ジムニーを安く買う方法をお探しの方必見です。
スズキジムニーは本格軽4クロスカントリーとして登場以来、公的機関からあらゆるダートロードを走破する走行性能を支持されたスズキの傑作車。
全国各地にジムニーの専門店があり、コンプリートカーを作成するほど人気は衰えることを知りません。
今の軽自動車には少ない硬派な車として一度は乗ってみたくなるジムニーを安く買う方法をご紹介します。
ジムニー 安く買う|基本情報
スズキから発売されているジムニーは1970年(昭和45年)にデビューした軽自動車規格の本格的四輪駆動車です。
ジムニーの名前の由来は、
- Jeep
- Mini
- Tiny
を合わせた造語。
現在まで48年間で細かい改良は幾度となく施されてきましたが、フルモデルチェンジはわずか2回。
現在の3代目は1998年からで、20年も現在のスタイルで継続販売されています。
特徴
ジムニーの大きな特徴は、初代から変わらないハシゴ型の強固なフレーム。
昔ながらの3リンクリジッドアスクルというサスペンションに大きなタイヤを組み合わせてオフロードの走破性を高めています。
また、3種類の駆動モードがボタンで切り替えることができるので、日常ではフロントエンジン、リアドライブ(FR)の経済的な走りも楽しめるのです。
価格・グレード
ジムニーには3つのグレードがあります。
- ランドベンチャー 4WD・5MT:1,580,040円
- ランドベンチャー 4WD・4AT:1,691,280円
- XG 4WD・5MT:1,296,000円
- XG 4WD・4AT:1,407,240円
- XC 4WD・5MT:1,514,160円
- XC 4WD・4AT:1,625,400円
ジムニー 安く買う|人気の秘密
現在のジムニーは3代目で、強度と耐久性を重視したラダーフレームやリジッドサスペンションを採用した希有な存在です。
ただ、悪路走破性は世界でもトップクラス。
オフロード競技でのベース車としても高い人気を誇っています。
販売期間は48年。
販売期間の長さも驚きですが、現在でも毎月1,000台程度を受注し続けており、現在のモデルになってから17年を過ぎた車として言えば十分な実績です。
人気の秘密①カスタムが自由自在
ジムニーは、作りがシンプルで電子制御をほとんど使用しないので自由に部品などを変えることができるため、自分でカスタマイズしやすい車です。
このいじりやすさが人気の秘密の一つとなっています。
さらに、ジムニー専門店によって複数のカスタムパーツを装着し、販売・納車されるコンプリートカーの販売が人気を後押ししているのです。
人気の秘密②悪路に強い
乗用車タイプの4WDでは大雪の時は走行することが困難です。
しかし、ジムニーは最低地上高が非常に高く、大径タイヤでローレンジも備わっているため活用シーンの幅が広くなります。
アウトドアの際の走行にも十分にパワーを発揮するのでこの点も人気の一因となっていますよ。
人気の秘密③1台で10年以上
ジムニーユーザーの特徴として、1台のジムニーに10年以上乗っている人が多いという傾向があります。
ボディと別で強固なラダーフレームを用いているのでボディやエンジンを難なく積み替えることが可能なジムニー。
壊れたら買い換えるのではなく、修理しながら乗り続ける車がジムニーなのです。
ジムニー 安く買う|値引き現状
ジムニーは2018年12月頃にフルモデルチェンジが予想されています。
新型のジムニーになると値引きは渋くなってしまうので、ジムニーを安く買うなら現行型を大幅値引きで購入するのも手ですよ。
現行型ジムニーは2018年2月中旬で生産終了
国土交通省は2010年に
- 横滑り防止装置(ESC)
- ブレーキアシストシステム
の装着を車両の安全性能向上のために義務付けることを発表。
継続生産車は2018年2月24日以降に制作された車両に適用されます。
現行型のジムニーには上記の安全装備が採用されていないため生産終了となりました。
そのため3月以降の販売は在庫分で対応されます。
その後新型ジムニーに移行するのか、法規対応された現行モデルが継続販売されるのかは2018年3月現在では未定です。
ジムニー 安く買う方法①購入時期
新車の値引きが大きくなりやすい時期が年間を通じていくつかあります。
これらの時期に上手にジムニーの値引き交渉をするとお得にジムニーを買うことができますよ。
2月3月の年度末決算期
自動車メーカーは3月が決算月のため、2月、3月は1年で一番新車が多く売れる時期です。
メーカー側は傘下の各販売店に販売奨励金や下取り車対策費などを投入し、販売活動に力を入れてきます。
それをディーラーはキャンペーンや値引きの資金にするため、通常の月よりもジムニーの値引きを多く引き出せるのです。
6月7月ボーナス商戦
夏のボーナス商戦時期も新車の販売台数が伸びる時期です。
7月の方が締めになるので6月よりも値引きは拡大傾向にあります。
ディーラーでの週末フェアなども利用して7月中の週末に契約するタイミングを狙って商談していくことで思わぬ値引きを引き出せるかもしれません。
9月中間決算期
年度末決算期ほどではありませんが、中間決算期も通常の月に比べて販売台数が伸びる月です。
8月お盆明けぐらいから商談をスタートさせて9月中に契約するような商談予定を立てるとお得にジムニーを手に入れることができるかもしれません。
12月ボーナス・年末商戦
12月はボーナスや年末商戦に加えて、年間の販売目標の達成などでディーラーの売り込みに力が入る時期になります。
ただ、12月に新車登録をしてしまうと、年式がすぐに1年古くなってしまうことに注意しなくてはいけません。
12月登録と翌年1月登録とでは1ヶ月の差しかありませんが、数年後の買い換えの際には年式が1年古くなってしまうのでその分がマイナス査定となってしまうのです。
もし、12月に購入する際は、「12月登録では今後の売却額に影響してくるので、もう少し値引きしてくれたら12月登録で契約します」と言うと値引きには効果的になりますよ。
納得いくような値引きを引き出せなかった場合は、すぐに初売りセールや年度末決算期があるので購入は控えるようにしましょう。
ジムニー 安く買う方法②予算は最初に伝えない
最初の商談の際にすぐに予算を伝えてはいけません。
予算を聞かれても具体的な金額は伏せておき、「安ければ安いほどありがたいです」と切り返すのです。
もし最初に予算を伝えてしまうとその予算内で商談をまとめられてしまい、それ以上の値引きが引き出せなくなってしまう可能性があります。
反対に、あまりにも低予算を伝えると最初からできないと断られたり、グレードを落とすことを提案されてしまうのです。
予算を伝えるときはあなたがここぞと思ったときに使う切り札。
最初から具体的な予算を伝えない方が後々の値引き交渉がしやすくなりますよ。
ジムニー 安く買う方法③ディーラー同士で競合
複数の経営の異なるスズキディーラーと商談し、ジムニー同士を競合させることで大きな値引きを引き出すことができます。
まずは同地域内の経営の異なるスズキディーラーをリストアップしましょう。
可能ならば越境して隣県のスズキディーラーもリストに加えることをおすすめします。
さらに、新車を扱っている中古車販売店などのサブディーラーも入れて正規ディーラーと競合させることで、競合効果が高くなりますよ。
ジムニー 安く買う方法④ライバル車と競合
最初からジムニーが本命であることは伝えてはいけません。
商談の際はジムニーの他にも迷っている車があるということをしっかりと伝えましょう。
ジムニーが本命だと分かってしまうと値引きを抑えても買ってくれるとディーラーは思い、値引きを渋ってきます。
ただ、ジムニーは今や世界でも珍しい本格的なオフロード走行するための軽自動車。
それゆえ、ライバルが不在と言えます。
商談の際は、
- ジューク
- エクストレイル
- フェレスター
などの中古SUV車も検討しているという状況で進めていくがいいですよ。
ライバル車:ダイハツ キャスト アクティバ
ジムニーのライバル車は不在と言えますが、強いていうならばダイハツのキャストアクティバが近い存在です。
FFのムーブベースなので本格的なオフロード走行には向きませんが、車高も高めてあり少しの悪路なら走行可能。
キャストの見積もりもしっかりもらってきた上で、ジムニーの商談に入ると値引きが引き出せる可能性が高くなります。
ジムニー 安く買う方法⑤下取り価格を事前に調査
下取り車がある場合、その下取り車を少しでも高く売ることができればその分、ジムニーが安く購入できるということになります。
通常、そのままディーラーに査定してもらいますが、その前に買取店の査定を受けておくことがジムニーを安く買う方法のポイントになりますよ。
買取査定は1店舗だけでも大丈夫です。
買取店のおおよその相場が分かるので、それを元にディーラーでの査定額が適正かどうかがわかります。
実際、ディーラー査定のままで下取りしてもらったために10万円単位で損してしまうというケースもあります。
面倒ですが、事前の下調べは重要です。
値引き額と査定額は分けて交渉する
車本体の値引き額と下取り車の金額は分けて商談しましょう。
値引きと下取り込みの総額になってしまうと、現在の値引き額と下取り金額がいくらなのかが分からなくなってしまいます。
値引きと下取りを込みにして契約してしまい、後々契約書を見るとジムニー自体の値引きが低かったということにもなりかねません。
ディーラーのセールステクニックにのせられないように注意しましょう。
ジムニー 安く買う方法⑥契約時期
ディーラーやセールスには毎月ノルマが課せられています。
そのため、月のノルマを達成できるかどうかのタイミングの時に交渉ができれば、値引きの大きなチャンスになりますよ。
月内登録が可能になるギリギリの毎月20日前後から25日ぐらいまでに契約するタイミングで交渉ができればベストです。
また、週末はディーラーでフェアやキャンペーンを開催していることも多く、契約日を土日にすると値引きに応じやすくなってきます。
さらに、土日は値引きの決裁権を持っている所長や店長がいることも多いので、その場で値引きが可能になることも多くなるでしょう。
全ての期限が迫っている日曜日の夕方が一番大きな値引きを引き出す最大のタイミングになるかもしれませんよ。
ジムニー 安く買う方法⑦ダメ押しの最終交渉
交渉が最終局面を迎えても希望額に達していない場合は、思い切って「希望額になったら判子を押します」と言いましょう。
ディーラー側も契約を取りたいのでできる限り頑張ってくるでしょうし、もし検討させてくださいとなっても違うディーラーに再度交渉することができるので、言っておいた方が得ですよ。
さらに、最後の最後まで諦めずに積極的に交渉していきましょう。
- メンテパック
- フロントグリル
などの数万円程度の無料サービスの要求。
- 納車時ガソリン満タン
- 車庫証明費用のカット
- 端数カット
なども申し出てみましょう。
判子を押す前の契約直前が一番購入者側のわがままを聞いてくれるタイミングです。
ここは最後まで気を抜かないようにしておきましょう。
ジムニー 安く買う方法⑧中古車も検討
ジムニーを少しでも安く購入したいときは中古車も検討することをおすすめします。
ジムニーを中古車で購入するメリットして、
- 価格が安い
- 納車が早い
などがあげられます。
最近ではインターネットで検索して在庫確認や車両の状態まで問い合わせることができ便利です。
その後、実際にお店に行って車を自分の目で確認することが重要ですが、遠方ならば陸送で購入することも可能ですよ。
見積もりを新車ディーラーにぶつけてみる
ジムニーの新車値引きが思うようにいかない場合、中古車や新古車を探して見積もりを取り、それを新車ディーラーにぶつけてみる方法もあります。
中古車や新古車でジムニーの購入を考えていたけど、もし安くなるならば新車も検討したいと見積もりと共に出してみると効果がでてくるかもしれません。
ジムニー 安く買う|面倒な分だけお得をゲット
今回ご紹介したジムニーを安く買う方法は少し面倒だなと感じた方も多いと思います。
ただ、誰でも少しでも安くお気に入りの車を手に入れたいですよね。
ディーラーの言うことをそのまま鵜呑みにするのではなく、少しの知識と下準備だけでお得に購入することができるのです。
車の購入は大きな買い物。
そう思うと少々の手間も苦ではなくなりますよね。