ジムニー ja11の税金っていったいいくらなの?
自動車を持つうえで重要になってくるのが維持費ですが、その中でもとりわけ税金のウェイトは大きなものです。
せっかくなら維持費を安く済ませたいですよね。
今回、ジムニー ja11の実際の税金についてまとめました。
ジムニー ja11で関係する税金
ジムニー ja11に関係する税金は次の3つです。
1.自動車取得税
自動車を新車や中古で取得した場合に課せられる地方税です。
500,000円を超える自動車の取得ではすべてのケースでかかる税金で、取得した1回のみ払い込めば良いものです。
2.自動車重量税
自動車重量税とは自動車の新規登録や車検での再登録時にかかる税金です。
税額は自動車の重量によって決まります。
3.自動車税
自動車を所有することに対して課せられる税金です。
毎年1回支払いの義務があり、4月時点での自動車の所有状況によって計算され5月ごろに払い込みが来ます。
税額は自動車の用途や総排気量によって変わります。
ジムニー ja11の税金に関係する制度
自動車の税金に関係する制度として、エコカー減税とグリーン化特例があります。
1.エコカー減税
エコカー減税とは自動車取得税と自動車重量税の2つを一定の期間免除のする制度です。
国土交通省が定めた排出ガスと燃費の基準を満たす自動車に対し、その達成度合いに応じて自動車取得税と自動車重量税を50、75、100%の3段階で減税もしくは免税するものです。
2.グリーン化特例
グリーン化特例とは、排出ガスと燃費性能が一定基準を超えて優れており、環境に与える影響が小さい自動車に対して自動車税を達成度に応じて減額する制度です。
反対に新車登録から一定期間が経過し古くなった、環境に負荷を与えやすい自動車に対しては一定額の増額を行うものです。
ジムニー ja11の実際の税金
ジムニー ja11の実際にかかる税金は、残念ながらエコカー減税やグリーン化特例の対象にはなりません。
よって税金の減額もしくは免除はありません。
毎年1回支払わなければいけない自動車税は、ジムニー ja11が排気量660cc以下の軽自動車なので軽自動車税で計算され、年間10,800円となります。
新規登録時や車検時にかかる自動車重量税は3,300円となります。
自動車重量税は初回は3年目に、それ以降は車検時の2年ごとに必要になってきます。
すなわちこの2つを合わせて、年間14,100円ほどの税金が必要になってきます。
なぜジムニー ja11の税金は安くならないの?
ジムニー ja11は軽自動車なので元々の自動車税も安いのですが、燃費がおよそ14.8km/Lと燃費性能がそれほど良くないためグリーン化特例の燃費基準に達せず減額の対象外となります。
またジムニー ja11は同じく燃費基準を達成できないためエコカー減税の対象にもならず、自動車重量税の減額もありません。
ここで注意が必要なのが、自動車重量税は減額されませんが一定期間を過ぎると反対に高くなるということです。
新規登録時から13年目までは3.300円の自動車重量税が、14~18年目では4,100円に、19年目以降は4,400円に値上がりしてしまいます。
ジムニー ja11の税金以外の維持費
ジムニー ja11を所持する上で税金以外にもいくらかの維持費がかかります。
1.保険
自動車の保険には加入が必須の自賠責保険と、自分で選べれる任意保険があります。
自賠責保険は新規登録時に3年分の39,120円を、車検時には2年分の27,840円をまとめて支払います。
任意保険は会社や補償内容によって大きく異なりますが、最近ではインターネットで申し込めるダイレクト自動車保険を使うと保険料が安く済みます。
2.車検代
2年に一度の車検の費用は印紙代1,800円と車検基本料がかかります。
車検基本料は業者によって異なりますが、平均40,000円ほどです。
ジムニー ja11の税金は安い
ジムニー ja11の税金についてまとめました。
ジムニー ja11は軽自動車なので、エコカー減税やグリーン化特例の対象外でも税金が安く済みます。
他の自賠責保険や任意保険、車検代も安く済むのが軽自動車の魅力のひとつなので、できるだけ維持費を安く自動車を持ちたい場合にはジムニー ja11はおすすめの自動車です。