NBOXに普通車ナンバーについて解説をします。
人気車種として知られるNBOXは軽自動車として販売されているので、軽自動車特有の黄色いナンバープレートが一般的です。
しかし、近年NBOXに取り付けられているナンバーに白いプレートのタイプが増えていることを不思議に思っている人も多いでしょう。
NBOXに普通車ナンバー|普通車登録すれば白ナンバーに出来るのか
NBOXは本来ならば軽自動車ですから黄色いナンバーですが、普通車登録を行えば白ナンバーにすることは可能です。
なぜなら、軽自動車は日本独自の規格により定められていて、全長3400m以下・全幅1480mm以下・全高2000mm以下、貨物積載量350kg以下・排気量660cc以下・定員 4名以下という6つの基準を全て満たせば軽自動車として登録出来ることになっているからです。
軽自動車の基準を満たしていない自動車については、普通車登録として白ナンバーを付けることになっているので、1項目でも基準を超えてしまえばnboxも普通車登録可能になります。
NBOXに普通車ナンバー|白ナンバーは普通車登録にしなくても可能になった
NBOXを普通車登録することで白ナンバーを付けると、税金が高くなってしまうのでメリットがほとんどありませんでした。
しかし、2017年4月1日に道路運送車両法施行規則等一部改正が行われたことで、図柄入りナンバーが新たに導入されました。
図柄入りナンバーには黄色ナンバーが用意されていないために、nboxを図柄入りナンバーにて軽自動車登録を行うと白ナンバーが交付されるようになったわけです。
軽自動車のまま登録しつつ白ナンバーを付けられる手段として、図柄入りナンバーが実際に交付されたのはラグビーワールドカップ記念と東京オリンピック記念ナンバープレートからになります。
NBOXに普通車ナンバー|図柄入りナンバー変更すれば普通車と同じナンバーになる
NBOXに図柄入りナンバープレートをつければ、普通車と同じ白ナンバーとなりますが、ラグビーワールドカップと東京オリンピック記念ナンバープレートは寄付金を収めることにより現在の黄色ナンバーと交換することも可能です。
新車販売時の新規登録車両だけでなく、既存のナンバープレートについても図柄入りナンバーへの交換を行えば交付可能になったことは、今まで黄色ナンバーが嫌だからと税金が高くなることを承知で普通車登録していた人にとっても朗報となります。
更に地域ナンバーとして新たに図柄入りナンバープレート交付を始めている地域が登場しています。
NBOXに普通車ナンバー|普通車と同じ白ナンバー登録をする手順と費用はどのくらいなのか
NBOXに普通車と同じ白ナンバーを登録するためには、運輸局へ1,000円以上の寄付金とナンバー交付手数料7,000円~9,000円程度を支払うことで普通車と同じ図柄入り白ナンバーの交付を受けることが出来ます。
ナンバー交付手数料については、各運輸局により異なるので個別に問い合わせが必要です。
ラグビーワールドカップ2019と東京オリンピック記念特別仕様ナンバープレートは、申請期限が決まっているので早めの申請が必要になります。
東京オリンピック記念ナンバーの場合には、寄付金無しバージョンも存在するので、デザインと費用については地域の運輸局への確認が必要です。
NBOXに普通車ナンバー|普通車同様の図柄入り白ナンバー登録する際の注意点
NBOXを普通車同様の図柄入り白ナンバー登録したいと希望しているならば、東京オリンピック特別仕様については申請期限が2020年9月30日迄と決まっている点に注意が必要です。
2018年からは新たに地域限定図柄入りナンバーが交付開始されていますが、地域限定図柄入りナンバーの場合には白ナンバーですが枠部分に黄色い縁取りが入ります。
前面黄色では無いものの、白ナンバーとの区別が出来るので普通車同様の図柄入り白ナンバーが良い場合には、ラグビーワールドカップ2019と東京オリンピック記念特別仕様ナンバーのどちらかを申請すると良いです。
NBOXに普通車ナンバー|白ナンバー登録すれば普通車のような気分になれる
NBOXを税金が高くなること前提で普通車登録する方法しか従来は無かった白ナンバー登録は、ラグビーワールドカップ2019と東京オリンピック特別仕様ナンバープレート交付により白ナンバー登録を軽自動車登録のまま行えるようになりました。
地域限定図柄入りナンバーも今後広がりを見せることから、nboxだから黄色ナンバーという状況は改善される見込みです。