと言われているのですが、純正のショックアブソーバーであれば、ホンダのカーディーラーに依頼して整備をお願いすることです。
市販パーツメーカーで車高調整の場合でも、定期的にオーバーホールすることが必要です。
TEINのダウンサスであれば、3万km~4万kmで、2、3年程度の周期でメンテナンスを行なうことが理想とされています。
オデッセイアブソルートexの乗り心地を良くさせるこだわり
オデッセイアブソルートexの乗り心地の口コミでも、多くの人が辛口評価をしていることは、とても驚きだったのですが、それでも足回りを見直して、改善させる方法もネット上で熱く議論されています。
それだけオデッセイの人気が、とても高いことを証明しているのかもしれません。
ミニバンとして長く続いているオデッセイですが、改造によってもさらに魅力が高くなってくる車なのですね。