ホンダのNBOXで白ナンバーについて解説をします。
ホンダnboxは軽自動車として販売されているので、黄色ナンバーを取得した製品が一般的でした。
しかし、2017年以降は一部白ナンバーを付けて走行しているnboxが増えています。
黄色ナンバーだけでなく白ナンバー化出来るようになったのはなぜでしょうか。
ホンダのNBOXに白ナンバーを付けた車が登場している
ホンダnboxは、軽自動車としての規格を満たしているので、税制面で優遇された軽自動車登録を行って黄色ナンバーの交付を受けられます。
全長3400m以下・全幅1480mm以内・全高2000mm以下・排気量660cc以下・定員4名以内・貨物積載量350kg以下という日本独自の軽自動車規格6項目を満たすことで、税制面の優遇を受けられるわけです。
しかし、2017年4月より道路運送車両法施行規則等が改正されたことで、図柄入りナンバーは白ナンバーのみ設定されていることから、nboxに軽自動車登録をしながら白ナンバーを付けることが出来るようになりました。
ホンダのNBOXを白ナンバー化する方法は3つある
nboxはホンダから販売されている軽自動車ですから、何もしなければ黄色ナンバーが交付されます。
しかし、図柄入りナンバーとしてラグビーワールドカップ2019特別仕様ナンバー・東京オリンピック特別仕様ナンバー・地域限定図柄入りナンバーのうちどれか1つに交換申請を行うことで、白ナンバー化が実質的に可能になりました。
特別仕様の図柄入りナンバーは、白ナンバー1種類しか用意されていないことが理由であって、従来どおり黄色ナンバー交付も受けられるためにあくまでも希望制となります。
ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバーのように申請期限があるタイプも存在するので注意しなければなりません。
ホンダのNBOXにラグビーワールドカップ特別仕様白ナンバーを付けよう
ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバーは、日本でラグビーワールドカップが開催されることを記念して期間限定で申込可能な特別仕様ナンバーです。
白ナンバーのみ発行されるので、ホンダのnboxで申請すれば自動的に白ナンバーとなります。
申込期間2017年2月13日(月)~2019年11月29日(金)と交付期間2017年4月3日(月)~2020年1月31日(金)という期間限定配布となっていて、寄付金付きタイプは1,000円以上の寄付を行うことで図柄とロゴの両方が入り、寄付金は大会運営費用と周辺環境の整備に使われるわけです。
国土交通省の専用サイトまたは、カーディーラーや販売店へ依頼すると寄付金と交付手数料7,000円~9,200円程度で交付を受けられます。
ホンダのNBOXへ東京オリンピック特別仕様白ナンバーを付ける
ホンダnboxには、東京オリンピック特別仕様白ナンバーを付けることも出来るようになりました。
国土交通省の専用サイトまたはカーディーラーや販売店へ、寄付金と交付手数料7,000円~9,200円程度を収めることで申請出来ますが、まだ終了期限は発表されていません。
図柄入り版のみ寄付金を納付する必要があり、ロゴ入りのみならば寄付金は不要です。
既存の車であっても同一ナンバーによる交付を受けることは出来るので、安心して申請を受けることが可能です。
2018年現在ではラグビーワールドカップ特別仕様と東京オリンピック仕様のどちらか選んで交付を受けられます。
ホンダのNBOXを地域限定図柄白ナンバーで彩る
2018年10月よりいよいよ交付が始まった地域限定図柄の白ナンバーは、全国41都市からスタートします。
ホンダのnboxでも交付を受けることが出来ますが、ラグビーワールドカップと東京オリンピック特別仕様と1点だけ異なる点を確認しなければなりません。
地域限定図柄の白ナンバーは、ベースが白地ですが縁取り部分が黄色枠となるので、軽自動車だと誰が見ても分かるようになります。
ナンバーへの外枠アクセサリーが取り締まり対象となっているため、違法なアクセサリーを使用して黄色枠を隠そうとすると摘発対象になる点に注意が必要です。
ホンダNBOXに白ナンバーを付けて走ろう
ホンダnboxを乗っていて黄色ナンバーに抵抗があるならば、図柄入り特別仕様ナンバーへ切り替えることにより、白ナンバーを付けて走る方法が登場しました。
ラグビーワールドカップと東京オリンピック特別仕様ナンバーについては期間限定となるので、地域限定図柄入りナンバー対象外地域に住んでいる人や黄色枠に抵抗があるならば、早期の申込が必要です。